温暖化問題
1.ひとり当たりが基本です
人権ベース
2.水没国の国権が重要
ツバル
オランダ(アムステルダム)
イタリア(ベニス)
豪で洪水 被害広がり死者も
1月2日 22時2分オーストラリア北東部で、先週から続いている洪水は、およそ1週間たった現在も水位が下がらず、女性1人が死亡するなど被害が広がっています。
オーストラリア北東部のクイーンズランド州では、先週からの大雨で大規模な洪水が続いており、ところによっては水位が9メートル近くまで達し、道路や空港が水没して、孤立する自治体も出ています。地元当局によりますと、勢いが増した水に流され、行方が分からなくなっていた41歳の女性が2日になって遺体で見つかったほか、男性1人が行方不明になり、捜索が続けられています。警察などによりますと、被害は、ドイツとフランスをあわせたほどの広さに及んでいて、およそ1000人が近くの施設などに避難しています。町全体が浸水している地域では、警察などがボートでパトロールし、住民が無事かどうか確認を進めています。洪水の被害は、小麦や砂糖といった農作物にも広がっているほか、資源大手各社が運営する石炭の鉱山も生産活動の縮小を余儀なくされています。気象当局によりますと、今後も地域によっては激しい雨が予想されていて、さらに影響が広がる可能性が指摘されています。
温暖化防止国際交渉 正念場に
1月2日 18時44分地球温暖化防止の新たな国際ルールを話し合う国際交渉は、先進国だけに温室効果ガスの削減を義務づけた京都議定書の期限が来年に迫るなか、ことし正念場を迎えます。議定書の継続に反対し、主要な排出国が参加する新たな枠組みを目指す日本は、各国の理解をどう求めていくかが課題になります。
先月までメキシコで開かれた温暖化対策を話し合う国連の会議、COP16では、先進国だけに温室効果ガスの削減を義務づけた京都議定書を継続するかどうかが焦点となりましたが、途上国と先進国の対立が解けず、結論は先送りされました。しかし、京都議定書の期限は来年に迫り、ことし南アフリカで開かれるCOP17が、2013年以降の新たな枠組みを決める事実上の期限となり、国際交渉は正念場を迎えます。日本は、議定書の継続には引き続き反対し、中国やインドといった新興国や、議定書に参加していないアメリカなど主要な排出国が参加する新たな枠組みを目指す方針で、途上国から継続を求める声が高まるなか、各国の理解をどう求めていくかが課題となります。温暖化交渉に詳しい龍谷大学の高村ゆかり教授は「今の国際交渉の状況を見ると、多数の国が、京都議定書を延長しながら足りないところを新たな議定書を設けて、中国、アメリカ、インドにも削減行動を取るよう法的に位置づけようとしている。こうした構想と日本が考える立場をどうすりあわせるかが課題になる」と話しています。
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