カリスマ店員ブランド「カリアング」の衣料品会社が破産
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森本容子さん(写真:産経新聞) |
SHIBUYA109のカリスマ店員だったことで知られる森本容子さん(33)が立ち上げたブランド「KariAng(カリアング)」を扱う衣料品会社「ローカスター」(東京都港区)が、東京地裁に破産申請し、7日付で破産手続き開始決定を受けたことが13日、わかった。東京商工リサーチによると、負債は数億円程度とみられる。
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「カリアング」は30代の女性をターゲットにしたブランドで、森本さんが手がけたことで話題を集めた。東京商工リサーチによると、ローカスターは2005年に設立され、全国の百貨店や専門店に16店舗を展開。09年7月期には年商約21億円を計上したが、急激な出店攻勢で一般管理・販売費が膨らみ、販路拡大に伴う不良債権の発生などで貸倒償却も重なり、収益が伸び悩んでいたという。
1年間に倒産した上場企業件数が過去最高を記録した2008年の33件に対し、2009年は20件。2010年は8件(2010年10月5日現在)を数えている。1月19日に会社更生法の適用を申請し同日更生開始決定を受けた日本航空は、単体の負債総額が6715億7800万円・グループ会社2社と合わせて2兆3221億8100万円(2009年9月30日現在)となり、単体では戦後4番目、金融機関を除いた一般事業会社では過去最大の倒産規模となった。
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