新経団連の成長戦略

われわれが、日本をけん引してきた


よって、新成長戦略の大原則を提言する　－　新経団連会長


ひとつ、経営者は経営システムのデザインと健全な運営が仕事だ

よって、幹部社員は少数精鋭を旨とする

クリエイティブクラスの中でも、ハイセンスクラスこそ、役員である

人を殺すのが経営者ではない、人を活かすのが経営者である


ひとつ、報酬と賃金について

経営サイドの報酬は黒字から支払う

労働サイドの賃金は？

給与の切り下げはなし、据え置きか、切り上げである

ボーナスはゼロもあり、業績次第、成果次第の成果給とする


ひとつ、組合へ

労働組合と健保組合は協力して、労働者の健康を守れ

われわれがデザインした経営システムに従って、労働すれば、賃金と雇用は約束する

ただし、雇用については、移籍の自由を保証する


ひとつ、官へ

官は公僕である、サービス民である

健全なサービスを公共へ提供する

原資はわれわれの税金だ、心して、仕事せよ！


なお、官はカネを稼ぐのが仕事ではない、われわれのカネを使うのが仕事

財政赤字、１２００兆円、これが成果である

よって、賃金カットはアリ、ボーナスゼロもアリ・・・

不服のモノは、民へ移籍して、カネを稼いでもらう。そして、財政赤字の穴埋めをしてもらう


以上

成長戦略　－　新経団連会長　Jonnie Walker

心得）

労働者が健康であって初めて、労働生産性があがる・・・

労働生産性こそ、企業経営のカナメである・・・

注意）　リスクマネジメント

万が一、経営不振に陥った場合は？

社主は退任、経営不振の原因となった役員も退任

適切な後任に席を譲るべし

ただし、そのような場合には、経営組織が不健全になっていることが想定される

経営陣、幹部社員の刷新とともに、労働サイドも、組合員が適材適所へ移籍できるように、取りはからうべし

組合は、労働者の健康を守ることが、第一義である、雇用の確保は二の次・・・

組合員の移籍に関して、組合は責任を持って、バックアップすべし