戸川昌子さんのお店、青い部屋でのライブ - 夜のサーカス
1.尾引さん
南シベリアにあるトゥバ共和国にある倍音唱法ホーメイの演奏。PAとの微妙なコラボが印象に残った。
アコースティックとエレキの融合のキーは「ゆらぎ」だと思う。
2.バーバラさん
バニー・ガールではなくて、うさぎの魔法使い? それとも、キャバレーの踊り子さん?
とくに、幕引きのときのオルゴールと鳩時計と柱時計などの音が三次元的で面白かった。
3.そんで、アホのステファンコとタブラの空中紳士。
いつもながらのハイパーな妖怪音頭・・・ ガンガンに飛ばしていた。
4.〆はステファンコのアリナミンの後に、すっきりさわやか吹雪サイダーと思いきや、だんだんとヨイトマケの歌、思い出ソングに遷移して行った・・・
吹雪さん(Vo)、バッキーさん(As)、辰巳さん(Tp)、田中さん(Ds)
大いに盛り上がって、大満足でした。
これは、ピアフの部屋。
場を取り仕切っていたケンイチくん、ソウヘイくん、ありがとう。
そして、戸川昌子さん、ありがとうございました・・・
写真&文:AO
ドロマイツ・オフィシャルサイト
吹雪ユキエ
青い部屋・オフィシャルサイト
追伸:ゆあ~ん ゆよ~ん ゆやゆよん は中原中也のサーカスのブランコの音でした・・・
音のすばらしい表現ですよね・・・ 孤独な詩人にだけ聞こえる音なのでしょうか?
中原中也
サーカス
幾時代かがありまして
茶色い戦争がありました
幾時代かがありまして
冬は疾風吹きました
幾時代かがありまして
今夜此処でのひと盛り
今夜此処でのひと盛り
サーカス小屋は高い梁
そこに一つのブランコだ
見えるともないブランコだ
頭倒(さか)さに手を垂れて
汚れた木綿の屋根のもと
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん
それの近くの白い灯が
安値(やす)いリボンと息を吐き
観客様はみな鰯
咽喉(のんど)が鳴ります牡蠣殻(かきがら)と
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん
屋外(やがい)は真ッ暗 暗(くら)の暗(くら)
夜は劫々(こうこう)と更けまする
落下傘奴(らっかがさめ)のノスタルジアと
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん
中原だけだと辛すぎるので・・・
高村光太郎
道程
僕の前に 道はない
僕の後ろに 道は出来る
ああ 自然よ 父よ
僕を一人立ちさせた 広大な父よ
僕から目を離さないで 守る事をせよ
常に父の気魄を 僕に充たせよ
この遠い道程のため
この遠い道程のため
追伸1:
「青い部屋」でライブを聞いたら、出た! 中原と高村が・・・
「青い部屋」は「幽霊屋敷」? 笑い
高村の没年は僕の生年・・・ 魂は時空を超えて飛び交う・・・
追伸2:戸川さんへ
「青」と「薔薇」素敵なコントラストですね。。。
CoBrA
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