経常収支 2か月連続で増加
12月8日 11時35分ことし10月の日本の「経常収支」は、海外の子会社からの収益が増えたことなどで、黒字額は2か月連続で増加しました。
財務省が発表したことし10月の国際収支の速報によりますと、輸出から輸入を差し引いた「貿易収支」は9129億円の黒字となりましたが、黒字の幅は、去年10月と比べ2.6%縮小しました。これは、鉄鉱石や石炭など資源価格の上昇で輸入が増えた一方で、アジア向けの自動車輸出などが伸び悩んだことが主な要因です。一方、海外投資による収益や配当のやり取りを示す「所得収支」は、海外の子会社からの収益が増えたことなどから3.9%増えて、8832億円の黒字となりました。この結果、「貿易収支」と「所得収支」などをあわせた「経常収支」は、1兆4362億円の黒字で、去年10月より2.9%増えて、2か月連続で増加しました。財務省は「今後、円高の影響のほか、アジアを中心にした新興国市場や、鉄鉱石など資源価格の動向を注意深く見ていく必要がある」と話しています。
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