アバター

「アバター」がＧＧ賞を受賞

1月18日 21時13分

アメリカで「アカデミー賞」の前哨戦とされる映画賞「ゴールデングローブ賞」の作品賞などに、３Ｄ映画の大作として話題を集めているジェームズ・キャメロン監督の「アバター」が選ばれました。キャメロン監督は、今回、監督賞も受賞しました。

ハリウッドにいる外国人記者が選ぶゴールデングローブ賞の各賞の授賞式が１７日、ロサンゼルスで行われ、最も注目を集める作品賞に、ジェームズ・キャメロン監督のアバターが選ばれました。日本でも現在公開中のアバターは、２２世紀に人類が資源を求めて地球から離れた惑星に向かい、そこに住む先住民との間で繰り広げられる戦いを描いたＳＦ映画で、最新の映像技術を駆使したデジタル３Ｄの大作として注目を集めています。またジェームズ・キャメロン監督が、１９９７年にアカデミー賞を受賞した「タイタニック」以来１２年ぶりに劇場公開した作品としても話題を呼び、キャメロン監督は、今回、監督賞も受賞しました。配給会社によりますと、アバターは、史上最も早く全世界での興行収入が１０億ドルを超えたほか、１８日までに興行収入が１６億ドル、日本円で１４００億円余りに達し、歴代１位のタイタニックに迫っているということです。去年からことしにかけては、アバター以外にも高度な技術を駆使した３Ｄ映画が公開されているほか、各家電メーカーも３Ｄテレビを発表するなど、３Ｄ技術に注目が集まっています。