白鵬が赤い炎で、〆る・・・
これを見ると、相撲の原点、力士の原点は、モンゴルである、モンゴル相撲
大昔、NHKのアジア映画劇場で、だれさんだったっけ? 紹介した・・・
土俵入りは、鷹の舞・・・
すごかったよ~~~
ジンギスカンは男である、笑い
ゲイ者ではない、力士である・・・
タニマチは勘違いしている、力士とゲイ者は違いますよ、笑い
重鎮・佐藤忠男大先生
摩訶不思議、僕が東京で知り合った、在日韓国人の手下、名前が同じだ、忠男、笑い
馬高の学生だった、つまり、駒場学園高校、笑い
こいつらは、馬族だ~~~
いったいいつ頃から始まりそしていつ頃終わったのか定かではないんだけど、かつてNHK教育で日曜午後に、 「アジア映画劇場」という番組がやっていたのをご記憶だろうか? 東は韓国・中国から西はイラン・トルコまで、 アジア全域より優れた秀作の数々を紹介するといういい映画番組だったんだけど、ナビゲーターを務めるのが、 重鎮・佐藤忠男大先生ということで解説もわかりやすくアジア映画の奥深さをその番組で知った人も多いハズ。 まぁ佐藤先生は、かつて我らが石井輝男のエログロ映画を酷評しまくっていた人でもあるんだけどそれはそれ。 (しかし先生をアジア系の上映会で時々見かけるけど、あれ以上老けないというか、なんか最近ロボットみたい) で、なんで急にこんな話を始めたかというと、こないだの休日にいらなくなったビデオテープの整理をしていたら、 お笑いやプロレスばかり録ってある中にその「アジア映画劇場」を録画したものが5、6本ほど混ざっていたから。 まぁ混ざっていたなんて偶然見つけたみたいに書いているけど、要は長い間ほったらかしにしていたテープで、 実はそれ、ボクがバックパッカーをやっている時に、お袋が、まさにアジアを旅している我が子の無事を想って、 かどーかは知らないが、とにかく気が向いた時に録り溜めしてくれていたテープ。観なきゃ観なきゃと思いつつ、 だけどホラ、映画って、録画したらマズ観ないでしょ? それで何年も何年も埃だらけにしていたワケなんだけど、 今回、またしてもアテネ・フランセでアジア映画の特集が開かれるということで、これを機に、前哨戦じゃないが、 ついにそのテープを解禁することにしたワケ(したワケって偶然だし、今まで何回アジア映画の特集に通ったか)。 まぁ録り溜めていたとはいっても、せいぜい10本チョットくらいなんだけど、やっぱり中国映画や香港映画が多く、 すでに劇場やらなんやらで観ていた映画もあったのでこないだ観たというのはワリにレアと思われる5本の作品。 韓国映画の 『灼熱の屋上』(’95/イ・ミニョン)は、とある団地が舞台で、奥さんに暴力をふるっていたDVな夫を、 団地の奥さん連中が袋叩きにしたら勢い余って死んでしまい、当然、警察が来るんだけど彼女らは屋上に籠城、 基本コメディなんだけど、時代を背に、女性たちの男社会に対する抵抗や訴えを描いているなど内容はシリアス、 しかし最後は丸く収まってケッコウ痛快な1本だった。『過越しの祭り』(’95/シェミ・ザルヒン)はイスラエル映画。 “過越しの祭り”というユダヤの伝統行事に集まったとある家族の葛藤や融和を綴ったこれもなかなかの秀作で、 今年の冬に公開された 『シリアの花嫁』 もそうなんだけど、実は家族ドラマというのはイスラエル映画の十八番。 『南から来た少年』(’97/パルヴィズ・シャバァズィ)は、イラン南部の町から首都テヘランへ上京してきた少年の、 親切や行き違いを描いた実にイラン映画らしい心温まる小品で、番組じゃひと頃イラン映画をよく取り上げていた。 『戦争の後の美しい夕べ』 ベトナム映画 『歳月』(’98/ミー・ハー)。“ニョクマク”という魚を原料とした調味料(タイで言うナンプラーか?)を、 伝統的に造っているある一家の変遷を追いかけた作品で、要はドラマを通し、ベトナム現代史が語られるという。 味は中国映画っぽかった。そして最後、5本中最も面白かったカンボジア映画、『戦争の後の美しい夕べ』(’98)。 時代は1992年。その前年に、20年つづいた内戦がようやく終結を見たものの、すっかり疲弊し切ったカンボジア。 家族をポル・ポト派に皆殺しにされ難民キャンプも経験した青年がプノンペンへ戻りクラブの女に惚れるんだけど、 けっきょく悲恋で、要はその悲劇に現地の混沌を託したという映画。テープが伸び伸びで画像が悪かったものの、 それでも時折りウットリするほど映像が美しく(だから余計に物語が悲しい)、「これを創らなくてはならない」という、 創り手の熱い使命感もひしと伝わってきて本当に素晴らしい映画だった。