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6/08/2009

天気は、ガイアの実存主義的現象学

ミラーニューロン発見のカギ


従来の還元論的な方法論を超えて、全体論的に捉えたこと・・・

知覚と行動は全く別物で、認知がそれらの中間のどこかにある。これらの機能を実現する部位は脳の中で分離されている。

知覚 -> 認知 -> 行動

つまり、

Input -> Process -> Output

従来からあるこの単純なモデルが、脳の中にもあり、その部位と機能は分離されている。

ニューロンを単純に分類できる - 知覚と認知と行動の境界が越えられることはない。


これに反して、ニューロン活動はもっと「全体論的」なものである。

つまり、知覚と認知と行動は関連しながら行われているということである。

ニューロンは知覚と認知と行動の処理を一体化して行っているということだと思う。


知覚、認知、行動の処理がニューロン群で全体論的に行われているということだと思う。


重要な点はニューロンの発火や、活性化がどのようなメカニズムで発生しているか、ということだと思う。


この全体論的な新しいアプローチを、現象学という哲学の一派が、かなり以前から取っていた。

フランスのモーリス・メルロ=ポンティ、エトムント・フッサール、ドイツのマルティン・ハイデガーなどである。

抽象概念の思索(プラトン的伝統)の代わりに、「事象そのものに戻ること」(アリストテレス的本能)を提唱した。

個人的に主張している、機械論的宇宙(ニュートン、デカルト)から、生命論的宇宙(ダーウィン、アインシュタイン)への移行もこのコンセプトに基づいて考えている。

パルマのヴィットリオ・ガレーゼがメルロ=ポンティの著作を徹底的に読み、哲学と神経科学の類似点を見つけて、チームが発見したことを科学的な言葉というよりも哲学的な言葉で説明しようとした。

このガレージのアプローチは、僕個人のアプローチと似ている。

ガレーゼの哲学と科学の熱情を超える唯一のものはオペラである。


この点は、僕とは大きく異なる。


僕は、哲学、科学、歴史、アートなどを全体論的に捉えようとしている。よって、壮大な論を提唱している。


例えば、

2008年8月12日

宇宙のおおまかな歴史

---サイエンスによる

宇宙の誕生 137億年位前

地球の誕生 46億年位前

生命の誕生 40億年位前

人類の誕生 700万年位前

四大文明の誕生 7000年位前

ギリシャ・ローマ

大航海時代 500年位前 地動説、万有引力、機械論的宇宙

産業革命 250年位前 進化論

世界大戦 相対論、量子論

現在、グローバル化、温暖化、生命論的宇宙

---宗教による

エジプト文明、メソポタミア文明 天地創造、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教

黄河・長江文明 天地開闢、老荘思想、孔孟思想、諸子百家

インダス・ガンジス文明 ブラフマン(宇宙の原理)、ヒンドゥ教、仏教

アフリカ、北・中・南米、日本など、自然信仰

---語族による

インド・ヨーロッパ語族

ウラル語族

アフロ・アジア語族

シナ・チベット語族

オーストロ・アジア語族

アルタイ語族

ニジェール・コルドファン語族

コスモポリタン

など、、、

---

天地創造、天地開闢は地球の誕生の頃まで?

それにしても、文明が誕生して、たったの7000年・・・

宇宙の原理は

サイエンス的には、地動説、万有引力、進化論、相対論、量子論など

哲学的には、ブラフマン、諸行無常、因果応報など

波=エネルギー=物質=>生命

そして、機械論的宇宙から生命論的宇宙へ・・・


青柳洋介

追伸:

東大の小宮山総長宛に提案しました。

総長は「知の構造化」「市民との連帯」というコンセプトを出しておられるので・・・

「知の構造化」を行なうベースとして、こういう見方はどうですか?ということですが・・・

投稿者 青柳洋介 時刻: 15:39

ラベル: 世界の思想


このような大まかな歴史を下に、各論を検討するのである・・・


Creator Aoyagi YoSuKe


注記) パロマの研究チームについて(主要メンバー)

