アメリカ大統領選挙は怪しかった。
ゴア候補のほうがブッシュ候補より得票率は上。ところが、ブッシュ大統領の弟が州知事であるフロリダ州などで、怪しい選挙が行なわれ、ブッシュ大統領が当選した。
その後、ブッシュ・ファミリーがイスラム世界などに極端な圧力をかけたので、反動として、9.11が発生した。
日本は小泉政権が300議席を獲得して、ブッシュ政権と同期した。
そして、イラク戦争をはじめとする「テロとの戦い」に世界が没入した・・・
ブッシュファミリーの無謀な振る舞いに限界が来て、手始めにアメリカの下院選で民主党が勝利を納めた。
その後、日本でも参院選で、野党が勝利をおさめた・・・
他国でも似たような状況が発生している(南米の反米政権など)
それで、現時点で、アメリカ経済が破綻しかかっている。USダラー・バブル崩壊である・・・
その主な理由はマネー・バブルの崩壊です。
1.マネーゲームのしすぎ(マネーゲームはロスしか生産しません)
マネーがAからBに移動するだけ。それにつぎ込む手間やエネルギーなどがロスするだけです。
要するに、マネーの所有権が移転するだけです。つまり、ロスの生産です。
2.アメリカ人などの贅沢のしすぎ
贅沢の根拠は借金だったりしますが・・・
3.イラク戦争の戦費など
大きく言ってこのみっつがアメリカのマネー・バブルの崩壊をもたらしている。
それに加えて、温暖化問題(環境問題)、食糧問題、貧困問題などが絡んでいる。
なおかつ、資源は有限、環境負荷も有限なので、経済成長がほぼ飽和点に達して、相場などが不安定になっている。
それが、現時点での世界の状況だと思う。
加えて、民主主義の原点である「人権問題」もある。
これらのバランスを取って、ギリギリの状態でサステナビリティーを実現していく・・・
これが、現時点での世界の課題だと思います。
一言で言うと、2000年問題(20世紀から21世紀への移行)がクリアできていない(アメリカが先送りした)。
2000年問題をクリアするカギは「テクノロジ・ドライバー」である・・・
まず、コンピュータの世界(知識ネットワーク)で説明する。
*知識ネットワークでのテクノロジ・ドライバー = ブレイン・パワー
当初、テクノロジ・ドライバーはコンピュータ・メモリだった。つまり、微細加工技術である。それをもとに、CPUの高速化があった。CPUのほうには、システム設計技術、ソフトウェア技術などが含まれる。
それで、微細加工技術、高速化競争がほぼ終焉を向かえた・・・
で、今はどうなっているかというと、それらのコンピュータが光ファイバーネット・インフラで集積されようとしている。光ファイバーは1本辺り1Gbpsのデータが伝送できるので、充分である。
あとは、インフラ敷設、生産の効率化などインフラのへ適用問題だと思う。
要するに、ハードウェア技術はもはやテクノロジ・ドライバーにはなり得ない。
テクノロジー・ドライバーのインフラはシステム設計技術、検索技術などである。
光ファイバーネットワーク・インフラ、およびそれに繋がっているコンピュータ、データーベースが人類の知識の集積である。
その膨大な知識の集積(今、現在もどんどん追加されている)から、検索技術を使って、必要な知識を抽出し、人間が考えることにより、新たな知識や知恵などを生み出す。
つまり、検索技術などを利用して、人間が新たな世界を築くための知恵やノウハウを創造することこそ、テクノロジー・ドライバーである。
つまり、人間の脳力(ブレイン・パワー)こそ、テクノロジー・ドライバーである。そのツールがインターネットをベースとしたネットワーク・データーベースだと思う(Googleのだれかさんが、クラウドと呼んでいる?)。
注)テレビなども別の意味での情報源です・・・ こちらは専門家にお任せします。ブロードキャストとコミュニケーションの違いですが、それは相補的な関係にあると思います・・・ うまく組み合わせることで、よりよいシステムになると思う。
* 物流ネットワークでのテクノロジー・ドライバー = ブレイン・パワー
政府与党の誤り=> テクノロジ・ドライバーをオイル、道路などのハードウェア(それを実現する予算)だと考えている(20世紀モデル)