なんで10年近くも観なかったんかなぁ? 先生によれば、監督はフランスで映画を学んだ人らしく、リティー・パニュって聞いたことあるな…と思っていたら、 去年の「ドキュメンタリー・ドリーム・ショー」で観た、娼婦たちの生活からカンボジアの現実の一旦を捉えた作品、『紙は余燼を包めない』 の人だった。軸がブレることなく、カンボジアを描き続けているワケだ。頼もしい人じゃん。 というワケで今回のアテネの企画は、上記5本にいずれ劣らないアジア映画の傑作を9本集めたものなんだけど、『細い目』 のヤスミン・アハマド監督や、インドネシア映画界の重鎮ガリン・ヌグロホ監督の映画ももちろんながら、 個人的には、先日日本初上映だった 『虹の兵士たち』(大名作!)の監督の 『エリアナ、エリアナ』 をぜひ観たい。 とはいえボクがおススメなのは(つーか唯一観てる)やっぱり 『下女』! 幸せなある家庭を恐怖のどん底に陥れる、 メイドの狂気を描いたキ○ガイ女映画の金字塔! その内ソフト化すると思うけど仕事サボって観る価値はあるよ! 『下女』(この写真見ただけでもう・・・) そしてインドの巨匠グル・ダット監督最後の作品もあり、インド映画といえばやはりアジア映画の中でもひと際、 傑出した印象なんだけど、そんな中、話はコロッと変わり現在久々にロードショー公開されているインド映画が、『チャンドニー・チョーク・トゥ・チャイナ』。このテのインド映画が一般劇場でかかるなんてホント久々と思ってたら、 なんでもインドへ進出したワーナー・ブラザースの現地製作第1弾映画らしくそれでか…という感じなんだけれど、 テットリ早くいえば、これはインド映画とカンフー映画をわかりやすくミックスした、要はインド映画名物歌と踊りと、 カンフー・アクションが一度に楽しめるというひと粒で(といってもやっぱり3時間近いけど)二度美味しい的な作品。 とはいえ、「♪夢は大きいが実行力ゼロ」というあまりな歌詞で始まる歌でわかる通り中身は生粋のインド映画! 傑作と言うにはチョットほど遠い感じだったけど、のんびり大いに楽しめる実に“らしい”娯楽作に仕上がっている。 話はもちろん、ド単純。“チャンドニー・チョーク”という首都デリーの下町で屋台をやっている冴えない男の元に、 万里の長城の麓で悪い金持ちに苦しめられているという中国人がアナタは中国の英雄の生まれ変わりだから、 一緒に中国まで来てその悪い金持ちを倒してほしい!と頼みに来る。で、なりゆきで中国に向かった主人公は、 紆余曲折を経て正義に目醒め、真の英雄となるべくカンフー修行を始め最後には敵を倒してめでたしめでたしと。 『七人の侍』 とカンフー映画のドラマ的定石を足した話をインド映画的スケールで見せるといった寸法なんだけど、 要は、インドじゃアクション映画のトップスターというアクシャイ・クマールの本格的カンフー・アクションということで、 “インド人がカンフーやる”ってだけでも楽しいものの、『キル・ビル』 にも出ていたゴードン・リュウが悪役だったり、 ジャッキーの 『シャンハイ・ヌーン』 に出ていたロジャー・ユアンが師匠役だったりするなど配役がミョ~に通好み。 一人二役を演じるヒロイン役のディーピカー・パードゥコーンもまさしく“ザ・インド美女”って感じで、そんな美女が、 中国の宮廷衣裳や、セクシーなチャイナドレスを身にまとって踊ってるのを観るだけでもインド映画好きには満足。 まぁいかに派手なアクションを見せられても 『チョコレート・ファイター』 の後じゃ味気ない感じではあったんだけど、 マズは3時間近く退屈しなかったし(かな?)、久々にインド映画ということでこれは観るならぜひ劇場で観たい1本。『スラムドッグ$ミリオネア』 の勢いも止まらぬ昨今、インドに興味ある人はマズは映画でインドを体感してみては? それにしても話は戻り、「アジア映画劇場」は本当にいい番組だったな。もっとたくさん録り溜めておけばよかった。 あの♪ポ~ポポッポポポポ~っていう牧歌的なテーマ曲が日曜の午後っぽくてそれがまたよかったんだよねぇ~。 やっぱアジア映画はいいな。なワケで、アジア特集とインド映画。「それではどうぞ、ご覧ください」(←佐藤先生風)「アジア映画の巨匠たち 国際交流基金提供アジア映画より」 [ アテネ・フランセ文化センター(水道橋or御茶ノ水) にて6月8日(月)~13日(土)まで開催(5日間) ] 『チャンドニー・チョーク・トゥ・チャイナ』 [ シネマスクエアとうきゅう(歌舞伎町) にて公開中 ] |
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