研究室長のリゾラッティ、ガレーゼ、ルチアーノ・ファディーガ、レオ・フォガッシ

この四人の神経科学者は性格の面でも、知的傾向の面でも、それぞれがまったく異なっていた。

この多様性こそ、研究が進んだ大きなポイントであると思う。

チーム・リーダー リゾラティはルネサンス的教養人であり、研究範囲がじつに幅広い。ほとんどの科学者はひとつのテーマに集中し、ただひとつの様式に従って、研究を進めている。このことが専門の分化に繋がり、現時点で、科学が細かくなりすぎて、結果として、ばらばらになってしまった。専門分化こそ、大問題である。

ガレーゼは、科学を哲学的に説明するアプローチを取った。

ファティーガは、マネジメントや資金集めの才能にたけている。

フォガッシは、ファティーガと逆で、口下手で、一連の実験で、ミラーニューロンの核となるシステムを発見した。


このチーム構成を単純に述べると・・・


ルネサンス的教養人の機能(リーダー)

資金調達・マネジメント機能(サブリーダー)

哲学的な広報機能(コミュニケーション)

実験による発見機能(リサーチ)


のような感じである・・・


この4人の偶然の出会いこそ、セレンデピティだと思う。


そして、キーポイントとなる処理モデルは?


脳が、知覚、認知、行動の機能を、全体論的に並列処理していることだと思う。

つまり、パラレル・プロセッシング、並列処理システムである。並列処理モデル。


昔のモデルは、シーケンシャル・プロセッシング、逐次処理システムである。逐次処理モデル。


本書では、五感の並列処理モデルについても言及している・・・


コード化とは? 一連の処理アルゴリズムをひとまとまり(=コード)にすることである。


模倣が感染して行動に繋がる。これこそ、コミュニケーションをベースにした学習方法と、その広がりのことを述べている。

広くとらえれば、教育システム(発達心理学?)である・・・


ジーン(だれかさん?) - ハードウェアDNA(Aoyagi YoSuKe)

ミーム(ドーキンス) - ソフトウェアDNA(Aoyagi YoSuKe)


知覚 - 認知 - 行動(すでにコード化されたモデル、左脳)

観察 - 模倣 - 実行(コード獲得モデル、学習モデル、右脳)


よするに、真似るとは?

ミラーニューロンを使って、鏡のように、コードをゲットする方法論である。


「意図映像」+「背景映像」+「行動映像」

をミラーリングするのである・・・ つまり、ミラーニューロンに書き込むのである。

発火とは? コード(左脳)を実行するためのトリガーである。

活性化とは? コード化する(右脳)ための脳の働きである。


身振りは、視覚情報処理、言葉は、聴覚情報処理

ですよ・・・

身振りには、アイコン(表象)と、ビート(拍子)がある。


推論とは? 問題解決のために、新たな論を形成すること、つまり、創造のひとつ

ボトムアップ的推論とは? 帰納的推論のこと

トップダウン的推論とは? 演繹的推論のこと


共感(Empathy)、共振(Synchronicity)、

セレンディピティ、偶有性、クオリアとは、偶然の出会いとその価値の評価のことである・・・

享受とは? 何らかの価値を受け取ることである

擬態とは? 意図されたひとつのポーズである。

サクラとは、Confederate

好意とは? 享受する為のポジティブな心理状態である

拒否とは? 享受しないというネガティブな心理状態である

無視とは? 心(脳)を閉鎖した状態である

会話とは? コミュニケーションの一形態である

主な感情とは? 喜怒哀楽である

共感とは? 脳内のコードが共振することである

表明とは? 脳内のコードを明らかにすることである

共感の表明とは? 脳内のコードが共振していることを示す何らかの手段である

ミラーリングとは? 相手のコードを自身の脳に転写することである

シミュレーションとは? 推論を何らかの形で証明することである


観察による活性化、模倣による活性化、行動による活性化


第三者的に自身を捉える、他人の目で考えることは、つまり、他者の目で、自分を見ることである・・・


自分を見て、どのようにするかは、自分で決めなければならない。他者は決めてはくれない。

その際に、判断を下すことなく他者の真似をすることを猿真似と呼ぶ・・・


ミラーニューロンを使ったコミュニケーションとは? 

