開発途中の技術情報は知的財産権が公式に発生していなくても、知的財産である
知的財産権とは、特許や商標や著作権などのことである
知的財産とは、将来、知的財産権が発生する可能性があるモノも含む
よって、知的財産権、および、開発段階の知的財産の取り扱いに関する国際的な標準が必要である
知的財産権の侵害は犯罪である
開発段階の知的財産の漏えいは、現時点では、社内の罰則規定で処理するしかないと思う
もしくは、開発段階の知的財産の価値を算出して、損害賠償を行う
産業スパイというよりも、実効的な法による支配を、国際的にシェアすべきである
社員が競合企業に転職する場合もある
転職の自由はあるはず
だから、開発段階であっても、知的財産は存在する
この財産をいかにして公正に守るか?
難しいが、何らかの標準の法的支配が必要である
転職すれば、産業スパイとは言えない
司法族のお仕事です
生産族の権利をいかにして守るか?
難しいが、何らかの解決策を見出さなければ、
公正な競争を阻害することになる
青色発光ダイオードの知的財産権
企業のモノか? 研究者のモノか?
毎回訴訟するのは損である、ロスである
だから、標準が必要
とくに、設計情報などは、設計者の脳の中にある
どうやって、その権利を具体化するの?
記述したモノ、あるいは、開発段階の部品などの実物
これに対して、権利を主張するしかない
研究者の脳の中まで、企業の知的財産権の主張は及ばない
だから、文書管理、そして、実物管理が必要
設計情報で知的財産を主張できるモノは、文書である
開発段階の試作品で知的財産を主張できるモノは、実物である
この辺りが妥当な線なのでは?
仏ルノーの幹部 情報漏えいか
1月7日 5時12分
フランスの大手自動車メーカー「ルノー」で、幹部社員3人が、日本の日産自動車とともに開発を進めていた電気自動車に関する機密情報を外部に漏らした疑いが持ち上がり、ルノーは3人を無期限の停職処分にしたことを明らかにしました。
ルノーは、3人の幹部社員が会社の規定に反し、意図的に会社の資産を危うくしたとして、3人を6日までに無期限の停職処分にしたことを明らかにしました。処分に至った経緯について、ルノーは詳細を明らかにしていませんが、フランスのベッソン産業担当相は電気自動車に関する問題だという見方を示したほか、地元のメディアも、関係者の話として、3人はルノーが日産自動車とともに開発を進めていた電気自動車に関する情報を外部に漏らした疑いがあると伝えています。ルノーは、日産とともに、新型の電気自動車を市場に投入するため、40億ユーロ(日本円で4300億円余り)を投じて開発に力を入れてきました。今回の問題について、ベッソン産業担当相は「深刻な問題であり、フランスの企業が産業スパイのリスクに直面していることを改めて示すものだ」と述べ、企業秘密を守る対策の強化を訴えました。
0 件のコメント:
コメントを投稿