要するに、物流システム、交通システムという観点から、効率化・最適化を図らなければならない。ここでも、高速化競争は終焉を向かえている。高速走行は必ずしもエネルギー的に効率的でない・・・
キーは高速などの時間の短縮よりも、エネルギー効率だと思う。
よって、テクノロジ・ドライバーはシステム設計技術、省エネ技術などである・・・
それらの技術をベースにして、シミュレーションすることにより、温暖化への対処方法を示さなければならない。
つまり、ここでも、テクノロジ・ドライバーは人間の脳力(ブレイン・パワー)である・・・
* 人間の脳力を高めるには、健康が大事である。それに大きく関わるのが、「食」と「運動」だと思う・・・ = ブレイン・パワーのインフラ
つまり、
「医食同源」
がキーワードである。「薬」もある種の「食」だと捉えられる・・・ 体内に吸収するものだから・・・
過度の運動は「体に悪い」。適度の運動が効果的である・・・ 車と同じこと、、、
車は高速走行よりも、適正走行のほうがエネルギー効率もいいし、車自体への負荷も少なく故障も少ないはず・・・
* 軍事について = 秩序維持のインフラ
現時点で、秩序を保つために、軍事力は必要です。
大きく言って、アメリカ、ロシア、ヨーロッパ、アラブ、中国のバランスではないでしょうか?
資源も有限、環境への負荷も有限です。
大きな問題として、温暖化問題、食糧問題、貧困問題、人権問題などがあり、
無駄なエネルギーを使う余裕は少ないと思います。
ヘミングウェイが書いたように「武器よさらば」は大事なコンセプト。
武器がなければ、戦争はできません。
現実的には、最小限の武器で、秩序を保つ方策を探るべきです。
21世紀は、軍縮の時代だと考えています。
青柳洋介
追伸:政府与党は「決めた」ことを実行する、と頑迷に主張しているだけ・・・
「決めた」ことの「根拠」が不明・・・
決めたことの「根拠」を「議論する」のが政治家の「仕事」ではないの?
政府与党の「決めたこと」=「判断」は「誤り」だらけのような気がするが、、、
追伸:「裁判員制度導入」の「判断」も「誤り」のような気がするが、、、
追伸:スポーツでさえ、サイエンスやテクノロジーを利用して、トレーニングや戦略の立案をしないと、戦えない時代です。単なるスポ根の時代は終わりました。ブレイン・パワーが大きな要素です。選手個人にしても体力に加えて、戦略を試合で実現するブレイン・パワーが大事です。
追伸:新聞に出ていました。サイエンス、コンピュータ、マネーなどはすべてツール(道具)です。当然のことですが・・・ ブレイン・パワーは人の力。人が協力することでパワーは「プラスアルファー」になります。そのためには、「オープンシステム」による「相互理解」が大事です。そこには、ハート、ソウル、スピリッツ、ドレッド、魂、気合いなども関わっています・・・ 同時に理性、感性、論理、合理なども関わっています・・・
追伸:その時点の部分の総和は全体です。部分の繋がりがより良くなると、総和が増えるというだけです。よって、「オープンシステム」による「相互理解」を進め、「繋がり」を密接にすることが大事です。でも、その時点の部分の総和は全体です。部分の相対関係が変わって、全体が最適化されれば、全体のパワーがアップするということです。これは、単一化の逆です。多様な部分が適切に繋がれば、総和はより大きくなるということです。いずれにせよ、そのキーは「オープンシステム」です。空気の流れが良いということですが・・・ 密室の逆です。密室にはカビが生えるか、あるいは、生き物が窒息します・・・
追伸:「予定調和」はありえません。あるとすれば、「宇宙の死」です。宇宙は諸行無常、たえず変化しています。
追伸:「歴史は繰り返しません」。状況が「類似」していても、「同一」ではありません。そして、時間は前にしか進みません。時間に伴う現象は「不可逆過程」です。よって、「歴史は繰り返しません」。つまり、過去に戻ることは不可能です。
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