アリアドネーは、クレータ島の豊穣の女神である。
迷宮とアリアドネーの糸
アリアドネーはテーセウスに恋をし、彼女をアテーナイへと共に連れ帰り妻とすることを条件に援助を申し出た。テーセウスはこれに同意した。アリアドネーは工人ダイダロスの助言を受けて、迷宮(ラビュリントス)に入った後、無事に脱出するための方法として糸玉を彼にわたし、迷宮の入り口扉に糸を結び、糸玉を繰りつつ迷宮へと入って行くことを教えた。
テーセウスは迷宮の一番端にミーノータウロスを見つけ、これを殺した。糸玉からの糸を伝って彼は無事、迷宮から脱出することができた。アリアドネーは彼とともにクレーテーを脱出した[4]
魔宮や迷宮は面白いよね? ラビリンス・魔宮の伝説 - ハリソン・フォード
クノッソスの迷宮
昨夜、飲み屋で、いろんないとがある・・・
糸、意図・・・
僕はレインボーカラーのシルクの糸を持っている(七変化の術)。
七色(赤、橙、黄、緑、青、藍、紫)
細くて丈夫な糸、だが、いと電話が繋がるのは意外に難しい・・・
いと電話の意図は?
赤い糸だけじゃ、つまんない・・・
いろんないとが合った方が楽しい・・・
虹色の糸電話の意図とは? ニーナ・シモンの歌・・・
Beautiful Land
Lyrics Anthony Newly, Leslie Bricusse
Red is the color of a pretty pair of box,
Orange is any orange on a tree.
Yellow’s the color of a bag of lemon drops,
Green is a piece of seaweed in the sea.
And blue is the color of the sky in summertime
Indigo is a Siamese cat’s eye.
Violet is the color of a pretty little flower,
These are the colors of the rainbow skies.
2006/09/07
美しき地
詩 アントニー・ニューリー レスリー・ブリッカス
訳 あ洋介!
赤は可愛い箱の色
オレンジはオレンジの実の色
イエローはレモンドロップスの袋の色
緑は海藻の色
青は夏の空
インディゴはシャムネコの目
紫は可愛い小さな花
虹のかかる空の色
---Wikipedia
虹(にじ、霓)とは赤から紫までの光のスペクトルが並んだ円弧状の光である。気象現象の中でも大気光学現象に含まれる。
太陽の光が空気中の水滴によって屈折、反射されるときに、水滴がプリズムの役割をするため、光が分解されて複数色(日本では七色とされる)の帯に見える。雨上がり、水しぶきをあげる滝、太陽を背にしてホースで水まきをした時などに良く見ることができる。
名称
英語のレインボー(rainbow)は、外来語として日本語にも取り入れられているが、「雨の弓」を意味する。また、フランス語ではアルカンシエル(arc-en-ciel)といい、「空に掛かるアーチ」を意味する。
日本語の方言には、鍋づる(佐渡島、愛知県など)、地獄のお釜のつる(富山県射水市)、太鼓橋(大分県)、立ちもん(長崎県南高来郡)などと表現する例がある。
「虹」を意味する漢字(虹、蜺、蝃、蝀)に虫偏が多く存在する点を見ても解る通り、中国語では、虹を蛇や竜の一種と見なす風習が多い。明確に龍虹と呼ぶ地域(広東省増城市)や、「広東鍋の取っ手の龍」を意味する鑊耳龍(広東省台山市)と呼ぶ地域もある。このような例は世界各地に存在する。虹を蛇の一種と見なす風習については「虹蛇」を参照すること。
虹の色数
雨上がりの厳島神社にかかる虹
日本手話の「虹」
虹の色の数は現在の日本では一般的に七色(赤、橙、黄、緑、青、藍、紫)と言われるが、地域や民族・時代により大きく異なり、ドイツでは五色、スウェーデンでは六色(赤、黄、青、緑、桃、藍)である。日本でも古くは五色、沖縄地方では二色(赤、黒または赤、青)とされていた。なお現代でもかつての沖縄のように明、暗の2色として捉える民族は多い。
