12/28/2009
不思議の国のアリスは? 僕は星?
オズの魔法使いが、ドロシーをお家へ帰してあげた。
アリスは、どうしたんだっけ?
ボールかなんかを追いかけて、穴に落ちた。そこは、
僕は、星に魅入られて、穴に落ちた・・・
そして最後に、アリスはお姉さんのいる木の下で目をさますのでした。
この世は、夢か、現か、幻か、胡蝶の夢か? - AO
おそらく、こういうのもあるはず・・・
この世は、夢か、現か、幻か、胡蝶の夢か? - 眠り姫
眠り姫発見~~~、あかりちゃん・・・
眠り姫を紹介します・・・
あかりちゃん、どこから来たの?
誕生日に出る、幽霊だ、分かったよ、笑い
まるで、織姫と、彦星みたい、だよな?
あかりちゃん・・・
テーマ:ブログayosuke-amebaの投稿ありがとさん・・・
お返事遅れて、ごめん。
Microsoftのまいこさんに、誘われて、twitterのメンバになったったら、かの有名なホリエモンがいた。ホリエモンの事務所がamebaにあったので、久しぶりにamebaに入ったら、あかりちゃんから、誕生日のお祝いが届いていた・・・
ホリエモンの男くさい事務所を女の苑にぶち込んだ。ざま見ろ~~~、笑い
http://profile.ameba.jp/akari-kira-kira/
あんたのルームもリンクしとくよ・・・
定番
- 趣味
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その他
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経緯 [編集]
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- ロリーナ・シャーロット・リデル(Lorina Charlotte Liddell - 13歳・本編序詩「黄金色の昼下がりに」の「一の姫(Prima)」)
- アリス・プレザンス・リデル(Alice Pleasance Liddell(en) - 10歳・「二の姫(Secunda)」)
- イーディス・メアリ・リデル(Edith Mary Liddell - 8歳・「三の姫(Tertia)」)
主な出版上の出来事 [編集]
- 1869年 - アメリカで最初の版が印刷される。
- 1871年 - ドジソンがロンドン滞在中に、もう一人のアリスことアリス・レイクスに出会い、鏡に映る彼女の鏡像についての対話が『鏡の国のアリス』の構想に結びつく。この本も非常な好評を博した。
- 1886年 - キャロルが初期の『地底の国のアリスの冒険』の複製本を出版する。
- 1890年 - キャロルが「0歳から5歳の読者のための」特別版The Nursery Aliceを出版する。
- 1908年 - 日本語への最初の翻訳がおこなわれる(日本での『不思議の国のアリス』の項目を参照)。
- 1960年 - アメリカの著述家マーティン・ガードナーが『注釈・不思議の国のアリス』(The Annotated Alice(en))と題して、『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』を1冊にまとめた本を出版する。同書では、ドジソンによるビクトリア朝の詩のパロディを含めて、両編への広範な注釈がおこなわれている。後の版では更なる注釈が追加されている。
- 1998年 - オークションで初版本が150万ドルで競り落とされ、それまでに落札された最も高価な児童文学書となる(1865年の初版本はわずか22冊の所在が知られており、17冊は図書館に収められ、残り5冊は個人の所蔵となっている)。
あらすじ [編集]
テーマとして含まれる要素 [編集]
目次 [編集]
- 第1章/ウサギの穴へ落ちて “Down the Rabbit-Hole”
- 第2章/涙のプール “The Pool of Tears”
- 第3章/コーカス・レースと長いお話 “A Caucus-Race and a Long Tale”
- 第4章/白ウサギ、トカゲのビルを送り込む “The Rabbit Sends in a Little Bill”
- 第5章/芋虫からの助言 “Advice from a Caterpillar”
- 第6章/仔ブタと胡椒 “Pig and Pepper”
- 第7章/キ印のお茶会 “A Mad Tea-Party”
- 第8章/女王様のクロケー場 “The Queen's Croquet-Ground”
- 第9章/代用海ガメの話 “The Mock Turtle's story”
- 第10章/ロブスターのカドリール “The Lobster-Quadrille”
- 第11章/誰がタルトを盗んだのか? “Who Stole the Tarts?”
