学習効果や共感はあっても、発見や、創造や、進化には繋がりにくいのでは?
異質との交流こそ、新たな進化、新たな生命潮流に繋がる・・・
よって、壁を打破しなければならない・・・
カノニカルニューロンは、つかむことのできる物体を見て発火し、
ミラーニューロンは、つかむという行動を見て発火する・・・
Creator Aoyagi YoSuKe
青柳洋介 2006/11/02
Life
Contingency is the Father of Discovery.
Necessity is the Mother of Invention.
Life may be on the Border between them.
Life may be on the Edge of Chaos.
生命
偶然は発見の父である
必然は発明の母である
生命はその狭間にあるのだろう
カオスの縁に佇むのだろう
生命論の螺旋的発展
現代科学の最先端において、
いま、最も注目を集めている研究分野があります。
「複雑系」の研究
創発や進化などの「生命的現象」を研究するこの分野では、
不思議な理論が語られています。
「カオス」の縁
これは、どのような理論か。
最も生命的な現象は、
「カオス」(混沌)でもなく、
「オーダー」(秩序)でもない、
その中間の、絶妙のバランスの領域で生まれる。
その理論です。
この現代科学の最先端の理論を学ぶとき、我々は、
それが、古い東洋思想の復活であることに気がつきます。
「中道」の思想
「中庸」の思想
しかし、同時に、我々は、
この「カオスの縁」の理論が、
古い西洋哲学の復活であることにも、気がつくのです。
矛盾の「止揚」
ドイツの哲学者、ゲオルク・ヘーゲルの語る「弁証法」。
「生命」の本質とは、
「混沌」と「秩序」の矛盾の「止揚」に他ならない。
いま、現代科学の最も新しい領域において、
古い東洋思想と、古い西洋哲学が、復活しつつある。
そのことを思うとき、ヘーゲルの弁証法が語る
もう一つの法則が、心に浮かびます。
事物の「螺旋的発展」
懐かしいものが、新たな次元で復活してくる。
もし、それが真実であるならば、
21世紀、「生命論」の思想もまた、
壮大な「螺旋的発展」を遂げていくのでしょう。
2006年1月3日
田坂広志
これに、茂木健一郎の「セレンディピティ・クオリア」を追加する予定です。これは、行動の原理・アートの原理だと思っています。今日知ったばかりなので、これからリサーチの予定です。
Serendipity
セレンディピティ(偶然の発見に出会う幸運)
行動すれば「出会う」
偶然の幸運は勇気から
Qualia
クオリア(あなたの作品でしかあり得ないという感じ)
青柳洋介
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