ひとつの学習手段であり、教育手段でもある・・・

学ぶ側からすれば、学習手段、教える側からすれば、教育手段である


自己認識とは? 

脳内に存在する世界の中に、自分がどういう位置付けで存在しているかの確認である

社会環境と自己認識とは、上記のような意味である。

そして、世間体とは? 社会の多数派に合わせることである。


世間体を重視することは、創造的にならない。紋切り型の罠に陥ってしまう。

つまり、自己放棄である。つまり、社会も自己も進化が止まってしまう。

スタティックになってしまう。


この辺りは、村上春樹の『世界の終りとハードボイルドワンダーランド』で表現されている。


進化が停止したスタティックな世界が世界の終りであり、ハードボイルドワンダーランドがダイナミックに進化している世界の状態である・・・


真似るとは? 共感して、模倣して、享受することである・・・

その結果、ひとつのコードが形成される。つまり、自己意識のひとつのファクターとなる・・・


うぬぼれる、優越感を持つとは?

他者との比較でしかない、社会との比較でしかない。

逆を言えば、自身の判断で、相手が自身より上位にあると考えた場合、その逆の感情が生まれる。

落ち込む、劣等感を持つ。


つまり、自己を何らかのランキングシステムで評価しているにすぎない・・・

このような感情からの脱却こそ、ランキングシステムを自身の中から排除することに他ならない。


例えば、年齢の上位者は、優越的である - 儒教的ランキングシステムである

勝ち組、負け組とは - 勝ち負けで評価する二項だけのランキングシステムである

弱者、強者とは - 強弱による二項だけのランキングシステムである

金持ち、貧乏人とは - 金銭による二項のランキングシステムである


これらのコンセプトが社会におけるクラス分けの仕組みである・・・


基本的人権の尊重とは?

自己認識と、他者認識において、ランキングシステムを導入しないことである

自他が対等であるということである


利己主義とは 自他の関係性において、自己を優先する考え方である

利他主義とは、自他の関係において、他者を優先する考え方である


よって、対等主義こそ、民主主義である・・・



そして、自己認識と自己表明


人はいろいろなファクターで自己認識している。

自己を表明するときに、そのファクターのどれを出すかで、自己表現形式などが異なる。


僕は自己を進化の過程にある複素多様体であると、大まかには考えている・・・


つまり、スタティックシステムではなくて、ダイナミックシステムである。


個人主義的、唯我論的文化を打破する方法論は?

民主的方法論である、つまり、自他対等主義である・・・ 

基本的自他権尊重論である、基本的自他権対等論である・・・



日本社会の大きな病巣は?


儒教思想に基づくクラスわけである。

つまり、家父長制、年功序列、年長優位論、親方日の丸などの儒教的な思想である


その背景には、他者との比較による自己優位論、利己主義ある。


優位、利己をクラスわけする時の評価システムに問題がある。そして、その評価に基づく報酬体系にも問題がある。


どういうファクターで、優位論を展開するか?