- 第12章/アリスの証言 “Alice's Evidence”
登場人物(登場順) [編集]
- アリス (Alice) - 兎を追って不思議の世界に迷い込む少女。青いドレスに白いエプロンという格好が近年では定着しているが、これはディズニーの映画以降からの影響である。
- アリスのお姉さん (Alice's Sister)
- 白ウサギ (The White Rabbit)
- ハツカネズミ (The Mouse)
- アヒル(The Duck)
- ドードー鳥 (The Dodo)
- インコ (The Lory)
- ワシの子 (小ワシとも)(The Eaglet)
- 年よりのカニ (The Old Crab) - 若いカニの母親。
- 若いカニ (The Young Crab) - 年よりのカニの娘。
- 年よりのカササギ (The Old Magpie)
- カナリヤ (The Canary)
- トカゲのビル (Bill the Lizard)
- 子犬 (The Puppy)
- 芋虫 (The Caterpillar)
- ハト (The Pigeon)
- 魚の従卒 (おさかな顔の召使とも)(The Fish-Footman)
- 蛙の従卒 (カエル顔の召使とも)(The Frog-Footman)
- 公爵夫人 (The Duchess)
- あかちゃん (The Baby)
- 料理女 (The Cook)
- チェシャ猫 (The Cheshire Cat) - 英語の慣用句「チェシャーの猫の様ににやにや笑う」“grin like a Cheshire cat”を擬人化したキャラクター。この慣用句の語源にはいくつかの説があり、(1)酪農が盛んなチェシャー地方には有名なチェシャー・チーズをはじめとする酪農製品が豊富にあり、ミルクやクリームが好きな猫にとっては好物がたくさんあるからついニコニコするため (2)チェシャー・チーズに集まってくるネズミを捕まえてご満悦であるため (3)チェシャー・チーズが猫の形に作られていたため (4)当地方の有力な一族の紋章のライオンが、笑う猫に似ていたため、などが挙げられる。[1]
- 三月ウサギ (The March Hare)- 英語の慣用句「三月のウサギのように気が狂っている」“mad as a march hare”を擬人化したキャラクター。三月は野うさぎの発情期の始まりで、気が違ったように見えるという。
- 帽子屋 (The Hatter) - 英語の慣用句「帽子屋のように気が狂っている」“mad as a hatter”を擬人化したキャラクター。当時の帽子屋はフェルトの加工に水銀を使用しており、その影響によるものという。
- ヤマネ (眠りネズミとも)(The Dormouse) - 英語でヤマネは語源的に「眠るネズミ」の意味(冬眠が長いため)。またフランス語で“dormeuse”は「よく眠る(女の)人」の意味。
- トランプの2番、5番、7番 (Two, Five & Seven)
- ハートの王様 (The King of Hearts)
- ハートの女王様 (The Queen of Hearts)
- ハートのジャック (The Knave of Hearts) - “Knave”には「悪党」の意味もある
- グリフォン (The Gryphon)
- 代用海ガメ(海ガメフウ、海ガメもどき、にせ海ガメなどとも) (The Mock Turtle) - “Mock Turtle Soup”は海亀の代用品に仔牛を使ったスープ。“Mock Turtle”とは、海亀の代用に使われた仔牛を擬人化した架空の生物
- 陪審員たち (Jurors)
登場人物の原型 [編集]
詩と童謡 [編集]
- 「黄金色の昼下がりに」 "All in the golden afternoon..." - 『地底の国のアリス』の冒頭で、キャロルからリデル三姉妹へ捧げられた序詩
- 「なんて小さな鰐さんが」 "How doth the little crocodile..." - ビクトリア朝の童謡「なんて小さな蜜蜂さん」 "How doth the little busy bee"のパロディ
- 長いお話 The Mouse's Tale [1](en) - 家の中で猛犬に出くわしたハツカネズミが、むりやり裁判に掛けられる話。原文では文章を波打たせた視覚的効果がなされている(リンク先参照)。原題は「ネズミのお話」と「ネズミの尻尾」を掛けている
