
コンピュータシステムを動作させるのは?
プロシジャー、つまり、手順記述言語でシステムの動作手順を記述する。
そして、システムの各モジュール・ソフトを記述するときには、プログラミング言語で記述する。
文学などは、自然言語で記述する。
シリンは、システムエンジニア、言語による記述は得意である。
対象がコンピュータの世界でも、人の世界でも、記述することには変わりない。
記述しやすい「言語」を使用すれば良いのである・・・
Creator Aoyagi YoSuKe
「イランの風景伝えたかった」文学界新人賞のシリン・ネザマフィさん (1/2ページ)
2009.5.8 20:21
このニュースのトピックス:文学・書籍
「文学界新人賞」を受賞したイラン人のシリン・ネザマフィ氏=8日午後、東京都千代田区紀尾井町(荻窪佳撮影)
純文学系の新人を対象にした「第108回文学界新人賞」の授賞式が8日午後、東京都内で催された。非漢字文化圏からは初めての同賞受賞者となったイラン人女性、シリン・ネザマフィさん(29)が会見し、「日本でイランのことを書く人はあまりいない。日本にはない、向こうの風景を伝えたかった」と笑顔で語った。
受賞作「白い紙」は、イラン・イラク戦争下の田舎町を舞台にした青春物語。パソコンを使って日本語で書いた。文章の構成には苦労した、と振り返るが「いまは文章を書こうと思うと、日本語の方が先に出てきます」。
日本で働きたい、と来日したのは10年前。日本語学校で学び、テレビ番組などを通じて言葉の習得に努めた。「日本語を覚えるには、ドラマではなく、芸人さんが出る番組がいいようです」と笑う。
大学は理系を選んだが、幼いころから物語をつくるのが好きで、両親に話して聞かせていたという。最初に小説を書いたのは14歳のとき。「作家になりたい」という気持ちは持ち続けていた。3年前にも、日本語の短編小説「サラム」で留学生文学賞を手にしている。「でも、この賞は手が届かない存在と思っていた。うれしかったし、びっくりもしました」
2年前に外国人として初めて文学界新人賞を受けた中国人作家、楊逸(ヤンイー)さんは昨年芥川賞を受賞した。シリンさんの今後にも注目が集まる。
「日本語を磨いて、次は戦争のような大きなテーマではなく、京都を舞台に、個人の考え方や生き方を描きたい」
◇
■シリン・ネザマフィ 1979年11月、テヘラン生まれ。神戸大大学院で情報知能工学を学び、現在、大手家電メーカーでシステムエンジニアとして勤務する。名前の「シリン」は「スウィート」という意味。家族は経済学者の父親と、母と姉。英語、日本語、ペルシャ語を自在に操る。大阪府在住。好きな日本語は「有言実行」。
0 件のコメント:
コメントを投稿