他国のことよりも、自国の公正な情報を発信しろ ＝＞ JALのリストラは？
7月10日 13時6分 去年経営破たんしたアメリカの大手自動車メーカー、ＧＭ＝ゼネラル・モーターズが、新しい会社を発足させてから１０日で１年となり、工場閉鎖やリストラなどコスト削減を進め、できるだけ早い時期に株式の再上場を目指しています。 去年６月に経営破たんしたＧＭは、政府から巨額の金融支援を受けたうえで、異例ともいえる１か月余りの早さで裁判所の管理を終え、１年前の７月１０日に優良な資産だけを引き継いだ新しいＧＭを発足させました。破たん前に８つあった自動車ブランドを「キャデラック」や「シボレー」など４つに絞り込み、この１年でアメリカだけで５つの工場を閉鎖し、工場の従業員をおよそ１万人減らして、コスト削減を進めています。アメリカ市場での自動車販売が回復傾向にあることなどから、ことし１月から３月までの３か月の決算では、およそ３年ぶりに黒字に転換しました。しかし、労働組合との協定で、賃金の高い従業員を優先的に採用しなければならないルールに縛られており、生産コストは日本の自動車メーカーなどと比べると割高なままです。株式の７０％余りは依然として政府が保有しており、実質的には国有企業のままで、今後は、できるだけ早い時期に上場廃止となっている株式の再上場を目指すとしています。 |
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