- 「いい年なのに ウィル親父」 "You are old, Father William..." - 老年期の幸福を語るロバート・サウジーの教訓詩『老齢の快適はいかにして得られるか』"The Old Man's Comforts and How He Gained Them" のパロディ
- 公爵夫人の子守唄「ちっちゃな子には怒鳴り声」 The Duchess' lullaby: "Speak roughly to your little boy..." - デヴィッド・ベイツの「優しく説き聞かせよ」 "Speak Gently"のパロディ
- 「きらきら光るコウモリさん」 "Twinkle, twinkle little bat..." - 「きらきら星」のパロディ
- ロブスターのカドリール The Lobster Quadrille - メアリー・ハウィット夫人の詩『蜘蛛と蝿』“The Spider and the Fly”のパロディ
- 「ロブスターの声がする、耳を傾け聞いたなら」 "’Tis the voice of the lobster, I heard him declare..." - 怠惰を非難するアイザック・ワッツの教訓詩『怠け者の声がする』 "Tis the voice of the Sluggard" のパロディ
- 海ガメのスープ Turtle Soup - ジェームズ・M・セイルズの流行歌「夜の星、美しき星」"Star of the Evening, Beautiful Star"のパロディ
- 「ハートの女王が つくったタルト」 "The Queen of Hearts..." - 実在するマザーグース
- 「君は彼女の元にいたと彼らが語り」 "They told me you had been to her..." - ドジソン自身により1855年に『コミック・タイムズ』に発表された、代名詞で構成された難解な詩。作中では白ウサギの証言として使われる。
テニエルによる挿絵 [編集]
著名な文章と表現 [編集]
言葉遊び [編集]
「はじめは、這い方(Reeling)と悶え方(Writhing)からでした」代用海ガメは答えました。「次は算数の四則です。野心(Ambition)、動揺(Distraction)、醜怪(Uglification)、愚弄(Derision)」
「わたし、『醜怪』なんて聞いたこともない」アリスは思い切って口をはさみました。「それって、何をやるんですか?」
グリフォンは驚きのあまり、両前足をふりあげました。「いやはや! 醜怪を聞いたことがないとはね!」グリフォンは叫びました。「じゃあ聞くが、美化は知っているかね?」
「はい」アリスはためらいがちに答えました。「それは……何かを……きれいにすることです。」
「うむ、その通り」グリフォンは続けました。「それなのに醜怪がわからないのは、お前さんが間抜けってことだよ。」
アリスはそれ以上醜怪について尋ねる気をなくしてしまい、代用海ガメに向きなおって言いました。「他には、何を習っていたんですか?」
「そうですね、謎(Mystery)がありました」代用海ガメは学科をひれ折り数えながら答えました。「古代の謎と現代の謎に、海洋学(Seaography)、それから話術(Drawling)……話術の先生はお年寄りのアナゴで、一週間に一度来ていらっしゃいました。この先生は僕たちに、話術と体の伸ばし方(Streching)と、とぐろを巻いて気絶するやり方(Fainting in Coils)を教えてくださいました」
- 這い方(Reeling)と悶え方(Writhing) - 読み方(Reading)と書き方(Writing)
- 野心(Ambition)、動揺(Distraction)、醜怪(Uglification)、愚弄(Derision) - 足し算(Addition)、引き算(Subtraction)、掛け算(Multiplication)、割り算(Division)
- 謎(Mystery) - 歴史(History)
- 海洋学(Seaography) - 地理(Geography)
- 話術(Drawling) - 絵画(Drawing)
