野生生物を食料にする場合の基準の話ではないだろうか?
米や麦は野生ではない・・・
マツタケや自然薯や野生種の朝鮮ニンジンなどは?
どんどん消えて行っている・・・
地球上の生物は大きく分けて、菌類と植物と動物
菌類は寄生、植物は光合成、動物はそれらを食べて生きている。
このような食物循環の中で、野生生物をどこまで食料に回せるか?
野生の定義も100%明確ではないが・・・
そのような議論になるのでは?
その中のイルカ問題、クジラ問題、マグロ問題じゃないの?
Jonnie Walker
シロイルカの生態
和名:シロイルカ学名:Delphinapterus leucas
英語:White whale 仏語:Bélouga 西語:Beluga
シロイルカの分類:クジラ目ハクジラ亜目イッカク科
シロイルカのサイズ
新生児:体長 約1.6m成 体:体長 ♂5.5m ♀4.1m 未満
体重 大きな個体は1,600kg
シロイルカのウォッチング最適地と適期
シロイルカのウォッチング最適地は、カナダのマニトバ州、チャーチル河口です。適期は7〜9月で、3,000頭以上のベルーガが周辺で群遊魚を補食するそうです。
シロイルカの地理的分布
シロイルカは北半球の高緯度海域にのみ分布します。
北極、または亜北極圏の海の沿岸に近い浅瀬に広く分布していますが、沖合の深い海域に至る事もあります。
シロイルカは汽水性の入江や川にも入り込み、色々な川で数千kmもさかのぼった個体が数例記録されており、形態学、遺伝学的な研究あるいはその分布から、少なくとも15の系群の存在が認められています。
シロイルカの特徴
シロイルカはずんぐりとした身体で、丸く小さな頭と、とても短い吻をしています。
シロイルカには背ビレはなく、無い背ビレの代わりに横に浅い刻み目のある峰が背中の中央部にそって走ります。
胸ビレは小さく丸みを帯び、成体の雄では先が反り返っています。
尾ビレの後縁は、多くの場合凸状です。
シロイルカは脂皮でダブダブとしており、体はしなやかで多くの場合、シワがよっています。
また、頸椎が癒合していないため、他のクジラ類と比べて首がよく動きます。
出生時のシロイルカは黒っぽい灰色か茶色がかった灰色で、
年齢を重ねるにつれて白さが増し、5〜12歳の間に真っ白になります。
歯は、通常、上顎の各歯列に9本ですが、すり減っていることも多く、
下顎の各歯列には8本ずつの歯があります。
シロイルカの行動
シロイルカは非常に群集性があり、約15頭以下のグループでいる事が多いのですが、時には数千頭の群が発見される事もあります。
群は年齢や性別で棲み分けていることが多いそうですが、雄だけの群、母子を含んだ混成群が知られています。
通常、シロイルカは水面で目立たず、滅多に跳躍もせずにゆっくり泳ぎます。
夏の間には大群が汽水性の入江の浅瀬に集合しますが、この間はとても活発です。
非常に騒々しいことから、シロイルカは「海のカナリア」と呼ばれています。
出産期は春から夏、4〜8月ですが、個体群により異なります。
色々な魚が餌として考えられていますが、多くの貝や底棲性の無脊椎動物も食べます。
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