4/02/2009

G20 - 米中会談

中国からの情報

---
 胡錦濤国家主席は1日、オバマ米大統領とロンドンで会談した。両首脳は中米関係や関心を共有する重要な問題について幅広く意見交換し、21世紀における前向きで協力的、包括的な中米関係の構築に共に努力する考えで一致した。

 胡主席は「国際情勢は現在、複雑かつ深い変化の中にある。世界金融危機は拡大・深化を続け、各種のグローバルな試練は明白に増加している。中米は世界金融危機への対策や世界の経済成長の回復推進においても、世界や地域の重要問題の処理や世界の平和・安全の維持においても、より一層広範な利益を共有している。現在中米関係は新たな起点に立ち、重要な発展のチャンスを迎えている。両国は手を携えて努力し、21世紀における前向きで協力的、包括的な中米関係を共に構築すべきだし、またそうすることができる」と表明。新時代の中米関係が備えるべき特徴として、次の3点を挙げた。

 (1)前向きな関係であること。両国は社会制度、歴史的背景、文化的伝統、発展段階を異にするが、前向きな視点で相手に接し、前向きな行動で各分野の対話や協力を推進すべきである。

 (2)協力的な関係であること。双方は21世紀の人類社会が直面する各種の複雑で手強い試練や問題に協力して対応し、互恵協力と共同発展を実現すべきである。

 (3)包括的な関係であること。双方は経済、テロ対策、不拡散、エンフォースメント、エネルギー、気候変動、科学技術、教育、文化、衛生面の交流や協力を深め、両軍間の交流を推進するだけでなく、国際・地域問題およびグローバルな問題における意思疎通や協調を強化し、両国関係の戦略的な中味を不断に拡充していくべきである。

 胡主席は「良好な中米関係は両国・両国人民の根本利益に合致するのみならず、アジア太平洋地域、さらには世界の平和・安定・繁栄の促進にもプラスだ。中国は米側と共に、戦略的・長期的視点を堅持し、対話・交流を強化し、相互信頼・協力を増進し、相手国の核心的利益を互いに尊重し、これに配慮し合い、隔たりや敏感な問題を適切に処理していくことを望んでいる。中米双方による戦略対話と経済対話の枠組みの創設の決定は、新時代の中米関係の発展を推進する重大な措置だ。双方の国家元首の特別代表による共同努力の下、戦略・経済対話は必ずや積極的な成果を上げるものと信じている」と述べた。

 オバマ大統領は「米中関係は世界で最も重要な二国間関係だ。中国は大国として、注目すべき前進を遂げている。米中両国は非常に緊密な経済関係を持つだけでなく、重要な国際・地域問題においても多くの利益を共有する。戦略対話と経済対話の枠組みの創設を嬉しく思う。接触・対話の強化を通じて、双方が関心を寄せる重要な問題に進展があることを希望する。米国は両国関係が既存の強固な基礎の上に引き続き前進していくことの将来性に楽観的だ。両国関係をさらに前向きで、協力的で、包括的なものにすることに賛成する。双方は相手国の核心的利益を互いに尊重し、隔たりを適切に処理し、両国関係をたゆまず前進させていくべきだ」と述べた。

 両首脳は、戦略対話と経済対話の枠組みの創設で一致。幅広い分野での互恵協力をさらに深め、エネルギー・環境・気候変動分野の政策対話と実務協力を強化し、不拡散など安全保障問題での協議を再開・拡大することでも一致した。

 世界金融危機対策について、胡主席は「世界金融危機は依然拡大・深化を続け、各国の経済成長と人々の生活に深刻な影響をもたらしている。世界金融危機への共同対応は、すでに国際社会にとって最重要課題となっている。中国は米国の景気刺激策を歓迎する。これらの措置が迅速に功を奏し、金融市場の安定と経済成長が回復することを心から希望する」と述べた。(編集NA)

 「人民網日本語版」2009年4月2日

0 件のコメント:

コメントを投稿