競争力
1位 シンガポール
2位 香港
フォーブス誌「アジアの不動産市場ランキング」 大陸部は5位
同誌は「グローバル不動産指標」サイトのデータをもとに、09年夏から10年夏の1年間のアジアの不動産市場を調べ、住宅価格の上昇幅でランキングを付けた。1位のシンガポールの住宅価格は38.1%上昇し、中国の投資家の投資行為とシンガポールの経済回復が主力となり、4月だけで住宅2207軒を取引していたことがわかった。香港での超低利子や世界経済の回復により、中国やロシア、日本などの海外投資家が香港に殺到し、豪邸の投資に熱中することで、香港の住宅価格は24.5%上昇し、アジアで2位だった。3位の台湾の住宅価格は20%(09年春から10年春)上昇した。両岸(大陸部と台湾)が昨年経済協力協議を結んだことで、大陸部の多くの投資家が台湾の不動産市場に目をつけたためだとフォーブス誌は分析している。中国大陸部の住宅価格の上昇幅は8.6%で5位につけた。フォーブス誌は、不動産市場に多くの資金が流れ込んでいるが、中国政府による利息引き上げや住宅所有権の制限、貸付緊縮などの措置により市場の過熱化を防いでいると指摘する。
その他のアジアの順位は、オーストラリアが4位(18.4%)、ニュージーランドが6位(4%)、マレーシアが7位(3.3%)、日本が8位(3.1%)、韓国が9位(2.9%)、インドネシアが10位(2.5%)だった。(編集KA)
「人民網日本語版」2010年9月26日
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