ジュール・ヴェルヌって、だれ?
80日間世界一周、ぴんぽ~~~ん
大当たり~~~
空想から、科学へ
科学から、空想へ
こういう人じゃないの?
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ジュール・ヴェルヌ(Jules Verne, 1828年2月8日 - 1905年3月24日)は、フランスの小説家。H・G・ウェルズとともにSFの開祖として知られ、SFの父とも呼ばれる。
ヴェルヌは平和主義者・進歩主義者として有名であった。目立った活動はしていないもののボナパルティズムを奉じるナポレオン3世に常に批判的であった。また被圧迫民族解放の擁護者で彼の作品にはネモ船長をはじめ「虐げられた民族」が様々なところで登場する。
1896年(明治29年)、
森田思軒が英訳からの重訳であったが『二年間の休暇』を翻訳して「十五少年」という標題で雑誌『
少年世界』に連載し、単行書として刊行した。同書は、少年文学の傑作として評価され、多くの読者を獲得した。翻訳されたヴェルヌの作品は、翻訳文学史において大きな位置を占めた。
現代のヴェルヌ [編集]
ヴェルヌの作品の多くは、子供用の物語として書き直されたり、映画やアニメのような映像作品の原作になったりと、広い人気を誇る。これは21世紀にまで続いており、ヴェルヌ作品は一種の共通認識になっていると言っても良い。
そういった人気の一例として
東京ディズニーシーのテーマポート「ミステリアスアイランド」がある。これは『海底二万里』に登場するネモ船長が築いた
秘密基地という設定である(かつてディズニーは『海底二万里』を映画化している)。
ヴェルヌの評価 [編集]
ヴェルヌの作品はつい最近まで「子供向け」「低俗」と批評されていた。しかし、その驚くべき科学技術の進歩に対する予言の忠実さや『二十世紀のパリ』に代表される文明批評・風刺精神を近年再評価する向きが出てきている。
1978年には生誕150年を記念して、彼の故郷であるナントにヴェルヌ博物館が開館した。博物館にはヴェルヌの著作、写真、手紙や生前使用していた文具や家具などが展示されている。近年では元フランス天文学会会長コタルディエールと元アミアン・ジュール・ヴェルヌ国際センター長ドキスの監修による詳細な伝記研究『ジュール・ヴェルヌの世紀 科学・冒険・〈驚異の旅〉』が訳されている。
推薦資料 [編集]
- 『ジュール・ヴェルヌの世紀 科学・冒険・〈驚異の旅〉』東洋書林 2009年(平成21年)
- フィリップ・ド・ラ・コタルディエール、ジャン=ポール・ドキス監修 私市保彦監訳、新島進訳
- 『特集ジュール・ヴェルヌ 水声通信27号』 (2008年(平成20年)11・12月合併号、水声社)
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