- 体の伸ばし方(Stretching)、とぐろを巻いて気絶するやり方(Fainting in Coils) - 写生(Sketching)、油彩(Painting in Oils)
映像化作品 [編集]
- Alice in Wonderland (1903 film)(en) - アリスのもっとも古い映像化作品。
- 不思議の国のアリス (1933年の映画)
- ふしぎの国のアリス - 1951年のディズニーによるアリスのアニメーション映画
- Alice in Wonderland in Paris - 1966年のアニメーション映画
- Алиса в Стране чудес (мультфильм, 1981)(ru) - 1981年に放送した旧ソ連制作のアニメーション。全3話。原作を忠実にしているが、約3分の1はカットしている。
- ふしぎの国のアリス (テレビアニメ) - 1983年から1984年に放送された日本のテレビアニメ。
- Alice in Wonderland (1985 film)(en) - 映画
- アリス (1988年の映画) - ヤン・シュヴァンクマイエルによるアニメーション
- Alice in Wonderland (1999 film)(en) - テレビ映画
- アリス・イン・ワンダーランド - (2010公開予定) ティム・バートン監督、主演ミア・ワシコウスカ
日本における『不思議の国のアリス』 [編集]
文化とコレクション [編集]
『不思議の国のアリス』に影響された作品 [編集]
文学 [編集]
- ジェイムズ・ジョイスの小説『フィネガンズ・ウェイク』への『アリス』からの影響はよく知られている。『フィネガンズ・ウェイク』は夢に関する小説であり、以下のような文章を含んでいる。「アリシャス、ぐるぐる光り(トゥインストリームズ・トゥインストリームズ)、魅惑の鏡を抜けて巨人の国にいるのか?」「――孤独な不思議の旅人は我らを永遠に見失った。悲しき哉(アラス)アリスは鏡を割った! リデルは木の葉を抜けて閉じ込められ、我らは苦痛の謎にある」
- ウラジーミル・ナボコフは、『アリス』を母国語であるロシア語に翻訳した。ナボコフの小説は、“Ada, or Ardor”に見られる戯本のタイトルのように、多くのキャロルへの言及を含んでいる。しかしながらナボコフは、かれの生徒にして注釈者だったアルフレッド・アペルに、かの悪名高いペドフィリアの主人公が登場する『ロリータ』は、作品のテーマである写真術という芸術形式へのキャロルの興味にも関わらず、キャロルからの影響は意識していないと語っている。
- イギリスの作家ジェフ・ヌーンは、未来の空想上のマンチェスターを舞台にした作品“Vurt”(1993年)から始まる一連のサイバーパンク小説に、多数のキャロル語を挿入した。これらの作品において、ヌーンは不思議の国と鏡の国における論理の発展を、登場人物が没入する仮想現実サイバー詩の主題とした。これらの作品でなされうる解釈の一つは、『鏡の国のアリス』における「赤の王様の夢」の仮定と同様に、アリスの夢の中ではあらゆる事が起こるということである。また、ヌーンは彼自身が冗談半分に三作目の『アリス』と名付けた『未来少女アリス』を執筆した。この挿絵付き小説の中で、アリスは柱時計の中に入り込み、クォークという名の透明な猫やアリスの自動人形であるスリアなどの、奇怪な住民の住む未来のマンチェスターに現れる。
- フィリップ・ホセ・ファーマーのSF作品『リバーワールド』シリーズの登場人物にアリス・リデルがいる。アリス・リデルが死亡後、髪を失ってリバーワールドに復活したことになっているが、挿絵(もしくはディズニーのアニメ版)の印象が強いためか作中の人物は「髪があるなら金髪」と想像している。
絵画 [編集]
- ドロテア・タンニングの絵画『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』 Eine Kleine Nachtmusik (1946年)は、神秘的で恐ろしげな作風の中に『不思議の国のアリス』を連想させる。
漫画とアニメーション [編集]
- アリスはアラン・ムーアによる二つのアメコミ・シリーズ、『 リーグ・オブ・エクストラオーディナリー・ジェントルメン』(表紙にのみ登場)と“Lost Girls(en)”(成長した姿で登場)でも姿を見せている。
