毒と薬は紙一重
イレッサは癌細胞も攻撃するが・・・
副作用として、重い肺炎を起こしやすい・・・
インフォームド・コンセントの問題である
患者さんへ、このような状況で、あなたは、イレッサを投与しますか? - 医療サイド
患者と医療サイドの責任は半々
患者は自分の命、責任を持つのは当然
医療サイドは仕事、責任を持つのは当然
だから、臓器提供カードなど、個人の意思を表明すべき
また、ERなどでは、緊急治療、医師に全責任を委ねます@意識不明患者
このように、責任を明確にして、インフォームド・コンセントを取らないから、変な話になる
イレッサ裁判 和解勧告応じず
1月28日 19時4分 菅総理大臣は記者団に対し、重い副作用が相次いだ肺がんの治療薬「イレッサ」を巡る裁判について、「和解となると1つの結論が出ることになり、もう少し時間をかけたい」述べ、裁判所の和解勧告に国として応じないことを明らかにしました。
この裁判は、肺がんの治療薬「イレッサ」の投与を受け、重い肺炎を起こして死亡した患者の遺族ら15人が、国と製薬会社におよそ1億8000万円の賠償を求めているもので、裁判所は、今月7日に和解を勧告し、原告側は受け入れることを決めています。これについて、菅総理大臣は、28日、記者団に対し「副作用がある一方で、多少の副作用を覚悟しても新しいがんの治療薬を使いたいという人がおり、この2つをどう判断するか考えさせられることが多かった。和解となると1つの結論が出ることになり、いろいろなことが不十分なので、もう少し時間をかけたい」と述べ、国として和解勧告に応じない方針を明らかにしました。そのうえで、菅総理大臣は「がんのような重篤な病気でも、副作用の救済が得られるような制度を検討する必要があり、少し時間をかけて前向きに検討したい」と述べ、抗がん剤による副作用で死亡した患者の遺族らに対する救済制度は必要だという意見も踏まえ、今後、具体的な対応を検討していくことになりました。これにより、裁判では和解協議は行われず、判決が言い渡されることになりました。イレッサは、9年前に日本で世界に先駆けて承認され、毎年およそ9000人の新たな肺がん患者に使用されていますが、患者が死亡するケースが相次いで報告され、これまでに800人以上が死亡しています。
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