2/21/2009

魯迅

『小さいときから考えてきたこと』 黒柳徹子

祖父のこと


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魯迅の『狂人日記』と芥川の『蜘蛛の糸』の本質は同じだと思う。

『蜘蛛の糸』

前提として、ひとは地獄の住人。ある男が極楽へ通じる蜘蛛の糸を見つけて、上り始めた。それを見た者どもが我先にと、蜘蛛の糸につかまり、男の足を引っ張った。細い蜘蛛の糸が切れて、みなさん地獄へ後戻り! みなさんで自業自得の世界!

新説:

実はみなさんは極楽の住人。極楽はあまりにも美しくまばゆい世界。裏表のある人間はそのまぶしさが苦しい。地獄の暗闇が足を引っ張る。地獄が似合っている人間、でも、極楽にいたい。極楽にいる人の足を掴む。だが、ハンドパワーが足りないために、勝手に地獄へ落ちていく。人が足を引っ張るわけではない。暗闇が地獄へ落ちていく者どもの足を引っ張るにすぎない。自分のハンドパワーが足りないものだけが地獄に落ちていく。あなた自身の自業自得の世界!

重要な違い!

芥川の説:みなさんで自業自得の世界

新説:あなた自身の自業自得の世界

魯迅の『狂人日記』

みなさんが「人食い」、自分は「人」

アホウドリの『たわごと』

みなさんは「人」、アホウドリは「人食い」

解説:

魯迅も芥川も似ている。精神構造は同様のものだと思われる。

アホウドリの場合も精神構造は似ているが、正負が逆。

この点が大きな違い!

青柳洋介

2007年4月15日 (日) アート & サイエンス | 固定リンク

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