日本では、年齢、美醜、貧富など、紋切り型の評価システムになっている・・・

スタティックな形式主義になっている・・・


これこそが、日本文化の貧困を招いている・・・


能力は多様である、多様性こそ、サバイバルのカギである・・・


単純な二項評価システムこそ、文化的貧困の象徴である・・・



メディア上に氾濫する暴力によって誘発された「模倣暴力」こそ、大きな問題であると考えられる・・・


「表現の自由と社会性」


これこそ、セルフ・コントロール、自己制御の問題である。

他者からミラーリングしたコードをセルフ・コントロール、自己制御すれば、問題発生の確率は下がる。


そのための枠組みこそ、法治システムである。日本で言えば、法治システムの最高法規は、日本国憲法である。

日本国憲法に基づいて、法治システムが機能し、個々の人がセルフ・コントロールする能力を有すれば、自由で安全な社会が実現できるのでは?

法の下に、自由で平等な社会が実現できる。


日本国憲法の主な要素は?


基本的人権の尊重(個人)、戦争放棄(国)、自由平等主義(個人および国)


でしたっけ?


最高裁長官殿?



エコシステムに合った共感・共振は、ポジティブ・バイブレーション、好循環を招く


エコシステムに反する共感・共振は、ネガティブ・バイブレーション、悪循環に陥る



他者を含んで、エコシステムに合致したミラー・ニューロンの構築こそ、ポジティブ・バイブレーション、好循環の織物、ウェブを形成して、ガイア・システムを健全化させるはずだ・・・

だだし、個々の人々は、自身のミラー・ニューロンのセルフ・コントロールをしなければならない。

あなた自身の価値判断の下に、あなた自身の責任において、セルフ・コントロールしなければならない。

これこそが、ガイア・システムに対する権利と義務の行使である。


日本人であれば、そのためのフレームワークこそ、戦争放棄をしている日本国憲法である。


日本国憲法の遵守なくして、グローバルレベルでの信用は得られない。


他国とのずれの調整においても、日本国憲法を逸脱することはできない。


自らを律せなければ、ガイア・システムに悪影響を及ぼす。


それが前提で、国際社会との関わり、パートナーシップが構築できる。


そのプロセスこそ、国際会議である。六カ国協議である・・・



神経科学に基づく「実存主義現象学」こそ、ホットなテーマなのかもしれない・・・


そして、エコシステムに合致したガイア・システムのコントロールを行う・・・


天気は、ガイアの全体論的現象である・・・



Aoyagi YoSuKe

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The Definition Of Art Harbour Blog



The Definition Of Art Harbour


Virtual International Trade Harbours Of Art


Opening Anniversary Date: December 1, 2006

Language: Multi Language


Each harbour can export the works toward the virtual world.

People and organization can import the works from all over the world.


Now,Item: Works on Art Activities that are expressed with Photos and Explanations etc.

Export Method: Each Harbour put the Works onto this blog

Import Method: People and Organizations accsess this blog

Order Method: People and Organizations put some comments about the Works onto this blog.


In the future, we will need transportation including trains,airplanes,ships, cars, buses etc.

in order to export and import people, goods etc. ?


Art Harbour


アート・ハーバーとは


アートのバーチャル国際貿易港


開港記念日:2006年12月1日

言語:マルチ言語


各港は、バーチャルな世界へ向けて、作品を輸出できる

人や組織などは、バーチャルな世界から、作品を輸入できる


現時点輸出品目: アートに関する活動などを「写真と文などで表現した作品」

輸出方法: 各港で作品をこのブログに書き込むことで、輸出したものとみなす

輸入方法: 人や組織が作品をこのブログで参照することで、輸入したものとみなす

注文方法: 感想などをコメントに入れることで、注文したものとみなす


将来、、、列車、飛行機、船、車、バスなどを利用して、リアルな人や物が輸出入できる?


アート・ハーバー

Multi Language

現時点では?


ブログは日本語ベース


Google Translatorで、各国語へ、変換




そして、現場で、リアルなコミュニケーションは?


英語ベースで、現地語がお愛想・・・


こんな感じかな?


Aoyagi YoSuKe

Art HarbOur


The Gaiaと各ハブは?


英語がベースで、Google Translatorで、各国語へ・・・

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Art Harbour Shimokitazawa


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