1/21/2011

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ローマ法王庁が伊首相に苦言

1月21日 8時46分 動画あり twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)
イタリアのベルルスコーニ首相が未成年の少女に対する買春の疑いで捜査を受けていることについて、ローマ法王庁は「公職に就く者には高い道徳心を求めたい」と苦言を呈する異例のコメントを出し、首相は、より厳しい立場に立たされています。
イタリアのベルルスコーニ首相は、17歳の少女に金銭を支払って性的な関係を持ち、その後、この少女が窃盗事件で警察に逮捕された際には、職権を乱用して釈放を働きかけた疑いが持たれていて、検察当局が捜査を進めています。これについて、ローマ法王庁で法王に次ぐ地位にあるベルトーネ国務長官は、20日、事態の推移を懸念をもって注意深く見守っているとしたうえで、「公職に就く者にはより高い道徳心や順法精神を求めたい」と、ベルルスコーニ首相に苦言を呈しました。ローマ法王庁が、イタリアの政治家の個別のスキャンダルにコメントするのは異例のことです。今回の問題で、ベルルスコーニ首相は疑惑を強く否定し、捜査には政治的な動機があると主張して、対決の姿勢を崩していません。しかし、カトリック教徒が多いイタリアでは、ローマ法王庁の影響力は政治的にも大きいだけに、ベルルスコーニ首相はより厳しい立場に立たされています。

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