貧国ニッポン
著者の谷本真由美さんは、老婆心から、警告を発している。日本の制度の問題点や、日本人の異常さを指摘している。
この状況を変えないと、結局は日本はグローバルの中で淘汰される。
自然淘汰、適者生存である。
生物学
一般的な観点からは、ダーウィンの進化論に異を唱えるつもりはありません。だが、自然淘汰、生存競争、適者生存は生命の神秘を無視した、あまりにも大雑把な理論だと思う。
【自然淘汰】(natural selection)
進化論の用語。ある種の個体間で、ある形質を持つ個体がそれを持たない個体よりも多くの子孫を残すことができ、しかもその形質が遺伝するなら、その形質が後の世代により広く伝わるようになること。このような過程が集積することによって適応的進化が生じたとするのを自然淘汰説という。ダーウィンが提唱。なお、現代では淘汰の単位として遺伝子や集団・種が想定されることもある。自然選択。
【生存競争】(struggle for existenceの加藤弘之による訳語)
生物のすべての種は多産であるので、生存して子孫を残すのは環境に対する適者であり、不適者はおのずから淘汰されるものと見られ、これを同種の競争とみなして、生存競争という。ダーウィンはこれに基づいて自然淘汰説を立てた。原義は生存闘争で、その場合には異種間の対立関係を含む。
【適者生存】(survival of the fittest)
(H.スペンサーの造語、井上哲次郎が訳語)
生物が、生存競争の結果、外界の状態に最もよく適したものだけが生存繁栄し、適していないものは衰弱滅亡すること。
【食物連鎖】(food chain)
生物が群集内で互いに捕食者・被食者(食う食われる)の関係によって連鎖的につながっていること。その連鎖が複雑な場合、食物網・食物錯雑ともいう。捕食連鎖・寄生連鎖、生食連鎖・腐食連鎖などに区別する。
物質化したエネルギーは4つの力を保有している。そして、互いに引き付けあう(場合によれば、反発する)。物質には複雑化していく傾向がある。この傾向は4つの力と関連しているはずである。ここに生命誕生の謎が隠されている。単純な物質に太陽エネルギーが触媒として作用し、物質は複雑化してして行った。青い水の星、奇跡の地球が誕生した。 そして、それらすべてを生命体として捉えたものがガイア(地球生命体)である。
原子 -> 分子 -> アミノ酸 -> タンパク質 ・・・ 生命の誕生 -> 微生物 ・・・ (進化論) ・・・ -> 植物・動物 -> より複雑な生命体 -> 哺乳類 -> 人類 -> ガイア -> 太陽系 -> 銀河系 -> 宇宙
タンパク質から、生命の誕生に奇跡の大飛躍がある。まさしく、神の領域だと思う。ニュートンに始まった機械論的宇宙とダーウィンなどを経て生命論的宇宙へと進化する。生命論的宇宙の解明はガイアが生命体として機能し続けていくカギである。
物質の複雑化とエネルギー
原子 分子 化合物 炭水化物 アミノ酸 たんぱく質 細胞 組織 臓器 生物
ウイルス - 単細胞生物
植物(光合成、寄生、捕食)
生物
動物(捕食)
何故、物質は複雑化するのだろうか。四つの力、つまり、引力、電磁力、強い核力、弱い核力の影響が考えられる。四つのが重力場、電磁場において物質に作用する。
太陽電池は光合成の一種である。光エネルギーを電気エネルギーに変換する物理反応だ。植物の光合成は光エネルギーを使って化合物を生成する化学反応だ。原子力は核分裂または核融合の結果、エネルギーが発生する原子核反応だ。火力は化学反応エネルギーであり、水力、風力は運動エネルギーであり、地熱は熱エネルギーである。われわれが使用しているエネルギーは運動エネルギー(熱も含む)、電磁エネルギー(光も含む)、化学反応エネルギー(火)、原子核反応エネルギーである。
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