3/07/2009

フランス人と教育

下北の市場で出会ったソルボンヌ大学の学生は、ソルボンヌ大学が世界で一番だと言っていた。

彼は、法律を専攻しているが、フランスの司法試験はとてつもなく難しいと言っていた。


NHKのフランス語講座に登場するスタッフは、表現は大げさだが、その内容は、男女を問わず、理知的、分析的である。


そして、製本職人や、フレスコ画職人の話は、男女を問わず哲学的だ。

ようするに、フランス人は、男女を問わず、理性、感性の両方の教育を適切に受けていると、考えられる。


バカロレアなどの教育システムがこのようなフランス人を作っているのだろうか?

感覚的な日本人と比べると、フランス人はとても理知的である・・・


グローバリズムを考えた場合、日本人は、もっと、理性や論理に関する教育をすべきだと思う。

欧米人とコミュニケーションを取るには、何らかの形で、論理を構築する能力が求められる・・・


韓国の大学入試や、日本の共通一次試験と比べると、どう見ても、フランスの制度のほうが、教育システムとして、成熟している、レベルが高いと思うが・・・


フランスに留学した日本人の三人に一人は、何らかの形で、精神的な障害を受けるようである。


フランスでは、個人として、発言しないと、周りからは無視されるらしい。無視というよりも、自身の考えを主張しないと、何も始まらない・・・ そして、そのような文化の中で、自身を主張できない人は、孤立化するようである。その結果、精神的な障害が発生するようである。



中川さんが、ローマで失態を演じた。日本の中では、周りがなぜ、気を使ってくれなかったのか? という意見もあった。国際会議で、日本を代表するトップに、気を使うことなどできない。逆に、下位のものが変なことを言うと自身の責任問題などに発展する。

よって、まっとうな考え方は、このような場合には、トップ自身が、自身の具合が悪いようであれば、医者に相談するなどして、医者からのコメントを記者会見の欠席理由とすることは可能だと思う。

だから、自己管理できない人は、国際会議の代表者としては、不適格である。

そういう意味で、麻生首相の任命ミスも責任を問われる対象となる(人事責任、任命責任)。

中川さんは、自身の失態を認めて、財務大臣を降板した。その際にも、首相の判断を仰ぐのではなくて、まず、自身で進退を決めてから、首相(人事権者、任命者)と相談して、進退を正式に表明すべきである。

そうすれば、今回のようなごたごたは発生しなかったはずだ。日本の国会議員が国際舞台での経験が少ないことは大問題である。

さらには、JRAも、競走馬の管理で、フランス辺りで問題になった。

とにかく、日本のムラの中の制度は、国際社会では一般的には通用しないと考えていたほうが良い。

先進国の中では、日本は特殊な存在だと考えるべき。

この辺りを改善しないと、グローバル化の中で、日本はどんどん孤立化していくだろう・・・


「飲酒」が問題ではない。自己管理できる人であれば、自身にとって適量な食事中の飲酒は、このような場合でも問題はない。問題は飲酒したかどうかではなくて、自己管理ができるかどうかである。

ご勘違いなきように・・・ 成人であれば、飲酒は許可されているはずです・・・


参考)バカロレア

フランスの高校卒業資格と大学入学資格を兼ねる全国共通国家試験。

日本の国会議員が受けたとしたら、かなり落ちそう?

ものすごく厳しい試験。最難関科目は「哲学」。試験時間は4時間あるいは3時間?


例:

「哲学者は時代を象徴する人物であるか?」

「理性は幻覚に対する保障となりえるか?」


のふたつの論文のテーマとSaint-Augustinのテキストが出題された。


これは比較的簡単なテーマである。試験で出題されるのは「自由と人権の関係」、

「宗教」、「死」(フランス人の好きなテーマ)、理数系では「確率論」などが多いだろうか。


これらのテーマを定義し、様々な時代の哲学者の思想を引用し(試験前に念仏のように唱えている)

比較しきった後、自らの見解を述べる。ここで重要なのは哲学教師の好みの把握でもある。

カント、フッサール派の教師に無神論などをぶちかまそうものなら、余程説得力のある

論文でない限り、6点以上獲得する事はないだろう。


バカロレア試験はこの哲学で幕を開ける。

その模様はテレビのニュースで放映され、ある意味国民的イベントであるのだ。


情報公開:

「サルコジ大統領は同試験で20点満点中9点で追試を受けた」


日本の国会議員が受けたら面白いと思う! もちろん日本語でかまいませんが。。。

注意:高校の卒業試験も兼ねています!


高校生:

バカロレアも受けるし、ファションや髪型もなかなかおしゃれな高校生もいました。(NHKでその様子が放送されました)


その他:

オランダ・ハーグの国際刑事裁判所の裁判官にトップで選ばれたのは「日本人女性」、僅差の2位で選ばれたのがフランス人・・・

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