看板に胡坐をかいて、ガバナンス不良に陥った - メイド・イン・ジャパン
吉兆、パロマ、赤福、不二家、雪印・・・
雪印乳業、名門の歴史に幕 雪印メグミルクが吸収合併し一体化
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店頭に並んだメグミルク(写真:産経新聞) |
[フォト]昨年リニューアルしたばかり…雪印看板はどうなるの?
これに伴い1925年に創業し、売上高が1兆円を超える乳製品トップメーカーだった名門の雪印乳業は、消滅することになった。
雪印乳業では、2000年に同社の製造した乳飲料による集団食中毒が発生。さらに02年には、子会社の雪印食品でハム・ソーセージなどの原料の牛肉偽装事件が起き、消費者の信頼を失い経営危機に陥った。その後、バター・チーズなどの乳製品を扱う雪印乳業と、牛乳事業を行う日本ミルクコミュニティに分社化したが、09年に持ち株会社の雪印メグミルクを設立し、再び経営統合した。
今回、さらに雪印メグミルクが傘下の2社を吸収合併し一体化することになった。伝統の雪印乳業の社名は消滅するが、1社で乳飲料から乳製品を手掛ける体制に戻り再出発する。
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