4月30日 7時24分 ベルギーで、公共の場で素顔を隠すことを禁止する法案が議会下院で可決され、イスラム教徒の女性がベールで顔や全身を覆う「ブルカ」の着用がヨーロッパで初めて、事実上、禁止される見通しになりました。
ベルギー議会下院は29日、歩道や学校など公共の場で素顔を隠し身元の確認が難しい衣服を着用した場合に、罰金や禁固刑を科す法案を賛成多数で可決しました。法案は与野党が支持しており、議会上院も了承する見通しで、早ければ6月にも成立することになります。法案が成立すれば、イスラム教徒の女性がベールなどで顔をはじめ全身を覆う「ブルカ」の着用が事実上、禁止されることになります。法案をめぐっては、治安上の理由から支持する声がある一方で、イスラム教徒の団体からは個人の自由を侵害し、イスラム文化を不当に扱うものだという批判の声も上がっています。公共の場でのブルカの着用禁止はフランスなども検討しており、ベルギーがヨーロッパで初めて禁止する見通しとなったことから、今後、ほかの国の議論にも影響を与えるものとみられます。
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