農業労働者(小作)募集 - 華西村
労働者用集合住宅を用意しております - 村長
なお、華西村のNicknameは、富裕村
中国で一番富裕な村です - 村長
China
Unnan State
Mars County
Kasei City
土建屋は不動産業ではない、土建業である - 不動産一味ではない
私は香港を所有していた。地代収入が大きかった - 不動産業・エリザベス女王
エリザベス王家は2年後には赤字転落 - 国連
地価は土地の生産性で決まる、不動産価格操作は違法である - 不動産王・トランプ
中国の検索ワード】「天下一の富裕村」華西村が台湾進出に意欲
敏腕「党書記」の50年近くにわたる指導によって中国一の富裕村となった江蘇省の華西村が、このほど解禁された台湾への投資プロジェクトとして台中市内に高さ100メートルの商業施設ビルを建築する構想を持っている事が伝えられ、感心が集まった。5日更新の中国大手検索サイト百度(Baidu)の「検索ワード人気上昇ランキング」に「江蘇華西村」が登場した。
江蘇省江陰市にある華西村は1955年に村として誕生した。村ができた当初は面積0.96平方キロメートル、人口わずか667人の貧困村だった。設立当初から2003年までの48年間にわたり華西村共産党委員会書記を務めた呉仁宝氏は、農業に加えて工業を村の産業に加える事で活路を見出すべく、60年代末に小さな金属加工工場を作った。時は折りしも文化大革命の進行中、階級闘争華やかななりし時であったが、村の超機密事項としてアンダーグラウンド化させてまで工場経営を続け、村に大きな利益をもたらした。
改革開放後はもともと商才のあった呉氏の才華が思う存分発揮され、工業・農業・商業・観光業・建築業と産業の多角化を行い大きな利益をあげ村全体が潤った。現在では人口3万5000人、村の年間経営収入500億元(約6000億円)、税収8億元(約110億円)、一人当たりの平均貯蓄額が100万元(約1400万円)という超富裕村になった。
村民は皆別荘のような一戸建ての住宅をもち、自家用車を所有、村には村民の豪華な住宅が整然と並んでいるほか、北京の天安門などを模した建築の他、1996年に1億2000万元を投資して作った高さ98メートルの複合商業施設「華西金塔」がそびえたつという「天下一の村」を標榜するだけの豪華な景観が広がっている。また、2011年には高さ342メートル、74階建ての「社会主義新農村ビル」を建設する予定があるというとんでもない「農村」だ。
そんな華西村の村民達が今年6月と8月に台湾を訪問、6月に台湾当局が許可したばかりの「大陸から台湾への投資」を行うべく調査を行い、9月3日に呉氏が2億元(約28億円)あまりを投資して台湾に高さ100メートルほどの「金塔」を作る構想を台中市長に伝えたという。これに対し、台中市側も歓迎の意を示したとの事である。
激しい階級闘争や文化大革命の最中でも、高すぎるリスクを冒しながら豊かになるための現実的な道を目指し続けた呉氏や村民の努力には頭の下がる思いである。だがその一方で、この村の成功例は「失われた10年」が中国全土にもたらした痛手があまりにも大きすぎたということを証明している気がしてならない。(編集担当:柳川俊之)
村人が共同出資で高層ビル建設、地上328m完成へ…中国・華西村
京華時報などによると、「中国一の裕福村」として知られる江西省江陰市の華西村で、地上328メートルの高層ビル建設が進んでいる。建設費用は25億元(18日為替レートで約332億円)だが、村人のうち200人がそれぞれ1000万元(約1億3300万円)を出資するなどで、大部分をまかなったという。
同ビルは地上72階、地下2階で、完成時には中国で8番目の「のっぽビル」になる。最上部は毎日1万5000人が受け入れ可能な展望台で、地上1-4階には会議室、娯楽センター、宴会場などを設ける。その他の大部分は900戸の高級マンションになる。
ビル建設計画を推進した同村共産党委員会前書記の呉仁宝氏によると、当初は「世界一のビルを」との声もあったが、「身の丈」を考えて、地上328メートルにとどめたという。同様のビル建設には30億元程度かかってもおかしくないが、建設地が村の共用地だったことと、建設資材などを村内企業が格安で提供したため、費用を大幅に圧縮できた。工事代金はすべて支払い済みという。
完成は遅くとも2011年6月で、同年10月には使用を開始する予定だ。
**********
◆解説◆
華西村が誕生したのは1955年。当初から2003年まで村の共産党委員会書記を務めた呉仁宝氏が、村の経済発展に手腕を発揮した。工業化を進めるため、1960年代に小規模な金属加工工場を設立。70年代後半まで続いた文化大革命期には「秘密工場化」して、「資本主義的利益」を上げ続けた。
改革開放後は、工業・農業・商業・観光業・建築業など産業の多角化で、大きな利益を上げるようになった。03年には村のGDPが100億元を突破。現在は、村民ひとり当たりの貯蓄が100万元(約1330万円)に達した。(編集担当:如月隼人)
0 件のコメント:
コメントを投稿