1990年比 6% 2005年比 14%
日本人は国土が本来供給できる量に比べ、7倍近い自然資源を利用していると指摘。
貿易がなければ、人口は1/7
つまり、1億人を合法的に処分しなければならない。
1億人が飢え死にすることを意味する
日本人の生活様式「地球が2つ必要」 WWFが初の報告書(1/2ページ)
このニュースのトピックス:環境・エコ
世界中の人が日本人と同じ暮らしをしていたら、地球が2つ以上必要になる-。世界自然保護基金(WWF)ジャパンは25日、ある国の人間が生活レベルを維持するのに必要な農地や海、森林などの合計面積を示す「エコロジカルフットプリント」という指標を使い、日本人に生活様式の見直しを求める初の報告書を公表した。
報告書は、日本人は国土が本来供給できる量に比べ、7倍近い自然資源を利用していると指摘。WWFジャパンは「過度に輸入に依存する食生活を見直し、廃棄される食料や二酸化炭素(CO2)の排出量を減らして、環境負荷を下げる努力をすべきだ」としている。
報告書によると、日本人1人当たりのエコロジカルフットプリントは特殊な手法で算出した面積で4.1ヘクタールで、世界平均の1.5倍。一方で日本の国土が供給できる資源などの量は世界平均の3分の1にすぎず、日本人の生活レベルで世界中の人が暮らすと地球が2.3個必要になる計算という。
資源の不足分は水産物や木材、穀物などを輸入して補っており、生産と消費のバランスが悪い状況だ。
指標には資源供給とは別に、人が排出するCO2吸収に必要な森林や海の面積も含まれる。日本人のエコロジカルフットプリントは1961~2006年に2倍に増加したが、特にCO2吸収分の伸びが著しく、最近は全体の6割以上を占めるようになった。
こうした状況を改善するため、WWFジャパンは国内排出量取引制度や環境税の導入でCO2を削減すべきだと提言。廃棄される食料を減らすことでも環境負荷を大きく軽減できると指摘する。
■エコロジカルフットプリント 人間が生きていくのに必要な食料を生み出す耕作地や漁場、生活に伴って排出されるCO2を吸収する森林や海などを合計した面積で示す指標。地球を踏み付けた足跡(フットプリント)の意味で、研究者らは世界の単位面積当たりの資源供給量やCO2吸収量で換算したgha(グローバルヘクタール)という単位を用いている。国民1人当たりの数値は地域ごとに異なる環境負荷を比較するのにも使われる。
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