赤地に黄、緑、青の縞(赤、黄、赤、緑、赤、青、赤)だとする地域(インドネシア、フローレンス島)も存在し、スペクトルとして光学的に定められた概念とは異なった順序として色が認識されることも多い。
スペクトルの項で後述するが虹を7色としたのはイギリス人の科学者ニュートンが最初であり、「オリジナルの基本色は、赤・黄・緑・青・菫それに橙・藍がありその中間に無限の変化がある」と述べている。故にイギリスでは一般的に虹は7色とされている。
右の画像は、日本手話の「虹」。「七色」を数詞の7で示し上方にアーチを描く。日本手話の数詞はソロバンと同じで、親指が5。他の指が1。画像は5+2で7となる。日本人の「虹の七色」という近代の虹のイメージからこの表現が選ばれたという。
---Wikipedia
アリアドネー(Ariadne)
アリアドネーは、クレータ島の豊穣の女神である。本項で詳述。
Ariadneは、Windows上で動作するファイル管理ソフトウェアである。FDに似たユーザインタフェースが特徴。
ARIADNEは、二木麻里が運営する人文・社会科学を中心とした学術情報の検索リンクサイトである。名前は、「アリアドネの糸」から由来。
アリアドネ (小惑星)
アリアドネー(古代ギリシア語:Ἀριάδνη、Ariadne)は、クレーテー王ミーノースと妃パーシパエーのあいだの娘である[1]。テーセウスがクレーテーの迷宮より脱出する手助けをしたことで知られる。アリアドネーという名は「とりわけて潔らかに聖い娘」を意味するので、この名からすると、本来、女神であったと考えられる[2]。
アリアドネとも日本語では書かれる。
概説
クレーテー王ミーノースは、息子アンドロゲオースがアッティカで殺されたため、アテーナイを攻めた。こうしてアテーナイは、九年ごとに七人の少女と七人の少年をミーノータウロスの生贄としてクレーテー差し出すこととなっていた。テーセウスはこの七人の一人として、一説ではみずから志願して生贄に加わってクレーテーにやって来た[3]。
迷宮とアリアドネーの糸
アリアドネーはテーセウスに恋をし、彼女をアテーナイへと共に連れ帰り妻とすることを条件に援助を申し出た。テーセウスはこれに同意した。アリアドネーは工人ダイダロスの助言を受けて、迷宮(ラビュリントス)に入った後、無事に脱出するための方法として糸玉を彼にわたし、迷宮の入り口扉に糸を結び、糸玉を繰りつつ迷宮へと入って行くことを教えた。
テーセウスは迷宮の一番端にミーノータウロスを見つけ、これを殺した。糸玉からの糸を伝って彼は無事、迷宮から脱出することができた。アリアドネーは彼とともにクレーテーを脱出した[4]。
クレーテーよりの脱出後
ディオニューソス、キタラーを持つアリアドネー
クレーテーより脱出後、プセウド・アポロドーロスは、二人は子供もつれてナクソス島へと至ったと記すが、これ以降のアリアドネーの運命については諸説がある。プセウド・アポロドーロスは、ナクソス島でディオニューソスが彼女に恋し、奪ってレームノス島へと連れて行きそこでアリアドネーと交わり子をなしたとする。この交わりによって、トアース、スタピュオス、オイノピオーン、ペパレートスが生まれたとされる[4]。
しかし別の説では、アリアドネーはナクソス島に至り、ひどい悪阻であったため、あるいは彼女が眠っているあいだにテーセウスに置き去りにされたともされる。この後、ディオニューソスが彼女を妃としたともされる[1]。
また、ホメーロスの『オデュッセイア』においては(巻11、324-5)、一行がディアー島(ディーア島)に至ったとき、ディオニューソスの了承のもと、アリアドネーはアルテミスに射られて死んだとされる[5]。呉茂一はこちらが本来の神話であったろうとする。
大女神としてのアリアドネー
アリアドネーの名は、むしろ神の名に相応しい。5世紀の辞典編纂者ヘーシュキオスの記録に従えば、クレーテーでは、アリアグネーと彼女は呼ばれていた。この名は「いとも尊き(女・女神)」の意味で、この名の女神はエーゲ海の多くの島で知られている。またディオニューソスの妃として結婚の祝祭が行われていた。
