とどめは、ハートアタック -> たたりの棘が心臓に刺さった・・・
ホーリフィン -> エイの棘が心臓付近に刺さった
イルカの本より・・・
ホーリフィン メス モンキー・マイアの女家長
ニッキー メス ホーリフィンの娘
ラブル オス ニッキーの息子
ジョイ メス ホーリフィンの娘
ホーリー メス ホーリフィンの娘
ホーリフィン
豆つぶ大の穴が背ビレの真ん中にあるので(銃弾であけられた)、ホーリフィンと名づけた。ホーリフィンはモンキー・マイアの女家長で、一九八二年当時、乳離れしていない二歳のジョイとニッキーという七歳の娘を連れていたが、ホーリフィンはすでに年かさだった。歯はすり切れていて、息は魚臭くて、顔は少し間抜けな感じで老けていた。一九七五年にニッキーを産んだが、イルカは十二歳から十五歳くらいで初産するので、ホーリフィンは十七歳から二十歳だったはずだった。ニッキーが初産でなければ、もっと年上だったのかもしれない。
ホーリフィンの特徴はエサ(魚)を求めるときのしつこさだった。人が浅瀬へ入って来れば必ず近寄ってきて、すり切れた歯をむき出しにして、口を開いてエサをせがんだ。エサをもらえないときは船着場から来る舟を追った。たとえ舟が走っていても、仰むけになって、顔を上げて口を開いた。ホーリフィンのしつこさは、哀れにも見えたし、頑固で狡猾にも見えた。ホーリフィンが他のイルカと連れ立って、浅瀬以外で獲物を捕まえているのを見たとき、ホーリフィンでも漁をするのかと驚いた。ホーリフィンはモンキー・マイアの筋金入りのイルカだった。地球上でいちばん写真に撮られて、人に触られ知られている野生のイルカだろう。ホーリフィンが野生だということを忘れてしまうことさえある。
モンキー・マイアのイルカと最後に過ごしてから二、三年が経ち、私の生活は劇的に変わった。結婚してバーモントの田舎へ引っ越して、子どもをひとり産んで、その後も仕事を続けた。今、二番目の子どもが生まれようとしている。モンキー・マイアの状況も変化して、一九九七年の夏にはホーリフィンも死んだ。ホーリフィンは立派な老婦人だったが、年も感じさせた。獣医が解剖して、エイのトゲがホーリフィンの心臓付近に刺さっているのを発見した。それが感染症と出血を引き起こして、最終的な死因となった。だが、ホーリフィンは死を覚悟していたと思う。彼女の長く豊かな人生は、地球上のすべてのイルカのなかで最高の伝記のひとつだろう。
ニッキーと、パックと、サプライズは今の世代の家長だ。パックの娘ピッコロと、サプライズの娘ショックと、ニッキーの娘ホーリキンはモンキー・マイアの伝統を次世代へとつなぐだろう。やがて、この母たちは次の子を生んだ。しかし、かつての経験から幼子に期待は寄せられない。少なくとも最初の二年を生き延びなければならない。私は幼子たちに生き延びてもらいたいと願う。
Aoyagi YoSuKe
Book Creator
ホーリフィンにそっくりな人間の女の人もいるようだが・・・
結構多いよね?
例のオニババ・・・ アリババじゃなくて、笑い

モロオカ・カリーム? アラビア語は音楽です・・・ 私の心の恋人は、アリババよ・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