7/28/2010

辻元さんへ

辻元さんへ

傍流じゃなく、メインストリームにチェンジします。

私がやりたいのは、今は、観光開発です、、、

じゃないの?

やりたいことをやると、力が120%出る

やりたくないことは、頑張っても、80%しかでない・・・


好きこそ、モノの上手なれ・・・

福島さんに、この辺りを説明すれば、理解してくれる。

福島さんは、バカじゃない、笑い

筋を通す説明が必要・・・

観光開発、沖縄も関係する・・・



沖縄の観光開発は難しい・・・




ちゅらうみ

開発と保護

矛盾の解決こそ、創造の原点・・・

頑張ってね~~~

あとから、参考文を送る



 リゾートにかわる

 キャンプの所有者が変わって、メイソン夫妻が立ち去り、

「リゾート」

に変化したときは、ショックだった。

見知らぬ人たちに囲まれたが、彼らとは何の関わりも無く、つながりもほとんど無かった。ボロを着て馴染み深く、白髪混じりで、ひげを生やしていて、魚臭い裸足の人たちから、白く輝くTシャツと、折り目のついた短パンを身につけて、清潔できちんとした若い顔ぶれに変わった。その後の数年間は、常連さんの中のひとりだけが、リゾートの一角でキャンプしていたが、その様子は、まったく不釣合いだった。常連さんはひとり、またひとりと、モンキー・マイアに来なくなった。歳を取りすぎて、長旅ができなくなった人もいたし、リゾートの物価が上がりすぎて、資力を越えたと不平を言う人もいた。新顔には熱心な釣り人はいなくて、モンキー・マイアの顔ぶれが変わってしまった。

 数は少なかったが、数か月から数年間リゾートで働く者もいて、ある種のコミュニティーができた。しかし、オーストラリアを含めて、世界中からイルカを見るためにやって来る、絶え間ない人の流れが大半で、彼らは、ただ通り過ぎるだけだった。リゾートの設備を利用して、帰って行くだけで、リピーターにはならなかった。

 イルカを見に来る人が増えるにつれて、細かく管理しなければならなくなった。イルカであれ、人であれ、傷害を起こさないように、レンジャー・チームが雇われて、観光客の質問にも答えた。これは不可欠だった。観光客の大群がイルカに触って、エサを与えようと群がるので混乱した。

 気品がある交流から、こっけいな交流や、あからさまに危険な交流まで、私は、人びととイルカとの交流を観察した。楽しい交流もあれば、考えさせられる交流もあった。人によっては、大いに感情を込めて、イルカと触れあった。私個人の考えや、感情からすれば、イルカとの触れ合いは、近所の犬との触れ合いをしのいでいる。私はニッキーに初めて出会ったときの感情を覚えている。私が浜辺に立っていると、ニッキーが私の目の前で横向きに浮かんで、片目を上目使いにしながら、私を見つめている。私は海に入って、

「ニッキー! おはよう、可愛いわね。何か待っているの」

と言った。

ニッキーは目で私の手を追って、顔を見て、旋回して、手元に来た。私が手を伸ばして、ニッキーのわき腹を撫でると、ニッキーは口を少しだけ開いて、並びの良い歯を見せた。ニッキーは、私が魚をあげると思ったようだった。私が手に持っている魚に気づいて、ニッキーが少しだけ離れたので、私の方から一歩近寄った。ニッキーは浜を歩く人を見ていたが、ニッキーが考えていることは想像できた。

「あの人は魚を持っているのかな。この人はあきらかにハズレ。ただ私をしつこく触りたいだけだわ」

 ニッキーは私の向うずねに尾ビレをぶつけて離れていき、新しく現れた十五歳くらいののっぽの少年に近寄っていった。だが、少年の方はためらいがちだった。少年はニッキーを見て、驚きと恐怖が入り混じった様子で、自分の脇腹に腕を乗せたままで、ニッキーに近寄らなかった。ニッキーは横向きになって少年を見た。私たちが動かずに待っていると、ホーリフィンが約五メーター離れた場所に現れた。ホーリフィンが二度呼吸して、尾を振り上げて潜ると、ニッキーは急にホーリフィンの方を向いた。ニッキーの気を引く音が聞こえたようだが、ニッキーは、そのまま私たちのそばにいた。

 浜辺の平和な光景だった。人がふたりと、イルカが一頭いるだけで、私は静かにそのときを楽しんだ。しかし、私はすぐに落ち着かなくなった。ニッキーの注意を引きたかったし、ニッキーと遊んで、ニッキーに触れて、反応を確かめたかった。もしも、ニッキーが私の気持ちに答えてくれなかったら、私はどぎまぎして屈辱を感じるだろう。少年も同じように感じているのだろうか? 少年は、怪我をすることよりも、ニッキーに嫌われていないかを恐れているようだった。

 サービス精神が旺盛で、可愛らしくて、笑顔を絶やさない、ハッピーな生き物に嫌われることより悪いことがあろうか。私がふたたびニッキーに近寄ると、ニッキーは私を見るために旋回した。私は、フレンドリーな気持ちをニッキーに伝えようと、ふざけた言葉で話しかけたが、ニッキーは動かなかった。私が近寄って立ち止まって、ニッキーに触れると、ニッキーは急に頭を私の方へ上げて、

