音楽が聞こえるように
なったのは、Reincarnation(転生)という単語がニーナ・シモンのアルバムから聞こえた時点です。なんで、こんな単語を歌っているのだろうか? 確か、輪廻転生のことではなかったか? 僕は、この単語をダライ・ラマの講演テープで聴いていたみたいです。
Reincarnationについては、レナード・バーンシュタインが作詩した「Who am i」をニーナが歌っています。驚いたことにボブ・マーリィまでも、「Reincarnated Souls」という曲を歌っています。
ノルウェー人のエンジニアとReincarnationについて、英語で話しました。その過程で、彼がNirvanaについて言及しました。彼のイメージと僕のイメージが重なった時点で、僕の頭に「涅槃」という単語が浮かびました。分かった、Nirvanaは涅槃だ。すぐに電子辞書で調べたら、Nirvana=涅槃でした。
2005年10月22日 (土) アート & サイエンス | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
最強の棋士
コンピュータが棋士に勝ったとか、世界チェス王者に勝ったとか、話題になります。コンピュータが人に勝ったわけではないと思います。
正確に言うと、プロ棋士6段の腕前を持つ大学教授が、ソフトウェアを作ってコンピュータを道具にして、5段のプロ棋士と互角の戦いをして、負けた。チェスの得意なプログラマーが6人集まって、徹夜でプログラムを書き換えながら、チェス世界王者と戦って、1章1敗だった。
要するに人と人の戦いです。使うハードウェアがコンピュータか脳かの違いです。コンピュータの将棋やチェスをやって負けても、コンピュータに負けたのではなく、大学教授やプログラマが作ったソフトウェアに負けたと言うほうが正確です。将棋やチェスが弱い人が作ったソフトウェアには、それほど苦労をしなくても勝つ方法を見つけることはできるはずです。
コンピュータのハードウェア性能がどこまで向上するかはわかりません。それにより、より早く次の一手を決めることができるようになったり、より良い次の一手を選択できるかもしれません。でも、簡単には無敵のソフトウェアを作ることはできないような気がします。
無敵のソフトウェアとは、例えば先手必勝の完全な解を発見することでしょう。その時点で、将棋やチェスというゲームは、消滅します。でも、完全な解を発見するソフトウェアは、人間が作らなければなりません。これは不可能?
(あ洋介!)
2005年9月25日 (日) アート & サイエンス | 固定リンク | コメント (6) | トラックバック (0)
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