鳩山党首（NHK)

改憲：　変えるべきは、変える、変えざるべきは、変えない

例）平和憲法の原則は変えない。地方分権など国の構造に関わる部分は変える。

改憲については、世の中が落ち着いてから、じっくりと・・・



個人的には、自衛隊などについても、慌てることはないと思う。

今は、リセット、チェンジが始まった。

米ロを中心にして、軍縮に向かうはずである。その中で、平和憲法の理念は「金の卵」である。

自衛隊から、最終的にはレスキュー隊を目指して、地雷の処理、不発弾の処理、自然災害の救援などのPKO活動を合法的に行えるように、自衛隊の存在が憲法上、矛盾がないような法体系に変えるべきだと思う。

現時点の憲法では、自衛隊の存在自体が違憲の可能性がある。


法治国家は、法治システムが公正に機能しないと、安定しない。

その最高法規が憲法である。なおかつ、成文法であるので、できる限り厳密であるべき。

立法府による、憲法解釈などが多発するようだと、憲法自体に問題があると考えられる。


よって、憲法に明記してある手順を踏んで、改憲すべき。


ただし、国民投票法は、違憲である。昭和天皇の序文に違反している。

国民の総意とは、民主主義的な意味で、有権者の過半数だと思う。

有権者の過半数が改正を是認したときに、改憲は可能である。


国の根幹をなす憲法を改正するのと、人を選ぶ選挙とは、意味が異なる。


よって、改憲に投票率を導入する法律は、違憲である。


2/3の議席を獲得した後に、強権を発して、立法した法律には、違憲立法のものが多い。


個人的には、2/3の議席を獲得した選挙手法自体が、違憲行政だと考えている。


靖国の軍神を利用した姑息な選挙だったと考えている。


よって、その流れで強権立法した法律は、公正な法律へと、再改正すべきである。


憲法改正についても、法律についても、考え方は同様である。


原則）　変えるべきは、変える、変えざるべきは、変えない

世の中に完璧なものなどない。例外のないルールはない。


個人的には、上記のような考えが、基本原則だと思う。



京都議定書がキーである。

まずは、京都議定書を遵守する。次期の温暖化条約に力を集中する。

今は、チェンジの時期。

改憲をするのは、２０１３年以降にマイルストーンを置いたほうが望ましい。

それまでは、世界が不安定である。変化の次期は、世の中が不安定になる。

あわてて、改憲をすることは、危険である。じっくり、腰を落ち着けて、構えるべきである。



社民党へ

改憲しない、守るという考え方よりも、現憲法をいかに厳密に使うか？

違憲立法の監視をする、現憲法に基づいた立法をする、など、現憲法を積極的に使うべきである。




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