- アリスとバットマンが顔を合わせる“Haunted Knight”のような、多数のアメコミがある。
- 日本の少女漫画である内田善美の『星の時計のLiddell』には、アリス・リデルをモチーフにした不思議な少女が登場する。
- 日本の皆川亮二作の漫画『ARMS』では、キャラクターにアリスになぞらえたコードネームが付けられている。
- 日本の介錯作の漫画『鍵姫物語 永久アリス輪舞曲』は、幻の3作目のアリスの物語を巡る少年少女達の戦いを描いている(ただし作者はキャロルではなく、タキオンという架空の人物となっている)。
- 日本の高河ゆん作の漫画『ありす IN WONDERLAND』では、主人公の女子高生、仙道ありすと犬に姿を変えた207代ルイスキャロルが登場する、ラブストーリーとなっている。
- 日本のPEACH-PIT原作の漫画、及び松尾衡監督のアニメ作品『ローゼンメイデン』には、超越的存在の象徴としてアリスの名が使われている。また、そのアリスを目指す人形達の戦いはアリス・ゲームと呼ばれる。特に原作漫画版は異世界の扉や兎など、この作品の影響が濃厚にみられる。
- 日本のCLAMP作の漫画『不思議の国の美幸ちゃん』では、主人公の女子高生・美幸ちゃんが美女だらけの世界に迷い込み、毎回トラブルに見舞われる(ただし、「アリス」シリーズのストーリーやキャラクターが元ネタとなっているものは「不思議の国の美幸ちゃん」「鏡の国の美幸ちゃん」だけで、後続のシリーズは「~の国」というタイトルを借りた別物である)。
- 日本の冨樫義博作の漫画『HUNTER×HUNTER』のオリジナルドラマCD『HUNTERS IN WONDERLAND』では、ゴンやキルアを始めとするハンター試験受験生達がスペードの女王の支配する『ワンダーランド』にてスペードの女王との戦い(ゲーム)を繰り広げている。
- 日本の木下さくら作の漫画『魔探偵ロキRAGNAROK』二巻では、主人公のロキがウトガルドの国に入り、その国は不思議の国のアリスがモチーフである。なお、同作者作、ALICE IN WONDERLAND Picture Book はアレンジを加えつつも不思議の国のアリスの原作に沿った、アリスのコミック版である。
- 『ケロロ軍曹』のアニメ版(2ndシーズン)の第87話Bパートにアリスのパロディが登場。おなじみのキャラクターがルイス・キャロルの世界を熱演。
- 不思議の国をモチーフにした作品としてタナカタカコ作の漫画『アリス∞ワンダーランド』がある。
- 日本の少女漫画家小林瑞代の作品に『不思議の国の少年アリス』がある。
- 中原涼の「○○の国のアリス」シリーズ。天才てれびくんではこれを原作にアニメ『アリスSOS』が放送された。読書が大好きで特に『不思議の国のアリス』の大ファンという少年タカシが、さらわれたアリスを救うべく仲間と共に異次元を旅するという内容。
- 月刊Gファンタジーで連載中の漫画『PandoraHearts』に登場するヒロインが『血染めの黒ウサギ』のアリス(ビーラビット)である他「マッドハッター」「チュシャ」などの一部登場キャラクター、および世界観が不思議の国のアリスに強く影響されたものとなっている。
映画・テレビ・ラジオ [編集]
- ジム・ヘンソン監督による1986年の映画『ラビリンス/魔王の迷宮』は、アリスの物語の影響を受けた映画の一つに数えられる。この作品は明らかにキャロル的な作風を備えている。この映画は、言葉を喋る不思議な生物たちの住む奇妙なファンタジーの世界を冒険し、幾つものパズルを解き明かさねばならなくなった少女の物語である。
- 『マトリックス』(1999年)は、白ウサギのタトゥーに誘われて反乱組織に加わった主人公ネオを特徴としている。この映画の監督であるウォシャウスキー兄弟は、『不思議の国のアリス』がマトリックス三部作を貫くテーマであると述べている。また、アニマトリックスの『ディテクティブ・ストーリー』も『鏡の国のアリス』の引用が多い。
- 『ドニー・ダーコ』(2001年)では様々なキャロル的要素が、夢と悪夢や悪魔のようなラビットマン、グラウンドのゴルフホールなど、そのダークな筋書きに沿って改変されている。
- 『バイオハザード』(2002年)も幾つかの『アリス』に対する言及を行っている。名前のないメインキャラクターの一人は、アリスと呼ばれている。
- テリー・ギリアム監督作品『ローズ・イン・タイドランド』は、DVDソフトのパッケージに『ギリアム版「不思議の国のアリス」』と記述されている。
