ツポレフ１５４型旅客機

既に初飛行から40年以上が経過しているが、堅実な設計から現在もこれをフラグシップとする航空会社も多い。


ソ連製だが、フラグシップでもある・・・


flagship
【名】旗艦、最も重要な［主要な・一番目の］もの、主力商品、第1号店
【形】最重要な、最も重要な、主要な、一番目の
【＠】フラッグシップ、【変化】《複》flagships、【分節】flag・ship

4月10日 19時1分

ポーランドのカチンスキ大統領ら政府の一行が乗った旅客機が、ロシアの西部、スモレンスク州で墜落し、地元の州当局は生存者はいないもようだとしています。

現地時間の１０日午前１１時ごろ、日本時間の１０日午後４時ごろ、ポーランドのカチンスキ大統領や大統領夫人など、ポーランドの政府関係者の一行を乗せたツポレフ１５４型旅客機がロシアの西部、スモレンスク州の飛行場への着陸に失敗し、墜落しました。地元の捜査当局者の話によりますと、当時、飛行場周辺には濃い霧が立ち込めていたということで、旅客機は滑走路の手前にある森林地帯に突っ込んだとみられています。旅客機には少なくとも８８人が乗っていたとみられていますが、捜査当局は、実際の人数はまだ確認できないとしています。地元スモレンスク州のアントゥフィエフ知事はロシア国営テレビに対し、「生存者はいないもようだ」と述べ、全員の生存が絶望的だという見方を示しました。スモレンスク州は、第２次世界大戦中、旧ソビエトの秘密警察が、捕虜となった２万人ともいわれるポーランド軍の将校らを虐殺した「カティンの森事件」の現場があるところで、カチンスキ大統領は、事件から７０年になるのに合わせ、ポーランド関係者によって行われる追悼式典に出席するため、現地に向かっていました。

---Wiki

Tu-154（ツポレフ154；ロシア語:Ту-154 トゥー・ストー・ピヂスャート・チトィーリェ）は、ソ連で開発された3発ジェット旅客機である。

北大西洋条約機構 (NATO) の命名したNATOコードネームでは「ケアレス（careless：不注意な、軽率な、の意）」と呼ばれた。

概要 [編集]

Tu-154はツポレフ設計局が世界市場への進出を目指して開発した、Tu-134双発旅客機の拡大発展型である。同機で採られたジェットエンジン2基を機体後部両側に備えるという方法を踏襲し、垂直尾翼基部に3基目のエンジンを追加した、尾部集中装備方式の機体である。この方式はボーイング727やホーカー・シドレー トライデント等各国の旅客機が採っており、非常にスマートなデザインとして一時期大変好まれた旅客機のスタイルとなっていた。Tu-154M型になってからは、第3エンジンの空気取り入れ口が縦長の楕円形とされ、この機体の特色となっている。

既に初飛行から40年以上が経過しているが、堅実な設計から現在もこれをフラグシップとする航空会社も多い。主翼下にエンジンを懸垂しないスタイルから、駐機状態での胴体部の高さが低く、運用にあたって特別な地上設備を多く必要としない^[1]、という特色があるために、設備の整わない空港での運用が容易で、そのためもあってか、かつての共産圏の航空会社などで現在も多数が使用されている。

日本にも騒音対策を施したTu-154Mが多数飛来しており、日本へはウラジオストク航空がウラジオストクとハバーロフスクから新潟空港へ路線を就航させている。Tu-154B-2もかつては多数飛来していたが、現在は日本の騒音規制の法律上の問題から許可を得た特別機以外飛来することはできなくなっている。

また、発展型のTu-155は、現在ロシアで開発中の宇宙旅客機の母機としても使用されている。

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フラグシップ・フラッグシップ（Flagship）

• 艦隊の司令官が乗って指令・指揮を行う軍艦。旗艦を参照。
  • 転じて、多くの同類の物の中で最も重要なもの、最上級のものなどを指す。フラグシップ機、フラッグシップ店など。