忘却とは、人生において、記憶したことを整理する過程で、不純物を除くことではないないだろうか?
いずれにしろ、記憶は、現在と未来のための参考でしかありえない、と個人的には考えている。
過去において、「受け入れたこと」でも、将来的には、「廃棄」したり「修正したり」していくことにより、その人の「人生哲学」が構築されていくのではないだろうか?
「諸行無常」の宇宙の中での、ひとつの「出来事」にしか過ぎないのであろうが・・・
だが、人は(万物も含めて?)、その人の哲学を他者へ伝達していく。
この過程を「ソフトウェアDNA」による「進化」と考えている。
「ソフトウェアDNA進化論」
と個人的には呼ぶことにする。
青柳洋介
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田坂広志 「風の便り」 第196便
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「忘却」という配剤
ロビン・ウィリアムス主演のSF映画、
『ファイナル・カット』は、
ある未来社会の物語を通じて、
我々に、大切なことを教えてくれます。
この未来社会においては、
すべての人間が、生まれたときから、
頭脳にメモリーチップを埋め込まれ、
その人生において、見た光景、聞いた音声が
すべて記録されています。
そして、一人の人間が死んだときには、
メモリーチップの膨大な記憶を取り出し、
その人生の美しい場面だけを編集して、
遺された人々に見せるのです。
しかし、主人公のウィリアムスは、
その記憶の編集をすることが仕事であり、
そのため、それぞれの人間の持つ
隠された世界を知ってしまうという
立場にあります。
そして、それゆえ、
彼は、悩み、苦しみます。
現在の情報技術の進歩を考えるならば、
近未来において、実際に起こり得る物語。
すべてが「記憶」され、
決して「忘却」されることのない世界。
この映画を観るとき、我々は、
改めて、一つの真実に気がつきます。
忘却とは、
天が与えた配剤。
忘却があるから、我々は、
今日を、生きていける。
忘却があるから、我々は、
過去を忘れ、
未来に向って、生きていける。
そのことに、気がつくのです。
2007年12月25日
田坂広志
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田坂広志 「新しい風」 増田社長・新浪社長との対談
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田坂です。
12月10日に発売された雑誌、
『Voice』1月号において、
カルチュア・コンビニエンス・クラブの増田宗昭社長と
ローソンの新浪剛史社長との
対談が掲載されました。
対談のテーマは、
「進化するリーダーシップ
- 経営者は何もしないことに全力を尽くせ」
です。
「夢を抱く人間を支援する」と題した
増田社長との対談では、
「夢は実現する」ではない、
「夢しか実現しない」のですよ。
と語る
増田社長の熱いメッセージが心に残っています。
また、「挑戦しての失敗は罰しない」と題した
新浪社長との対談では、
悩むことが重要なのであって、
「こんなものだ」と割り切ってしまったら、
自分の成長もないのですね。
と語る
新浪社長の真摯な姿が心に残っています。
この対談をお受けいただいた、
増田社長、新浪社長に
改めて、お礼を申し上げます。
また、『Voice』の編集者、
川上達史さんに感謝します。
この対談記事に興味のある方は、
私の公式ブログ「新しい風」をご覧ください。
http://blog.hiroshitasaka.jp/
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青柳洋介
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