オバマは、シリアが化学兵器を使用したら、軍事攻撃すると言った・・・
農薬は、ある意味で、化学兵器です・・・ 人は死なないが、生態系に悪影響を及ぼす・・・ 長い目で見たら、人にも悪影響を及ぼすのは明らかである・・・
汚染は気づかないうちに進むことが多い。世界中のイルカにとって、最大の脅威は汚染だ。イルカは食物連鎖の最上位に位置していて、生物濃縮された汚染物質を摂取する。小さな生き物、つまり、小さな魚が汚染物質(DDTやPCBなど)を食べて、組織に蓄積する。大きな魚は汚染された小さな魚を食べる。結果として、小さな魚が蓄えた汚染物質を体内に取り込む。そして、さらに大きな魚がその大きな魚を食べる。こうして汚染物質が蓄積される。汚染物資を蓄積した魚をたくさん食べれば、人にとっても危険だ。
イルカなどの海洋性哺乳類の組織が、有機塩素化合物で高レベル汚染されていることが分かった。この汚染物質は内分泌システムや、免疫システムを害して、認知発達障害を引き起こす。さらに悪いことに、汚染は授乳により、世代から世代へと伝わる。有機塩素化合物は脂肪に溶けるので、母が体脂肪を代謝して乳を造ると、この汚染物質が乳に混入する。そのために、赤ん坊は成長して自分でエサを捕る以前に、つまり、生まれてからすぐに、汚染物質の影響を受ける。その結果、汚染物質は世代から世代へと、幾何級数的に蓄積される。
福島沖のアイナメがセシウム高濃度汚染されていた。おそらく、生物濃縮である・・・
アイナメから2.5万ベクレル=セシウム濃度、過去最高値―福島第1から20キロ沖
0 件のコメント:
コメントを投稿