映像による原爆被害の告発

このような具体的な活動こそ、効果的である

エジプトはイスラムの国、そして、イランもイスラムの国

イスラムは国境を超える、宗教に国境がないから


よって、エジプトとイランの話し合いなどで、映画の情報が効果を発揮するはず

エジプト 原爆テーマに映画祭

10月22日 6時22分 

エジプトで原爆をテーマにした映画祭が始まり、初日の２１日は、被爆者の男性がみずからの経験を語ったうえで核廃絶への支持を訴えました。映画祭は、来月までエジプト国内で行われたあと、来年にはヨルダンとクウェートでも開かれる予定です。

「ヒロシマ映画祭」と名付けられたこのイベントは、原爆をテーマにした映画の上映を通じて日本の被爆体験を知ってもらおうと、国際交流基金が主催したものです。初日の２１日には、会場となったカイロ中心部の文化センターに、およそ３００人が集まりました。映画祭では、まず、原爆が投下される前の広島の町並みをＣＧで再現して、被爆者の証言とともにまとめた記録映画が上映され、市民の暮らしが一瞬にして失われた様子が紹介されました。そして、被爆者の１人として政府の「非核特使」を務め、この映画の製作にも当たった田邊雅章さんが講演し、壊れた自宅のがれきの中から家族の遺品を探したみずからの経験を語ったうえで「原爆は大切なものをすべて奪い去りました。皆さんに同じ経験をしてほしくありません」と述べて核廃絶への支持を訴えました。訪れた若い女性の１人は「原爆で失われた人々の暮らしが具体的にわかり、被害の大きさがわかりました」と話していました。田邊さんは「被爆者として自分の経験を伝えるのが使命だと思いますが、予想以上の反応で来てよかったと思います」と話していました。