グーグルはグローバル企業でも、コンテンツは国内法に従わなくてはならない・・・
動画投稿サイト「ユーチューブ」を傘下に持つグーグルのブラジル法人トップ、ファビオ・コエリョ容疑者が26日、市長選候補を中傷する動画の削除を拒み、選挙法違反の疑いでブラジル連邦警察に逮捕された。ただ、裁判に応じることなどを理由に同日中に釈放された。動画はコピーが重ねられており、まだ見られる状態だ。
地元紙によると動画は、ブラジル中西部マトグロッソドスル州内の市長選の候補者が愛人に堕胎を強いたなどとする内容で、候補者側が削除を求めて地元裁判所に訴えていた。グーグル側は「我々はメディアではなく場を提供しているだけで、内容には責任を負わない」と応じず、同裁判所が逮捕命令を出していた。
ブラジルでは、北東部パライバ州でも、市長選の候補者を中傷する動画がユーチューブに投稿され、削除を拒んだグーグルの別の幹部に逮捕命令が出されていた。この際は、命令が撤回されており、実際に逮捕に至ったのは今回が初めてだという。(サンパウロ=岩田誠司)
http://www.asahi.com/international/update/0927/TKY201209270182.html
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