アルゴスでは、アプロディーテー・ウーラーニアー(天のアプロディーテー、ウーラノスより生まれた女神をこの称号で呼ぶ)の社殿の傍らにアリアドネーの墓が存在していた[6]。
芸術作品
A.A.ミルンはアリアドネーを扱った戯曲を書き、これはR.シュトラウスの楽劇『ナクソス島のアリアドネ』の題材になった。
アリアドネーのフランス語読みはアリアーヌ、イタリア語はアリアンナで、次のような作品などが知られる。
ルーセルの『バッカスとアリアーヌ』(バレエ音楽)
モンテヴェルディの『アリアンナの嘆き』(マドリガーレ集 第6巻)
ローマ・カピトリーノ美術館所蔵の彫刻「アリアドネー」(作者不詳)は通称「アリアス」と呼ばれ、美術におけるデッサンに使用される石膏像に取り上げられており、多くの画学生や絵を描く人々に親しまれている。
バッカスとアリアドネーを扱った絵画等が描かれている。
ティツィアーノ・ヴェチェッリオによる『バッカスとアリアドネ』
性愛芸術の『イ・モーディ』の1枚(アゴスティーノ・カラッチによる複製品)
その他
迷宮脱出の逸話より「アリアドネの糸」という言葉が生まれた。難問解決の手引き・方法の意味で使われる。
欧州宇宙機関 (ESA) のロケット、アリアンは彼女の名前にちなむ。
脚注
^ a b 『ギリシア・ローマ神話辞典』p.30。
^ 呉茂一『ギリシア神話』p.302。
^ 『ギリシア・ローマ神話辞典』p.161。
^ a b アポロドーロス、摘要 I, 8-9。
^ 呉茂一『ギリシア神話』pp.171-172。
^ 呉茂一『ギリシア神話』p.172。
参考文献
アポロド-ロス『ギリシア神話』岩波書店 改版1978年 1982年
高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』岩波書店 1960年 2007年 ISBN 4-00-080013-2
呉茂一『ギリシア神話』新潮社 1969年 1986年 ISBN 4-10-307101-X C0014
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、アリアドネーに関連するマルチメディアがあります。
ミーノース
テーセウス
ディオニューソス
ラビュリントスまたは迷宮
---Wikipedia
迷宮(めいきゅう;Labyrinth;Λαβυρινθος)とは、部屋や通路が入り組んだ迷路のような建築物のこと。ただし迷路と迷宮とは別物であることは注意が必要である。特に後者は一本道であり、分岐がないことが特徴の一つとなっている。
神話・伝説と迷宮 [編集]
クノッソスの迷宮図
クレタ島のクノッソスの迷宮が世界最古のものと思われる。ギリシャ神話ではミノタウロスが閉じこめられた場所とされている。迷宮の設計図はクノッソスの貨幣の意匠にもなったが、実は分岐のない極く単純な迷路であった。
派生用法
転じて解決しない難事件のことを「迷宮入り」と呼ぶようになった。
参考文献
『迷宮学入門』和泉雅人 講談社現代新書 ISBN 978-4061495326
『迷宮』ヤン・ピ-パ- 工作舎 ISBN 978-4875022671
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、迷宮に関連するマルチメディアがあります。
ダンジョン
クノッソス (Knossos, Knossus, Cnossus, Gnossus, 希 Κνωσσός)はギリシャのクレタ島にある青銅時代最大の遺跡。クレタ文明下で、儀式や政治の中心であったと考えられている。
クノッソス宮殿から出土した物は、大部分がイラクリオン市内にある考古学博物館に保存されていて、実際に発掘された場所には、複製品がある。
雄牛と二人の女性が描かれたフレスコ画
クノッソス宮殿は、ミノタウロス伝説でも知られている。
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