現在値(15:00)20分ディレイ株価 9,149.26 前日比+158.20(+1.76%) 年初来高値年初来安値
- 8,991.06(08/27)
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3日続伸=追加緩和発表後は伸び悩む〔東京株式〕(30日)
▽材料出尽くしで上げ幅半減
株価上昇の重しとなっていた世界景気の二番底懸念が後退。円相場の下落や日銀の追加緩和への期待が追い風となり、日経平均は一時、前営業日比289円高まで買い上がった。しかし、発表された現行金利据え置きでの新型オペレーション(公開市場操作)の増額や、6カ月物導入などの施策に目新しさはなかった。好材料出尽くし感から利益確定売りに上値を抑えられ、午後、日経平均の上げ幅は半減した。
連日の下落で、株価に割安感が出ていたため、幅広い銘柄に押し目買いや買い戻しが入ったものの、売買は活況とは言えない状態。市場関係者からは「売りが引っ込んだだけで、本格的反発には至らない」(大手証券)、「より踏み込んだ政策が示されないのであれば効果は限定的」(ネット証券)と冷めた声が上がっていた。(了)
Yahoo!Jファイナンス
日本が価値を創造できるか?
実体経済を上昇させるか?
エコシステムを改善できるか?
どうなの?
日本国民のみなさんへ・・・
日経平均84円高、菅首相の政策期待で一時9000円台=27日後場
中堅証券のマーケットアナリストは「前場に25日に付けた取引時間中の年初来安値を下回らなかったことで底堅さは意識されていたと思う。週末ということもあり、報道をみた売り方が警戒感を覚えて、とりあえず買い戻したようだ。いったん踏み上げ相場のような展開もみられた」と指摘している。ただ、「これまでの政府の振る舞いをみていて、期待が失望に変わる可能性も捨てきれない。中身をよく見極める必要がある」ともいう。
業種別では、TDK <6762> などハイテク株や、ホンダ <7267> など自動車株が切り返した。ブリヂス <5108> などタイヤ株も上昇。JUKI <6440> など機械株もプラスに転じた。三益半導 <8155> など半導体関連株も引き締まった。みずほ証 <8606> など証券株もしっかり。三菱レイヨン <3404> など繊維株も買いが優勢となった。JX <5020> など石油株も堅調。個別では、キリンHD <2503> が完全子会社化するメルシャン <2536> が高い。小沢氏の代表選出馬で、福田組 <1899> など関連株に思惑も入った。
半面、第一生命 <8750> など保険株の戻りは鈍かった。個別では、不適切な会計処理が判明した愛知時 <7723> が後場急落し、値下がり率トップ。ほか、りそなHD <8308> 、日通 <9062> 、花王 <4452> などもさえない。なお、東証業種別株価指数は、全33業種中、32業種が上昇した。
提供:モーニングスター社
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