農林水産業に携わる人が高齢化
食料の自給率は40%
世界的に食糧不足が顕在化してきた
インドとパキスタンはコメの輸出を停止した
そのためには、若い世代にとって、魅力的な農林水産業のモデルを開発すべき
例としては? 中国の富裕村がある
第二は? 知識集約型産業を拡大して、雇用を創出する
第三は? リストラによって、官民の人員を再配置して、雇用を適正化・公正化する
こんなところかな?
【中国の検索ワード】「天下一の富裕村」華西村が台湾進出に意欲
敏腕「党書記」の50年近くにわたる指導によって中国一の富裕村となった江蘇省の華西村が、このほど解禁された台湾への投資プロジェクトとして台中市内に高さ100メートルの商業施設ビルを建築する構想を持っている事が伝えられ、感心が集まった。5日更新の中国大手検索サイト百度(Baidu)の「検索ワード人気上昇ランキング」に「江蘇華西村」が登場した。
江蘇省江陰市にある華西村は1955年に村として誕生した。村ができた当初は面積0.96平方キロメートル、人口わずか667人の貧困村だった。設立当初から2003年までの48年間にわたり華西村共産党委員会書記を務めた呉仁宝氏は、農業に加えて工業を村の産業に加える事で活路を見出すべく、60年代末に小さな金属加工工場を作った。時は折りしも文化大革命の進行中、階級闘争華やかななりし時であったが、村の超機密事項としてアンダーグラウンド化させてまで工場経営を続け、村に大きな利益をもたらした。
改革開放後はもともと商才のあった呉氏の才華が思う存分発揮され、工業・農業・商業・観光業・建築業と産業の多角化を行い大きな利益をあげ村全体が潤った。現在では人口3万5000人、村の年間経営収入500億元(約6000億円)、税収8億元(約110億円)、一人当たりの平均貯蓄額が100万元(約1400万円)という超富裕村になった。
村民は皆別荘のような一戸建ての住宅をもち、自家用車を所有、村には村民の豪華な住宅が整然と並んでいるほか、北京の天安門などを模した建築の他、1996年に1億2000万元を投資して作った高さ98メートルの複合商業施設「華西金塔」がそびえたつという「天下一の村」を標榜するだけの豪華な景観が広がっている。また、2011年には高さ342メートル、74階建ての「社会主義新農村ビル」を建設する予定があるというとんでもない「農村」だ。
そんな華西村の村民達が今年6月と8月に台湾を訪問、6月に台湾当局が許可したばかりの「大陸から台湾への投資」を行うべく調査を行い、9月3日に呉氏が2億元(約28億円)あまりを投資して台湾に高さ100メートルほどの「金塔」を作る構想を台中市長に伝えたという。これに対し、台中市側も歓迎の意を示したとの事である。
激しい階級闘争や文化大革命の最中でも、高すぎるリスクを冒しながら豊かになるための現実的な道を目指し続けた呉氏や村民の努力には頭の下がる思いである。だがその一方で、この村の成功例は「失われた10年」が中国全土にもたらした痛手があまりにも大きすぎたということを証明している気がしてならない。(編集担当:柳川俊之)




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