- 2007年1月4日に「ふしぎの国」を舞台とした特別番組「不思議の国のアリス 」がフジテレビで放送された。ただし、内容は原作とは無関係である。[2]
ポピュラー・ミュージック [編集]
- ビートルズは、「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンド」や「アイ・アム・ザ・ウォルラス」(ウォーラスは『鏡の国のアリス』に登場)のような曲で、シュール な着想を持っていた。
- ジェファーソン・エアプレインの楽曲「ホワイト・ラビット」は、LSDによる幻覚を、この作品世界に例えている。
- 1980年代のイギリスの音楽シーンで、「不思議の国のアリス」を意識した作品が多数出現したことも述べておくべきだろう。1982年を皮切りにし、ゴシック・ロックバンドやインディーズバンド関連において、アリスへのオマージュが集中したのである。例をあげると、のちにMissionのメンバーになるウェイン・ハッセイが在籍していたゴシックバンド、シスターズ・オブ・マーシー The Sisters Of Mercyは1982年にシングル「アリス」をリリース。一連のルイス・キャロル作品のヒロインをイメージしたこの曲はヒット曲となった。1983年にはロンドンにある、ゴシックバンドが好んでライブを行っていた名門のライブハウスBatcave Clubが、名前を"Alice In Wonderland"に変えた。
- スージー・アンド・ザ・バンシーズ Siouxsie & the Bansheesは自身のレーベルを"Wonderland"と名づけ、1987年にアルバム"Through The Looking Glass"(『鏡の国のアリス』の原題)をリリースした。
- 自身のミドルネームがAliceでもあるシンガーソングライターのヴァージニア・アストレイ Virginia Astleyの作品は、より明確にアリスへのオマージュが随所に散りばめられている。1983年の彼女のインストゥルメンタルアルバム"From Gardens Where We Feel Secure" には、アリスの冒険が始まった場所Godstowから数マイル南でフィールド・レコーディングされた小鳥のさえずりなどの効果音や、"Tree Top Club"、"Nothing is what it seems"、"Over the edge of the World"などの、小説内の情景を思い起こさせる曲が収録されている。
- グウェン・ステファニーの曲「ホワット・ユー・ウエイティング・フォー?」のミュージックビデオは、不思議の国のアリスにインスパイアされており、ハートの女王の迷路やマッド・ティーパーティを前面に押し出している。
- トム・ウェイツはアルバム『アリス』をレコーディングした。
- トム・ペティの曲「ドント・カム・アラウンド」のビデオもアリスの要素を含んでいる。
- INGRY'Sの永島浩之の曲不思議の国の女王様 CD未収録 ソロ3rdライブビデオにのみ収録
- 中島みゆきの舞台「夜会Vol.3 KAN-TAN」は、主人公の女性が夢の中で体験することがストーリーの中心になっており、夢の世界の案内人として「不思議の国のアリス」のウサギが登場する。(ちなみにタイトルの「KAN-TAN」とは中国の故事「邯鄲の夢」のことで、「不思議の国のアリス」とは「夢の中の出来事」という点が共通していると言える。
- 堀江由衣は、アルバム『水たまりに映るセカイ』・『黒猫と月気球をめぐる冒険』・『嘘つきアリスとくじら号をめぐる冒険』のタイトルを付ける際にアリスの要素が含まれている。また彼女自身も「不思議の国」だけでなく「鏡の国」といったアリスに関する作品のファンでもある。
- 谷山浩子は、『ウミガメスープ』、『ハートのジャックが有罪であることの証拠の歌』、『公爵夫人の子守唄』など実際に作中に出てきた詩に音楽を付け曲を作っている。また『アリス』、『意味なしアリス』などの「不思議の国のアリス」をオマージュにした作品も数多くある。
コンピューターとテレビゲーム [編集]
- 『アリス イン ナイトメア』のようなダークで血に塗れたPCゲームにも少女アリスは登場する。ほかに『サイレントメビウス アリスリデル』など。
- ロールプレイングゲームの『キングダム ハーツ』にはディズニーアニメの「不思議の国のアリス」のキャラクターが登場する
