薬師如来の左手に日光菩薩、右手に月光菩薩が照っている。
そして、その間に、薬師如来が座している・・・
この配置が実現する瞬間は?
薬師如来は南を向き、左手から朝日が上り、右手に沈みつつある月がある・・・
おそらく、このような状態はあり得るはずだ・・・
薬師三尊が金堂に納められているとすれば、このような配置になっているはずである。
金堂に座している薬師如来は、南を向いており、左手(東)に日光菩薩、右手(西)に月光菩薩が立っているはずだ・・・
Aoyagi YoSuKe
Creator




(出典)
http://www5a.biglobe.ne.jp/~k-ikeda/83209228/Honshuu/Yakushiji.html
680年天武天皇が皇后の病気平癒を祈願して当時の飛鳥の地に建立した寺だと言う。 その後、710年平城京への遷都に合わせ現在の奈良の地に移されたらしい。 現在では同じく奈良の大寺興福寺と共に法相宗の大本山であると言う。 本尊は薬師如来像とその両脇に立つ日光菩薩と月光菩薩である。 巷の噂ではこの三尊はミケランジェロやダ・ビンチに劣らぬ科学的芸術的に優れた傑作であると言う。 私個人的には、来世の幸せをもたらしてくれる大日如来や弥勒菩薩より現世の悩みや病を治すご利益がある薬師如来がより身近に感じられて親しみを感ずる。
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薬師寺の由来には、孫悟空で馴染み深い三蔵法師に遡ると言う。 薬師経の代表的な経典は、玄奘訳「薬師瑠璃光如来本願功徳経(薬師経)」と義浄訳の「薬師瑠璃光七佛本願功徳経(七仏薬師経)」だそうだ。 これらは三蔵法師が天竺で仕入れた膨大な経典の一部だ。 そして遣唐使に随行した僧侶達がその写本を日本に持ち帰ったものだろう。 科学技術が発展しこれらの知識は瞬く間に伝達でき知ることはできるが、人の心や感情、性向は古の昔から変わることがないのではないかとさえ思う。 故に昔に学ぶことは限りなく奥も深いのではないだろうか。
林蔵@上野 1/May/'08 (Updated on 6/May/'08)
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