日経平均は朝高後に軟化、円高で上値重い＝２１日寄り付き
9時31分配信 モーニングスター
２１日の日経平均株価は前日比６２円３５銭高の９４４３円９５銭で寄り付いたものの、積極性の乏しさから下げに転じた。前日の米国株高を好感した買いが先行したものの、円の上昇基調が重しになって売りが優勢となっている。前日の大幅安の反動も期待されていただけに、上値の重さも嫌気されているようだ。
業種別では、三菱ＵＦＪ <8306> など銀行株が下落し、みずほ証 <8606> など証券株や、ＳＯＮＹＦＨ <8729> など保険株も売られている。ＪＦＥ <5411> など鉄鋼株もさえない。ＪＲ東海 <9022> 、ヤマトＨＤ <9064> など陸運株も軟調。関西電 <9503> 、大阪ガス <9532> など電力・ガス株も売りが先行している。帝人 <3401> など繊維株も下押している。個別では、１１年３月期連結業績予想を下方修正したタクマ <6013> などが安い。
半面、国際帝石 <1605> 、ＪＸ <5020> など石油関連株が上昇。三井物産 <8031> など商社株もしっかり。住友鉱 <5713> など非鉄金属株も物色されている。三井不 <8801> など不動産株や、三菱倉 <9301> など倉庫株も堅調。個別では、１１年３月期連結業績予想を上方修正したマクニカ <7631> 、上限２０万株の自社株買いを発表した小松ウオール <7949> などが物色されている。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、「１０社ベースで、売り１１４０万株、買い８００万株で、差し引き３４０万株の売り越し」（外資系証券）。午前９時２０分時点の東京外国為替市場は、１ドル＝８１円台前半（２０日終値は１ドル＝８１円２０銭－２２銭）、１ユーロ＝１１３円台前半（同１ユーロ＝１１２円１６銭－２０銭）で取引されている。
提供：モーニングスター社
業種別では、三菱ＵＦＪ <8306> など銀行株が下落し、みずほ証 <8606> など証券株や、ＳＯＮＹＦＨ <8729> など保険株も売られている。ＪＦＥ <5411> など鉄鋼株もさえない。ＪＲ東海 <9022> 、ヤマトＨＤ <9064> など陸運株も軟調。関西電 <9503> 、大阪ガス <9532> など電力・ガス株も売りが先行している。帝人 <3401> など繊維株も下押している。個別では、１１年３月期連結業績予想を下方修正したタクマ <6013> などが安い。
半面、国際帝石 <1605> 、ＪＸ <5020> など石油関連株が上昇。三井物産 <8031> など商社株もしっかり。住友鉱 <5713> など非鉄金属株も物色されている。三井不 <8801> など不動産株や、三菱倉 <9301> など倉庫株も堅調。個別では、１１年３月期連結業績予想を上方修正したマクニカ <7631> 、上限２０万株の自社株買いを発表した小松ウオール <7949> などが物色されている。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、「１０社ベースで、売り１１４０万株、買い８００万株で、差し引き３４０万株の売り越し」（外資系証券）。午前９時２０分時点の東京外国為替市場は、１ドル＝８１円台前半（２０日終値は１ドル＝８１円２０銭－２２銭）、１ユーロ＝１１３円台前半（同１ユーロ＝１１２円１６銭－２０銭）で取引されている。
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