経済システム
デリバティブ、計量経済、、、そんな説明は不要。
金が金を生む、「金ころがしシステム」が「限界」を向かえた・・・ それだけのことだよ!
「投資」は金あるいは金融商品にするものではない。マネーゲームがお得意な人が作った「金融商品」は焦げつきます・・・ なぜなら、バーリューに投資していないから・・・ 補償されていない「運用益」に投資しているだけのこと。つまり、金に投資しているということ・・・
「投資」はバーリューあるいはバーチューにする。それだけのこと・・・
世界一の大富豪、個人投資家、ウォーレン・バフェットの投資を見れば、「自明」ですが・・・
ウォーレン・バフェットは大金持ちだから・・・ と反論する人は「無能」だということ。
金の量の問題ではない、金の質の問題ですが・・・
だから、投資理念です・・・ 意味が理解できるでしょうか?
投資先にバーリューがあれば、金が回る、そして株価や配当が上がる・・・
金を動かすのは投資先ですが・・・ どこに投資したかで、金の量が同じでも、金の質が変わる。同じUS$100でも、金の住処によって質が変わるということですが・・・
だから、投資家の能力とは、投資先のバーリューを見抜けるかということ・・・ 金が回って利潤を生む投資先かどうかということ・・・ 生きた金、死んだ金、、、
もしも、「金融商品」に投資するなら、補償されていない「運用益」に投資しないこと。その金融商品が投資している「バーリュー」を確認すること。それだけのこと・・・
青柳洋介
追伸:「国債」に投資するなら、その「国」の「バーリュー」を見て、投資するということですが・・・
追伸:「企業」に投資するのなら、その「企業」の「バーリュー」に投資するということです・・・
追伸:「金融商品」に投資するのなら、その「商品」の「バーリュー」に投資するということです。
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(出典)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20080313/149984/
Michael Mandel (BusinessWeek誌、主席エコノミスト)
米国時間2008年3月12日更新 「The Fed's Historic Innovation」
もはや計量経済学モデルに用はない。我々は今、未知の領域に踏み込みつつあるのだから――。
四半世紀の間、米連邦準備理事会(FRB)は、基本的にフェデラルファンド(FF)金利を変更することで金融政策を実行してきた。経済が過熱気味の時は金利を上げ、停滞すると金利を引き下げる。仕組みは単純で、政策の軸が分かりやすい。
しかし、このほどFRBが発表した、資金繰り難の金融機関への最大2000億ドル(約20兆円)の支援は、旧来のものと大きく異なる。変わりゆく金融市場に適応する革新的な金融政策を導入するという、新たな領域にFRBが入ったことを示すものだ。過去25年にわたってウォールストリートの金融マンは、ありきたりの株式や債券では飽き足らず、信じ難いほど多くのデリバティブ(金融派生商品)や新しいタイプの金融商品を作り出してきた。
こうした金融商品は経済の成長にきわめて有益だったが、エコノミストや政策立案者らは、抑えの利かないデリバティブが深刻な金融危機を引き起こすのではないかと繰り返し懸念を表明していた。
金融新時代に対応する新しい政策
そして今、長らく恐れてきた危機が我々を襲い、ベン・S・バーナンキ議長率いるFRBは、新しい金融政策を次々と発表して応酬している。まず、入札を通じて欧州を含む中央銀行が金融機関に対して資金供給を行うTAF(期日物資金入札)を昨年12月に導入。これによりFRBは、利下げをしなくても銀行に資金供給ができる。この効果はあったが、十分ではなかった。
3月11日に発表されたTSLF(期日物証券貸出制度)は、金融市場の混乱を収めるにはさらに強力で的確な資金供給策だ。TSLFは、現在問題になっている住宅ローン担保証券(MBS)に的を絞った新政策である。住宅ローン担保証券は複雑で、実際の価値がどの程度か誰にも分からないため、銀行のバランスシートを悪化させ、金融の正常な流れを妨げている。TSLFを利用すれば、細かいことに立ち入らずにうまくこの問題を回避できる。主要銀行は、保有している住宅ローン担保証券を担保にしてFRBから米国債を一定期間借り入れることができるようになる。
目的は、正常な水準にまで貸し付けと借り入れを増やすことにある。
対策の効果を予測するのは難しい
TSLFにはどれほどの効果があるのだろうか。少なくとも3月11日の金融市場は反応を示したものの、長期的な効果について確かなところは分からない。
注目すべきは、FRBがもはや過去にとらわれず、現在の金融市場に対応するための政策を考え出しているということだ。バーナンキ議長らが金融危機対策を2つ考案できるなら、もっと出してきてもおかしくない。事によると、FRBの地下には若手エコノミストらが集まる秘密の作戦司令室があって、見慣れぬ略語をつけた金融政策を次々に生み出しているのかもしれない。
心配な面もある。経済や金融市場の動きが予測できず、この先も見通しが立たないことだ。FF金利の変更が経済に与える影響であれば、おおよその予測はつく。過去の経験から得た計量経済学モデルによれば、金利引き下げの効果が経済全体に浸透するまでには1年から1年半かかる。
しかし、TSLFには実績がないため、この効果が一時的なものか、それとも長期間にわたって続くのか見当がつかない。貸し付けに功を奏するのか、それとも主に株式市場で効果が表れるのか。実績がないため、経済アナリストも手がかりがつかめない。
1つだけ確かなことがある。21世紀の経済には、21世紀の金融政策が必要なのだ。FRBはこの必要性に対応していくものと思われる。
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青柳洋介
2008年3月14日 (金) アート & サイエンス | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (1)
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