「イライラ」

していた。私は心が裂けて、海から上がって、気を落ち着かせた。立ったままで、

「魚さえあれば、ニッキーは、もっと気を向けてくれたのかな」

とつぶやいた。

ニッキーは、私のシャツの紫色も気に入らなかったようだ。

 少年が決心して、ニッキーに近寄ると、ニッキーも近寄って、少年の膝を口先でつついて、目を動かして、少年を見つめた。イルカが魚を求めるときに出す、

「エー、エー」

という小さな音を出した。

ほんの少し前に、私に示したイライラの感情とは違っていた。ニッキーは少年がわき腹に触れるのを許して、少年の太ももにもたれかかり、つま先をかじって、離れていった。私はひどく嫉妬した。

 大半の観光客の目的は、餌づけの写真を撮ることだった。魚を手に持ち、おそるおそる海に入り、パートナーがカメラの焦点を合わせている間に、離れたところのイルカに魚をちらつかせる。写真さえ撮れれば、すぐに帰り支度をする。

「そこに行って、あれをする。そして、リストをチェックする」。

最近では、観光バスがたくさんの客をパースから運んでくる。客は長旅の後に、一、二時間浜へ降りて、写真と軽食に時間の大半を使ってから、十時間かけて、パースへ戻る。

 私は、このような観光客には虚しい気持ちがわく。長い時間をかけて、シャーク湾に来たのに、体験することが、あまりにも貧弱に思える。観光客は、ペテンに掛けられたと感じているにように見える。しかし、観光客は、それだけしか期待していないにちがいない。一度見たことだが、男がランドクルーザーを駐車場に止めて、窓を開けて、あたりを見回して、浜まで車を乗り入れて、イルカの写真を窓から撮るだけで走り去った。

 このような観光客は信じがたい特権を与えられていることに気づかないのではと、私は困惑する。イルカは、小さな風変わりな生き物に過ぎず、ここは取るに足らない娯楽と、写真があるだけだとしか、彼らの目には映らないようだ。

 めったにないことだが、悪質な観光客が、私を困惑させることもある。比較的悪気がない人の場合であれば、イルカが海にいるときに、考えもせずに、浜の周りにゴミを投げ捨てる。あるいは、イルカを追いかけて、大声を出しながら、捕まえようとする人もいる。性質の悪い観光客は、みなの気持ちを台無しにする。もっとも性質の悪い連中は、危険だとさえと言える。

 一九八六年のある日のこと(レンジャーがイルカと人の交流を完全な管理下に置く以前)、私がイルカの中に分け入って、ハイドロフォンで記録していると、短髪の筋張った男が、大声を上げながら浜を降りてきた。髪の毛が多くて、明るいピンク色の水着姿の女を伴っていた。大声の男は、大またで海に入り、ホーリーを出し抜けにつかんだ(ホーリーは三歳だった)。ホーリーは身をよじってもがいたが、男は片腕でホーリーを持ち上げた。完全には記憶してはいないが、男は巨体で、ガールフレンドはカメラを持っていた。男が馬鹿でかい声で、ガールフレンドに写真を撮るようにと言った。ガールフレンドは、黄色い声をあげながら、カメラをいじっていた。ホーリーの目は、恐怖で大きく開いていた。ホーリーは男の腕から滑り落ち始めたが、男はホーリーをしっかりとつかんで、写真用の笑顔でポーズを取った。私が男の背中を両手のこぶしでたたいても、男はまったく気づかなかった。写真を現像すると、こぶしを握り締めて怒った様子で、後ろに立っている女が写っていて、写真は台無しになっているはずだ。

 写真を撮り終わると、男はホーリーを投げ下ろして、背ビレをつかんで引っ張り、筋骨たくましい男が見せる、いわゆる、

「賞賛を浴びるポーズ」

を取った。

ホーリーは、ホーリフィンの横に逃げ込んで、強烈なホイッスルを出した。私が男に文句をつけると、男は驚いたようで、

「オレに文句をつけることができると思っているのか。ヤンキーめ、アメリカへ帰りやがれ」

と、男はガールフレンドに不平をもらした。

「まあ、いいけどね」

と、私。






注)


この手の筋肉マンじゃなくて・・・


 一九八六年のある日のこと(レンジャーがイルカと人の交流を完全な管理下に置く以前)、私がイルカの中に分け入って、ハイドロフォンで記録していると、短髪の筋張った男が、大声を上げながら浜を降りてきた。髪の毛が多くて、明るいピンク色の水着姿の女を伴っていた。大声の男は、大またで海に入り、ホーリーを出し抜けにつかんだ(ホーリーは三歳だった)。ホーリーは身をよじってもがいたが、男は片腕でホーリーを持ち上げた。完全には記憶してはいないが、男は巨体で、ガールフレンドはカメラを持っていた。男が馬鹿でかい声で、ガールフレンドに写真を撮るようにと言った。ガールフレンドは、黄色い声をあげながら、カメラをいじっていた。ホーリーの目は、恐怖で大きく開いていた。ホーリーは男の腕から滑り落ち始めたが、男はホーリーをしっかりとつかんで、写真用の笑顔でポーズを取った。私が男の背中を両手のこぶしでたたいても、男はまったく気づかなかった。写真を現像すると、こぶしを握り締めて怒った様子で、後ろに立っている女が写っていて、写真は台無しになっているはずだ。

 写真を撮り終わると、男はホーリーを投げ下ろして、背ビレをつかんで引っ張り、筋骨たくましい男が見せる、いわゆる、

「賞賛を浴びるポーズ」

を取った。


ちゅらうみのレンジャーになれば良い・・・


 イルカを見に来る人が増えるにつれて、細かく管理しなければならなくなった。イルカであれ、人であれ、傷害を起こさないように、レンジャー・チームが雇われて、観光客の質問にも答えた。これは不可欠だった。観光客の大群がイルカに触って、エサを与えようと群がるので混乱した。

0 件のコメント:

コメントを投稿