5/29/2009

21世紀型

2007年7月31日 (火)

21世紀型経済システム?

『ウェブは資本主義を超える』池田信夫 日経BP

著者のブログを本にしたもの。よって、少々まとまりが悪いが、全般的に面白い。

前書きより。

「中央集権型メディアから分散型メディアへの変化」

「情報が稀少で処理コストが大きかった時代には、一方向で放送・出版し人びとが受動的に情報を消費する20世紀型マスメディアが合理的だった。資本を資本家に集中し、多くの労働者が工場に集まって生産する資本主義経済システムと対応している」

「資本を中心にした社会から、個人を中心にした社会への変化」

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第1章 ウェブで何が起こっているのか

「バズワード」 専門語めかした業界用語

ウェブ 1.0 電話型またはE2E

ウェブ 2.0 コンテンツは分散型、インフラは集中型(Google)

ウェブ 3.0 P2P

情報技術の発達によって「イノベーションの民主化」が起きている

---> 情報を独占してきたメディアや官僚機構(アンシャン・レジーム)の権力を揺るがしている

インターネットが成長するにつれ大部分のユーザは受動的になりマスメディアに近づいている

古典的資本主義は物的資本に基づいているので、資本の価値を最大化することが企業価値の最大化に繋がる。情報産業の場合は人的資本や知識など無形の試算が重要なので、物的資本のみでは企業をコントロールできない。

日本は1周遅れで「株主資本主義」に目覚めたばかり。

広告に対して「狭告」 --- アートハーバーではスポット広告と呼んでいる

社会の成熟化に伴い規格品市場は飽和状態になった。人びとは「自分のための商品」や「自分についての情報」などを求めるようになった。ウェブやメールは「個の時代」にあったメディアだが、ブログや検索エンジンによりその傾向がさらに強まっている。

マイクロソフトはOSインフラとして成熟企業になりつつある。マイクロソフト訴訟で敗れた後は保守的・官僚的になり、セキュリティ・パッチを作ることが主な仕事になった。

「2ちゃんねる」 ・・・ 「ムラ社会」の抑圧から解放されるために、匿名の世界でストレスを発散している。「他人志向」で自我が弱く、自分の意見を持たず、一方的な悪口ばかりで論争や相互批判が成立しない。

「サイバーカスケード」 ・・・ ミクシィなどでも起きている?

第2章 マスメディアの終焉

「メディア・リテラシー」

インターネット時代には「朝令暮改」は恥ではない

地デジのインフラへの過剰投資はサンクコスト(埋没費用)

「既得権益」

「コピーワンス」

アクトビラ=閉域網(ウォールド・ガーデン)

「パラダイス鎖国」 ・・・ 日本市場に安住して囲い込み競争を続けているうちに世界から取り残される現象(日本の政治も同様だと個人的に思う)

「パラダイスぼけ」を治して世界でリーダーシップを取らなければならない

第3章 イノベーションの条件

市場のルールを曲げて既得権を守る官民談合する体質を一掃しなければならない

「退出のメカニズム」

「自由の国」「自由な個人のアソーシエーション」

「サイバースペース」+「リアルな世界」

『感覚秩序』フリードリヒ・フォン・ハイエク著

「ニューラルネット」 ・・・ 脳も社会も特定の中央集権的計画なしに進化した自生的秩序。変化する環境に柔軟に適応できる自由度が最大の特徴。

「制度設計」はテシス(実定法的秩序)でなくノモス(自生的秩序)

第4章 著作権という既得権

「P2Pはよみがえるか」

「コピーを前提としたビジネスモデル」

「利益を得るのは流通業者」

「包括ライセンス」

「win-winの結果が出るようなビジネスモデル」

第5章 IT産業・復活の道

「大型プロジェクト」 ・・・ 政府が技術開発に介入すると失敗する

「組織は戦略に従う」

情報通信産業においては、人的組織よりも技術の組織(アーキテクチャー)が重要

「インテグラル型」「モジュラー型」

アーキテクチャーは戦略に従い、戦略は市場に従う

多種多様なモジュラー技術が爆発的に登場し、そのごく一部だけが生き残る「ダーウイン的競争」が始まる

第6章 通信と放送の未来

「NGN(次世代ネットワーク)」はインターネットではなく閉鎖網

非効率のインフラに閉じこもって新規参入を拒否することは、業界の活力を低下させ、結局は衰退を招く

行政の役割は既得権を強化する規制を行なわないこと

第7章 「官治国家」の病理

日本が資産大国として成熟するには、透明な市場と明確なルール、それを監視する市場の番人が必要

過剰なセキュリティ要求が「ITゼネコン」を太らせる

「何よりも大事なことは、国民が賢くなること」

「日本のコア」は「実定法主義」に基づく「官僚機構」による支配

日本人の持っている創造性を「ITゼネコン構造」に埋没させずに自由に発揮させること

「ITゼネコンの解体と再生」

Googleは「ダーウイン的競争」に生き残った会社

「日の丸検索エンジン」 ・・・ だれもが有望だと思うようなビジネスは革新的でない

「ターゲティング派」「フレームワーク派」

「集権的な統治機構」は立法や司法によるチェックが効かない

明治憲法以来120年の歴史の中で日本社会に根を張った「官治主義」を是正する

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(感想)

自由主義

反既得権

開放系

市場主義

個人

青柳洋介

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2007年7月29日 (日)

発見? - 日本人のタイプ

どうも日本人には大きく分けて2種類が存在するみたい

閉鎖系 - 形式重視 - 自由 - 年功序列 - 野球系  - アメリカン  - オールドタイプ

開放系 - 内容重視 - 規則 - 実力重視 -サッカー系 - グローバル - ニュータイプ

青柳洋介

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2007年7月28日 (土)

仕事と生業

広辞苑より

【仕事】

①する事。しなくてはならない事。特に、職業・業務を指す。

②事をかまえてすること。また、悪事。

③[理]力が働いて物体が移動した時に、物体を移動した向きの力と移動した距離との積を、力が物体になした仕事という。単位はジュール(J)

【生業】

①五穀が生るように務めるわざ。豊作。生産の業。また、その作物。

②世わたりの仕事。すぎわい。よすぎ。なり。家業。

青柳洋介

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