12/03/2007
壁の排除 - システムのオープン化
このダイナミックシステムのキーポイントは壁がないということ。
ドイツは2030年までに自然エネルギー発電の割合を40%超にするらしい。
ドイツの畜産農家が風力発電設備を十数機設置して、年間6億円くらいの売り上げをあげている。
それに比べて、日本は電力各社の間にも壁があり、各社間の送電線があまりにも細くてダイナミックな送電システムを実現できない。
なおかつ、制度上の規制があり、電力会社保護のために、民間の発電事業参入の障壁にもなっている。
ドイツは緑の党が中心になって、2000年頃に強力な法律を制定して、環境に優しいダイナミックな電力供給システムを構築した。これから先も、その方向で進むようだ。
ドイツでは、21世紀は自動車産業ではなく、環境に優しい発電事業が産業を牽引すると言っていた。
なおかつ、土地が広いアメリカや中国も自然エネルギー発電の割合をかなり高い値に設定していた。
どうするの? 日本は? 島国根性や村社会システムを早く捨て去らないと、ユーラシア大陸の東の果ての孤島になってしまうよ・・・
システムの中で閉鎖系が多すぎると、システム効率が悪化してしまう。密室談合利権などは閉鎖システムの最たるもの・・・
リビアのカダフィー大佐も、透明な入札システムを採用して、欧米の投資筋から熱い視線を浴びている・・・
アメリカの大富豪のバフェットさんも中国から株を引き揚げて、韓国に投資すると宣言した。そのこころは、造船・鉄鋼などの重工業・・・ 風力発電システムなどの量産に目を向けている?
青柳洋介
発車間近・・・ ザイオン・トレイン
21世紀のシステムと「摩擦」を起こしている・・・ 後戻りは「日本沈没」を意味しますが・・・
ありゃりゃ、、、
とおりゃんせ、とおりゃんせ・・・、天神さまの細道じゃ???、21世紀行き列車に乗り遅れるよ~~~
とおりゃんせ、とおりゃんせ
ここはどこのほそみちじゃ
てんじんさまのほそみちじゃ
ちょっととおしてくだしゃんせ
ごようのないものとおしゃせぬ
このこのななつのおいわいに
おふだをおさめにまいります
いきはよいよいかえりはこわい
こわいながらも
とおりゃんせ、とおりゃんせ
あほ~~~
阿智王 アチョー AcHo
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青柳洋介
バカロレア - 教育
日本の国会議員が受けたとしたら、かなり落ちそう?
ものすごく厳しい試験。最難関科目は「哲学」。試験時間は4時間あるいは3時間?
例:
「哲学者は時代を象徴する人物であるか?」「理性は幻覚に対する保障となりえるか」の
ふたつの論文のテーマとSaint-Augustinのテキストが出題された。
これは比較的簡単なテーマである。試験で出題されるのは「自由と人権の関係」、
「宗教」、「死」(フランス人の好きなテーマ)、理数系では「確率論」などが多いだろうか。
これらのテーマを定義し、様々な時代の哲学者の思想を引用し(試験前に念仏のように唱えている)
比較しきった後、自らの見解を述べる。ここで重要なのは哲学教師の好みの把握でもある。
カント、フッサール派の教師に無神論などをぶちかまそうものなら、余程説得力のある
論文でない限り、6点以上獲得する事はないだろう。
バカロレア試験はこの哲学で幕を開ける。
その模様はテレビのニュースで放映され、ある意味国民的イベントであるのだ。
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情報公開:
「サルコジ大統領は同試験で20点満点中9点で追試を受けた」
日本の国会議員が受けたら面白いと思う! もちろん日本語でかまいませんが。。。
注意:高校の卒業試験も兼ねています!!!
高校生:
バカロレアも受けるし、ファションや髪型もなかなかおしゃれな高校生もいました。(NHKでその様子が放送されました)
教育:
オランダ・ハーグの国際刑事裁判所の裁判官にトップで選ばれたのは「日本人女性」、僅差の2位で選ばれたのがフランス人・・・
だから、「自由と規律」をセットにして教育すべきです・・・
青柳洋介
ヌーヴェルヴァーグ - ゴダール
フランス人は「バカロレアの哲学」で脳を鍛えているので、こういう映画でも普通人が理解できる?
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なぜ、このタイミングでこの映画を見ているかは不明(2006年12月15日)
ゴダールの「ヌーヴェルヴァーグ」1990年。ものすごい映画!ものすごいコンセプト!
国家、政治家、官僚、倫理がない、強制、後払い、仕事
弁護士、ファイナンシャル・タイムズ、手の奇蹟
雨が降らない、未来、解決策は理想的、今年の夏は暑かったリラも桜も狂い咲き
日本対策は、真似されることはありません
男、女、恋、愛、孤独、死
物の本質とは
呪われた二人とは? 神と悪魔のこと?
私たちは使用人よ
女は常に家を求め、愛と信頼、物であり言葉ではない
皆さん、偉い方なんだ
なぜ、ドストエフスキーにとりついたんだろう?
どんな行動でも、言葉よりはまし
愛と西欧
金持ちと貧乏人
「時の流れとともに 大地は汚れて 黒くなり
人を寄せつけない
自然は厳しさをくずさず
死から 生きているものを守ろうとしない
むしろ その逆に 生きているものより 死者を守る
自然はまた 人類の苦悩には背を向けて
土と化した骨を守る」
いつドルが下がるか考えているのよ
ドルの相場は?
「犯罪礼賛ね」
「私たちの取り分は正当よ」
光は存在と時間を超越したときに、永遠に輝き続けるだろう
「中央銀行とは人形使いです 必ず破産を招きます」
「平和とは戦争に見える」
「思い出とは、自己と一体になって初めて現れる」
「人は言葉から、イマージュを作る」
「作業のスピードは1万倍になる」
「ドルは上がったか?」
「欧州人が米国に向かって礼賛すればね」
「下げるには?」
「ひざまずいて、慈悲を乞えばいい」
庭は完璧なものなどない、常に直しを必要とされる
沈黙の声に耳を傾けるのだ
「資本が払うのは、労働に対する報酬だ」
「商いは神聖です」
「裸のマハがベイルートにあるとは」
「三菱には高く売れますよ、ひまわりは」
「ひまわり」って何だろう?
「裁く人はどこにもいない」
内なる言葉だけが自己を再生させるのだ
そのうち 社会生活 習慣 原則などのうち
幾つかは消滅するだろう
われわれの社会は遺物となる
しかし 未来の人には 魅力あるものと映る
かつて
「かつて 金持ちと貧乏人は分かれていた」
具体物であり、抽象物ではない
記憶と幻想
「事は終わりぬ」
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すっげ~~~映画! 言葉とイマージュの世界、びっくり!
最低でも、もう一回は見る。
青柳洋介
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