パンデミック・レベル6
世界規模で感染が拡大、各国がどのような防疫体制を取れるか?
日本は? 平均点? 情報が混乱した点は否めない・・・
季節性インフルエンザで、毎年、5000人が死亡している。
新型インフルエンザは毒性が低い、しかし、感染力が強い・・・
新型インフルエンザの毒性が強い変種が発生することを想定してでの防疫体制だったはず・・・
この辺りの情報が国民に正確、的確に伝わらなかった・・・
NHKのホームページより
ワクチン234万回分廃棄へ
新型インフルエンザの輸入ワクチンのうち、234万回分が31日で使用期限となり、使われないまま廃棄されることになりました。
厚生労働省によりますと、31日で使用期限となるのは、スイスのノバルティス社が製造した新型インフルエンザの輸入ワクチン234万回分、価格にしておよそ30億円分です。
このワクチンの使用期限は製造から6か月で、今後はさらに余った分が廃棄されることになります。
新型インフルエンザの輸入ワクチンをめぐっては、接種回数が2回から1回に変更になったことや、流行が沈静化したことなどから備蓄分を考慮しても大幅に余っています。
厚生労働省は、輸入契約を結んでいるもう1社、イギリスのグラクソ・スミスクライン社との契約の一部を今月26日に解約し、ノバルティス社とも契約見直しに向けた交渉を続けています。
(3月31日 19時00分更新)
インフルエンザの次の流行シーズンに備え、厚生労働省は、現在流行している新型インフルエンザと季節性インフルエンザのそれぞれのワクチンを組み合わせて、1本にしたワクチンを製造する方針を示しました。
これは、15日に開かれた予防接種に関する厚生労働省の検討会で示されたものです。
インフルエンザのワクチンについて厚生労働省は、メーカーに対して従来から3種類の季節性インフルエンザのすべてに対応できるように組み合わせたワクチンを製造するよう依頼しています。
しかし、今シーズンは、新たに新型インフルエンザが流行していることから、検討会は、来シーズンの流行に備え、季節性インフルエンザと新型インフルエンザのそれぞれのワクチンを組み合わせて、1本にしたワクチンを製造する方針を示しました。
これについて厚生労働省は「季節性と新型のインフルエンザワクチンを1回で接種できるようになれば、接種する人の経済的な負担と身体的な負担を最小限にとどめられる」と話しています。
新型インフルエンザの世界の感染状況について、WHO=世界保健機関は、西アフリカで感染が拡大していることなどから、ピークを越えたと判断するのは時期尚早だとして、当面、最高レベルの警戒を継続する考えを示しました。
WHOはジュネーブの本部で専門家らによる緊急委員会を開き、世界規模での感染拡大がピークを越えたと判断できるかどうかを協議したあと、24日、フクダ事務局長特別顧問が電話での記者会見を行いました。
それによりますと、委員会では、北半球の北米とヨーロッパ西部では感染のピークを過ぎたとみられる一方で、西アフリカのモーリタニアとセネガルでは感染が拡大していることが指摘されました。
そして、委員会は、南半球の国々がこれからインフルエンザの流行期に入ることを勘案すれば、世界規模での感染が「ピークを越えたと認定するのは時期尚早だ」と結論づけ、WHOのチャン事務局長も委員会の結論を承認したということです。
これを受けて、チャン事務局長は、去年6月にフェーズ6として宣言した最高レベルの警戒を当面継続することを決めたうえで、数週間のちに、感染がピークを越えたかどうか、あらためて判断することになりました。
(2月25日 0時35分更新)
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