12/17/2007

技能と技術について

テーマ:技能と技術について

技能は基本的に「職人」の世界。

技能五輪で日本が優秀な成績を残したことこそ、日本の伝統的な質の高い生産を下支えした背景です。

ベテラン職人の技能が若手にうまく伝承できるような工夫が必要だと思います。

技術は「エンジニア」の世界。いかに、クオリティの高いデザインを設計できるかということが鍵です。

そして、クオリティの高い技術と技能が一体になることこそ、日本が生き残る道ですが・・・

日本のデザイン力をいかに高めるかが、技術・頭脳立国日本のサバイバルのカギです。

デザイン力は個人的なセンスの度合いが高いです。

とくに、ブレークスルーをもたらすような「技術」はごく一部の人がデザインしますが・・・ 

自由な発想が必要です。猿真似からは生まれません。想像力を駆使して創造するものです。

個人的には、ソニーの「トランジスタラジオ」、「ウォークマン」はある意味で、デザインの勝利だと考えています。

アメリカで言えば、「パーソナル・コンピュータ」ですが・・・ 

パーソナル・コンピュータのデザインはゼロックス・パロアルトの「アラン・ケイ」の「ダイナブック」ですが・・・

逆に、技能の方は「クオリティの高い職人」をいかにして増やすかがカギです。

「技能」と「技術」の差異を良く考えることが大事です・・・

クオリティの高い「生産技術」は職人とエンジニアの融合から生まれますが・・・

ブレークスルーをもたらすような技術(デザイン)は、個性的な想像力から生まれますが・・・

音楽の世界で言えば、

上の生産技術に該当するのが、歌手や演奏家です(技を磨く技能の世界)。

下のブレークスルー技術に該当するのが、作曲家や作詞家ですが(創造的なデザインの世界)・・・

この辺りを「教育」に反映させるべきですが・・・

青柳洋介

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