メイロマの本はマスメディアは取り上げない。当たり前。マスメディアをもろに批判している。だから、メガヒットにはならない。
メイロマはスティーブ・ジョブズをニューエイジ系だと書いていた。
この辺りの事情は、かつてのニューサイエンス、ニューエイジ系の本と似ている。
ニューサイエンス
○超常現象
The Great Web Of Life = 生命が織りなす偉大さ
The Great Web Of Lifeとは、フェノミナが関連して織られる織物のようなものだと思う。フェノミナが絡んだものを「リレーショナル・フェノミナ」と呼ぶ。
「リレーショナル・フェノミナが同期するとシンクロニシティが現象として発生する。このような現象のうち特にノーマルでない現象を超常現象と呼ぶ。超常現象が存在するのは明らか」
○超常現象(Paranormal Phenomena)
ESP(Extra-Sensory Perception)
幽霊 ただし、具体的には何か不明 ・・・フェノミナのひとつ
霊魂 ただし、具体的には何か不明 ・・・シンクロニシティを発生させる波動
UFO(Unidentified Flying Object)
波動(Wave)
エネルギー(Energy)
物質(Matter)
○シンクロニシティ(Synchronicity) 場合によっては大きな力になり得ると思う
アバランシェ
雪崩
地震
活火山
雷
磁気嵐
タイフーン
ハリケーン
サイクロン
渦
竜巻
連鎖反応
大爆発
核爆発
人体自然発火現象
テレポート ただし、量子レベル(波動?)の話とは思うが(ESPとも関連)。。。
○人
パウリ
ユング
大槻義彦
○方法論(疑似科学)
パウリの排他律とユングのシンクロニシティがセットだと考えられる。
大槻のキーとなる著作だと思われる。『超常現象を科学する―自然は不思議の遊園地』
大槻さんは電磁波から火の玉を作った。波動が物質化した? もしくは波動が凝結して火の玉というフェノミナになって現れた?
僕が捉える幽霊とは?微細なフェノミナがシンクロニシティにより凝結して大きなフェノミナとなったもの。
僕が捉える霊魂とは?シンクロニシティを発生させる波動のひとつ。つまり、霊魂により幽霊が現れる、ということです!
いつか、幽霊製造装置の原理を考えたはず。大まかに言うと、「光速ワープの渦を作る」当然のことながら、局所的に時空のゆがみが発生します。
トリガーは霊魂です。それにより各々のフェノミナがシンクロニシティ状態になります。各々のフェノミナが渦を巻き、光速ワープします。時空もゆがみます。そして、幽霊ができます。
○幽霊の作り方
バーチャル・リアリティ - リアル・バーチャリティ - 光速ワープ - どろろんぱっ
マルチメディアの威力・・・ニーナ・シモンの魂が、マルチメディアに乗って、SantoGoldへ、飛び火した・・・このようにして、ソフトウェアDNAは、進化していきます・・・
脳から、脳へ、飛び火する・・・
魂から、魂へ、飛び火する・・・
○擬似科学
超常現象(Paranormal Phenomena)が存在するのは明らか。この辺りは、パウリ、ユング、大槻あたりを研究するのがよいと思われる。大槻の著作『超常現象を科学する―自然は不思議の遊園地』
○パウリとユング
1945年にパウリは「1925年に行われた排他律またはパウリの原理と呼ばれる新たな自然法則の発見を通じた重要な貢献」に対してノーベル物理学賞を受賞した。受賞者にパウリを推薦したのはアインシュタインだった。離婚後間もない1931年初め、ニュートリノの仮説を提唱する直前にパウリは深刻な精神的不調に悩まされた。彼は精神科医・心理学者でパウリと同じくチューリッヒ近郊に住んでいたカール・グスタフ・ユングの診察を受けた。パウリはすぐに自分の「元型夢」の解釈を始めるようになり、難解な心理学者ユングの最高の生徒となった。間もなく彼はユング理論の認識論について科学的な批評を行なうようになり、ユングの思想、特にシンクロニシティの概念についての説明を与えた。これらについて二人が行なった議論はパウリ=ユング書簡として記録されており、Atom and Archetype(『原子と元型』)というタイトルで出版されている。パウリの排他律とユングのシンクロニシティがセットだと考えられる。
○ニューサイエンス
ニューエイジのコンセプトは受け入れられないものも結構あるが、ニューサイエンスの方は受け入れられる点が多い。現時点で、下記のように考えている
① 神秘主義 -> フェノミナ
② 意識の解明の手段は瞑想 -> 脳科学
③ ホロンシステム論 -> 部分と全体のバランス、部分の総和は全体である
かつて、ニューエイジという言葉があった。1960年後半から、70年代にかけて、アメリカの反戦運動をベースに起こった思想的潮流だ。それまでの、「進歩と発展」と否定し、「平和と調和」をスローガンに世界的なムーブメントとなった。
ドラッグ文化やヒッピーをもたらしたが、その歴史的功罪を整理すると、功の面として、「自然回帰」「全体性」「バランス」などがあげられる。これは、現在にも「エコロジー」、「フェミニズム」として生きている。罪の面では、西洋の価値観を否定するあまり、東洋神秘主義にはまり込んで理論を否定してしまったことだろう。
この流れを汲むのが、ニューサイエンスだ。ニューサイエンスは、ニューエイジの流れの一部であったため、その欠陥も以下のようにそのまま引き継いでいた。
①物理の分野では、コペンハーゲン解釈の非局所性、不確定性原理を、神秘主義と結びつけていた。
②意識の解明に瞑想を用いていた。
③システム論の部分では、「ホロン」を軸にしていた。しかしホロンは証明の方法論がなかった為、上記の2点ほど、思想的な欠陥ではないが、ホパーの「反証主義」には抵触していた。
この時代にGAIA、ホロン、自己組織化、グローバルブレインなどが次々と表舞台にのぼったが、良質なものは、今日に昇華されて残っている。そのエッセンスである「科学万能主義の終焉」「文理の融合」「学際的な知」「還元主義の否定」「生命の再定義」などの指摘は、今日の科学の方向性の礎となっている。
特に「複雑系」は上記エッセンスに近い方向性をもっている。ニューサイエンスの病理を取り除いた代わりに第3の検証方法としてのコンピューターシミュレーションを導入したものと捕らると、ニューサイエンスが遺伝子治療を施され、現代に復興したと見てもいいぐらいだ。
○ニューエイジ
Natural Majorはニューエイジのひとつだと思う。ニューエイジの考え方に賛同する点も多いが、受け入れられないこともある。例えば、カウンター的な思考、論理より直感的理解が優勢(個人的には相反しないとおもう)、汎神論的思考、
ニューエイジの特徴には「一元論」「汎神論」「自己聖化」「自己実現」などがある。このコンセプトで同意できるものは、「自己実現」のみ・・・
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