中国からの情報・・・
---
G20サミット、3つの約束と6つのトピック
G20金融サミットの公式ウェブサイトは、サミットが掲げる約束として、(1)金融市場を安定化させ、家族と企業が不況を切り抜けるのを助けるために必要となる、あらゆる措置を取る、(2)世界の金融・経済システムを改革・強化し、自信と信頼を回復する、(3)持続可能な発展の軌道に世界経済を乗せる、という3つを挙げた。新華社が伝えた。
今回のサミットの重点議題は以下の6つとなる。
(1)世界経済の再生:今回のサミットの大きな目的の一つは、世界的な協力を通じた世界経済の刺激に対する各方面の首脳の同意を促すことにある。各国政府は、自国の経済刺激計画における歩調合わせを強める必要がある。
(2)国際通貨基金(IMF)の増資:今回のサミットでは、IMFの資金規模拡大で共通認識が達成される見込みだ。IMFの資金規模は5千億ドルに拡大される。サミットではさらに、国際金融に対するさらなるコントロール権をIMFに与えるかどうかも議論される。
(3)融資の回復:金融危機によって銀行システムは大きな打撃を受けた。不良資産を抱えた多くの銀行は、通常の融資を回復することができず、世界経済の成長を大きく阻害している。今回のサミットでは、いかに協調一致してこの問題を解決するかが話し合われる。
(4)金融監督の強化:今回の金融危機を引き起こした最も本質的な問題は銀行などの金融機関に対する監督が不足していたことだと、多くの人が考えている。今回のサミットでは、これらの機関に対する国際的な監督をいかに強化し、似たような危機が今後も出現することをいかに防ぐかが話し合われる。銀行の自己資本比率の引き上げが要求されたり、リスクをもたらす可能性のある金融機関が監視の対象となったりといった措置が考えられる。いわゆる「オフショア金融センター」や「タックスヘイブン」なども規定に従った運営が必要となる。
(5)保護主義への反対:金融危機の深刻化に従い、不況に陥った国が保護貿易主義を取り、世界貿易に悪影響をおよぼすのではないかという心配が広がっている。今回のサミットでは、貿易の開放性を維持するという約束が重ねて確認され、ドーハラウンドの協議プロセス加速が呼びかけられる見込みだ。
(6)発展途上国の支援:金融危機の打撃が最も深刻なのは、発展途上国と貧困国だ。世界銀行の予測によると、世界の貧困人口は今年、金融危機によって5300万人増えることになる。今回のサミットでは、発展途上国に資金援助を提供するという約束を守ることが参加首脳らに促されることになっている。(編集MA)
「人民網日本語版」2009年4月2日
0 件のコメント:
コメントを投稿