伝統的な服装と、グローバル時代の服装
モロッコの新市街では、OLがスカートにシャツのような普通の服装をしている
そして、旧市街では、伝統のへジャブを着用している
グローバルに出て行くには、グローバルとマッチした服装の方が望ましいのかもしれない
文化摩擦のタネをグローバルの場で、つまり、文明世界と、文化世界を分ければどうだろうか?
標準服は文明世界で、民族衣装は文化世界で・・・
1/02/2010
平田オリザ
クリスマス・イン・テヘラン
スカーフ問題
アメリカと、フランスでは、自由は違う。いっしょくたにするな~~~
馬鹿もの~~~
イランのディレクターが一番タフ
フランスのブサンソンの芸術監督はビビっていた
平田は丸く収めようとしていた => 餓鬼
戦いなきところに自由はなし - 自由の女神
違いが分かることそ、ゴールドブレンドである - フェロモン錬金術師
平田オリザ(劇作家)、佐藤尚之(ブロガー/クリエイティブディレクター)、佐々木かをり(イーウーマン社長)、小山薫堂(脚本家/放送作家)、徳田祐司(アートディレクター)、須田和博(クリエイティブディレクター)、今村久美(NPOカタリバ代表理事)、佐々木康晴(クリエイティブディレクター)
3/28/2009
フェスティバル/トーキョー
フェスティバル/トーキョー
ライブ演劇を見てきた。本情報は、Google AdSenseでゲットした・・・
平田オリザ最新作『クリスマス・イン・テヘラン』と、その出演者たちの舞台裏を再現するアミール・レザ・コへスタニの新作『サン・ミゲルの魚』、そしてブザンソン国立演劇センター芸術監督のシルヴァン・モーリスが描くのは、なんとこれらの作品を制作する演出家の妄想。3ヶ国の演出家と俳優たちによる言語・文化の差異を超えたメタ・メタ演劇構造は、演劇をユートピアに到達させ得るだろうか!?
大まかな構成
プロローグ メセナの社交に関する皮肉? シルヴァン
前半 表舞台 「クリスマス・イン・テヘラン」 平田
後半 その裏舞台 アミール
エピローグ 面白いダンス シルヴァン
前半は?
多言語、多文化、多コミュニケーション、多リレーション・・・
舞台に複素多様体的空間ができた。それが、ある種のユートピアに見える?
日本人女優の
「ボンジュール、サラーム」 サラームはアラビア語で「こんにちわ(平和を、の意)」
に始まり、複素多様体的空間で、クリスマスパーティーが執り行われる。
多様体的コミュニケーション空間がいくつか同時にできて、それら全体が動く様子は圧巻であった。
平田はコミュニケーション・デザインを専攻している。その研究の賜物だと思う・・・
パネルディスカッションのトキに、鼻を切って質問した。
Q. 2点あります。
表舞台では、多様性の中に、パラレルでコミュニケーションが成立している(使用言語は、日本語、フランス語、アラビア語、英語)一方で、
裏舞台では、コミュニケーションが分断されていることが、一番印象深かった。コミュニケーションを成立させるためには、シェアできるファクターが必要である。
実際に作品を創っていく上で、コミュニケーションの分断をどのようにして打破したか?
それと、表舞台では、女の人は全員スカーフをしていた。その理由は?
回答)
平田:
表舞台のユートピアを実現するには、裏舞台で必死になって表舞台を支える必要がある。日本国憲法は、それこそ、ユートピアであるが、それを実現するのは困難である・・・
スカーフについては、舞台がテヘランなので、みなさん、スカーフをつけました。
アミール:
裏舞台で、スカーフをつけていたのはイラン人だけです。
表舞台が100%ポジティブであるということもなければ、裏舞台が100%ネガティブであるということもない。
全体の感想)
裏舞台へ入る時に、
「舞台側から、観客が見える。観客の皆さんが、役を演じる」と宣言した。
観客も舞台の構成要素。つまり、エキストラの役者のようなもの・・・
そして、劇場全体が舞台になった・・・ 中途で、舞台から、観客席へ向けて、カメラのシャッターを切った時に、フラッシュの光で、目がくらんだ・・・
この辺りの演出が面白かった。
そして、この芝居がノンフィクションなのか、フィクションなのか、曖昧になった・・・
パネルディスカッションの方法も面白かった。平田が真中で、その両サイドがアラビア語<->日本語、フランス語<->日本語の通訳
これにより、観客(日本語)とパネラー(日本語・フランス語・アラビア語)のコミュニケーション・ミスを防いだ。
コミュニケーションについて
コミュニケーションが成立しないのは、必ずしも言語の違いではない。
今や、世界が複雑化しすぎて、日本語の中でも、たくさんのコミュニケーション・ミスが発生している。専門用語の氾濫などを含めて、話が通じない場合が多い。
そして、言葉の壁が、階層の壁にもなっている。上層部の使う言葉を、下層部はあまり理解できない。
カースト制度をコントロールしている本質は、言語の壁だと思っている・・・
Creator Aoyagi YoSuKe
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