- PCゲーム“Thief: The Dark Project”には、巨大な屋敷に忍び込む初級レベルがある。屋敷の中は、最初の内は概ね普通であるが、より奥深くに進むにつれ、『アリス』と同じように“curiouser and curiouser”(不思議な薬を飲んで巨大化したアリスが口走る言葉。普通の英語では“more curious and more curious”)になっていく。“Thief: Gold”では、ファンの間では“Little Big World”として知られている、最初に非常に小さな村を通り抜けて巨大なキッチンに至る屋敷が加えられたセクションで、このアイデアが拡張されている。“Thief”は“Looking Glass Studios”で開発された。
- アーケードゲームの『メルヘンメイズ』(ナムコ)は、プレイヤーキャラクターが少女アリスである上、他にもストーリー展開や登場キャラクター(時計を持ったウサギ、トランプ兵、女王など)が「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」を題材としている。
- アトラスのゲームである「真・女神転生」や「ペルソナ」シリーズの中でも謎の少女として度々登場することがある。モデルになっているのは「不思議の国のアリス」のアリスであり、「死んでくれる?」が口癖である。
- 上記に挙げた以外にも『不思議の夢のアリス』(フェイス・PCエンジン)・『ありす・イン・サイバーランド』(グラムス・プレイステーション)・『Londonian Gothics 〜迷宮のロリィタ〜』(メガサイバー・ニンテンドーDS)・『不思議の国のアリス』(マップ開拓型ボードゲーム(ゲームボーイアドバンス・プレイステーション2))など『アリス』を題材ないしリスペクトしたコンピュータゲームは多数存在する。
- 2007年2月14日発売のPCゲームソフト『ハートの国のアリス 〜Wonderful Wonder World〜』(QuinRose)に、アリスや他のキャラクター(帽子屋、三月ウサギ、ハートの女王など)の名前が使われている。
- 2007年12月25日発売のPCゲームソフト『クローバーの国のアリス 〜Wonderful Wonder World〜』(『ハートの国』の続編)(QuinRose)にも、アリスを始めとしたキャラクターの名前が複数使われている。
- サンソフト制作の携帯電話アプリゲーム『歪みの国のアリス』は本作「不思議の国のアリス」をベースに作られている。
関連項目 [編集]
脚注 [編集]
- ^ 中日新聞(2008年8月31日付)
- ^ 不思議の国のアリス - フジテレビ
外部リンク [編集]
- 不思議の国のアリス(翻訳:道玄坂アカデミア)
- 不思議の国のアリス訳(プロジェクト杉田玄白内)
- Etext With Illustrations by Tenniel at the University of Adelaide(en)
- HTML version with Illustrations by Arthur Rackham(en)
- Illustrations(en) for Alice's Adventures in Wonderland by Arthur Rackham (1907).
- Alice's Adventures in Wonderland by Lewis Carroll - Project Gutenberg(en)
- Alice in Wonderland(en) HTML version
- Alice's Adventures in Wonderland(en) RSS version
- 英国政府観光庁 - ルイス・キャロルゆかりの地
参考文献 [編集]
- Lewis Carroll. Alice's Adventures in Wonderland and Through the Looking Glass. Penguin Books ISBN 0-14-030169-0
- ちくま文庫『原典対照/ルイス・キャロル詩集』ルイス・キャロル著/高橋康也・沢崎順之介訳 ISBN 4-480-02311-9
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