だから、リニアは撤退すべき => JR葛西さんの判断です・・・
電波塔の機能の絞り込み、集約は総務大臣の判断である
情報・物流・交通ネットワークの抜本的な見直し => 総務大臣&国交大臣の判断です
判断は迅速に、行動は的確に - 孫子
金融機関の抜本的見直し => 金融・財政担当大臣&日銀総裁の判断です
再編も戦略である - 孫子
低所得者向け公的集合住宅の開発・メンテは官のお仕事
イタリアの次期新幹線は最高速400km/h!
それによると、イタリアのアンサルドブレダ社とカナダのボンバルディア社が共同開発した車両が最高得点を獲得した。ローマで5日に行なわれるトレニタリア社の取締役会で、採用が正式に決定される。
トレニタリア社はイタリア国鉄グループの傘下で、列車の運行を担当している全額出資の子会社。ちなみに駅などの施設インフラの運営は、グループの別会社に任されている。
次世代新幹線は、トレニタリア社が『ETR1000』の名で計画しているもの。今回のコンペでは、車両の性能として、営業最高速度360km/h、スペック上の最高速度として400km/hを求めた。発注車両数は50両で、第1号の納期は30か月後と指定された。
選考は技術点(70ポイント)と納入価格の安さ(30ポイント)の双方に点数をつけ、満点の100ポイントにより近い候補を選ぶかたちで行なわれた。
選考は、最終的にアンサルドブレダ・ボンバルディア連合と、アルストーム社(フランス)が競うことになった。
アンサルドブレダ社は、1854年設立のアンサルド社と、1886年設立のブレダ社が2001年に合併して誕生した鉄道車両会社。防衛産業を主体としたフィンメッカニカ社の傘下にある。
トレニタリア向けには、すでにピニンファリーナ・デザインによる新幹線『ETR500』などの製作・納入実績がある。
また、カナダのモントリオールを本拠とするボンバルディア社は、航空機製造事業と並ぶ基幹事業として鉄道車両製造を据えている。
いっぽうアルストーム社は長年フランスTGVの製作で知られ、トレニタリアには新幹線『ETR600/ETR610』の納入実績があった。2000年には、フィアットが手放した鉄道部門も買収している。
選考結果は、アンサルドブレダ・ボンバルディアが技術56.533ポイント・価格28.88ポイント(1編成3080万ユーロ:約35億1000万円)の計85.413ポイントを獲得。技術50.795ポイント・価格28.61ポイント(1編成3500万ユーロ:約39億9000万円)の計79.405ポイントだったアルストームを上回った。
ETR1000が実際に360km/hで運転された場合、ドイツのICE、フランスのTGV、日本の新幹線の営業最高速を超えることになる。
ただしイタリアの在来線は、都市近郊部のラッシュや慢性的遅延に加え、いまだ蒸気機関車時代の設備が平然と放置されていることに代表されるインフラの老朽化など、問題が山積している。
イタリアを拠点とする筆者としては、新幹線と在来線のバランスある発展を望みたいところだ。
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